私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

心が満ちていく時

2016年06月10日 | 思うこと

人は誰でもほっとくつろげて、お気に入りの場所を持っていることだろう。
そこは自分の魂を休めるところであったり、物思いに耽って忘を忘れるところであったりもする。

私にとってそんなところは、この出窓の風景であり、
窓の光を背に、活けた花がシルエットになって浮かび上がる、

そんな変哲もない風景が、
一日で溜まった雑多な想いを
静かに終息させてくれる。




そして
机に頬づえついてぼーっとする時や




障子に映る影絵を見る時は、遠い昔のことが懐かしく思い出されて、
ふつふつと幸せな気分が心に満ちてくるのである。




コメント (8)
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