~ 紅(クレナイ)~
始め白色の花弁に段々と赤味が差してきて、最後には全体が紅色になります。
このくらいの紅の入り具合が一番にきれいです。
愛らしい雰囲気で玄関前を明るく彩ってくれています。
※「紅額」は「紅(クレナイ)」の間違いでしたので、訂正させて頂きました。
~ 七段花 (シチダンカ)~
別名:七変化 ユキノシタ科
江戸時代にシーボルトの「フロラ・ヤポ二カ」で世界に紹介されたヤマアジサイですが、
その後長きに渡って存在が確認出来ず、昭和34年に神戸の六甲山中で発見されるまで
絶滅したと考えられ「幻の名花」とされていました。
星型の装飾花が、淡い青色、薄紅色、淡い紫色に変化していく様がとてもきれいです。
蒸し暑くなる時期に、この爽やかな色合いで庭を涼し気に装ってくれます。
~ 九重八重 (くじゅうやえ)~
大分県九重連山産のヤマアジサイ アジサイ科
濃い青色の八重額咲き
中央の両性花部分も八重化して最後まで残り、美しい姿を留めます。
菫色に近い青色で、艶やかな色合いです。
濃い花色ですが、葉に比べて花が小さいので優しい雰囲気を持ち、
読書やパソコンで疲れた眼や心まで癒してくれる、そんなアジサイです。
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~ 甘茶 (アマチャ)~
別名:甘茶の木、木甘茶、小額草
ヤマアジサイの変種で山地に自生 ユキノシタ科
葉を乾かすと甘味が出るため、これを煎じて飲料にします。
4月8日の灌仏会で釈迦像にかけたり、飲んだりしますね。
用土が酸性の場合は花色が青くなり、アルカリ性だとピンクになるそうですが、
我家の甘茶は、始めは黄色味を帯びた白色で段々と青みを増してきます。
この花色の移り変わりと、丸い花弁の可愛らしさが魅力です。
和やかな雰囲気を持ち、玄関先でお客様のお出迎え役です。