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私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

*放射状雲*空をダイナミックに貫く三本の帯状の雲

2021年04月08日 | ある風景

~ 放射状雲 4月1日撮影 ~

先日の朝、庭に出て空を見上げると
なんと、空いっぱいに
三本の帯状の雲が東西を貫いていました。




~ 段々と雲が広がってきた様子 ~

ネットで調べてみると
平行に並んでいる帯状の雲が
遠近法により放射状に見えることがあり
この時の雲を「放射状雲」と呼ぶのだと知りました。

雲形分類では
「雲塊の配列による分類」に当たる変種の一つとのこと。

※ウイキペディア参考






数分もすると
雲がそれぞれ幅を広げて一体となっていきました。


* * *

当地は温暖で雨の少ない乾燥しやすい土地柄です。
雲は発生するのに水分が必要ですから
このように空を貫くように大きな雲は発生しにくく
今までに見たことがありませんでした。

これも気候変動のせいなのだろうか?
そう思うと
昨年の秋に見た天女の羽衣のような雲が思い出された。
↓↓


~ 肋骨雲 2020年10月2日撮影 ~

この時にアップした時には分からなかったが
後から調べてみると「肋骨雲」とのこと。

そう言えば背骨から出て
背中から胸までを覆う肋骨のようだ。

この雲もこの時に初めて見て驚いた。
上の「放射状雲」と同じく
雲形分類では
「雲塊の配列による分類」に当たる変種であり
雨やくもりの前兆とのこと。

* * *

このような
今までに見られなかった雲が出現するようになり
気象の不思議を感じると共に
「何かが変わって来ている」と不安に思うのでした。









朝日を受けて黄金色に輝く裏山の景

2020年11月23日 | ある風景

まあ~なんという光景でしょう~♪
今までに見たことのない裏山の景色です。

こちらの山には赤くなる木はあまりなくて
せいぜい葉が落ちる前に茶色になるくらいでした。

それが、今年は黄葉で埋め尽くされていました。
黄色になる木や植物が急に増えたのでしょうか。


~ そこで輝く黄葉を集めてみました ~


黄葉は陽を受けて眩しいほどに輝きます。



まるで黄色の花が咲いたのかと見紛う姿です。



谷に黄葉が輝いて目を引きます。



鬱蒼とした草むらも黄色に染まっています。




谷にも一本の木が輝いていました。
満開の桜にも見劣りしませんね。





谷にはクズの葉が黄色の塊りを作っています。



クズの蔓は木を覆い尽くしています。
この辺り一面が黄色になる日も近いのでは。

ひょっとして、裏山がいつもになく黄色だったのは
このせい?



谷間にも陽が当たり黄色に輝いています。




綺麗な球状の黄色の塊りです。



眩しいほどに黄金色です。




ノブドウの葉もこんなに黄色に染まりました。




実にきれいな黄色です。



空の青さに黄葉が映えています。





谷の向こうは竹藪
黄葉を引き立てていますね。

*紅葉狩りならぬ黄葉狩りの裏山散歩でした*




*秋の日の心に残る光景*ぽっかり浮かぶ雲、川の煌めき、桐の実、山を占領しそうな背高泡立ち草

2020年10月28日 | ある風景

このところお天気が良くていい気分です。
散歩に出ると
空にぽっかりと雲が留まっていました。
無風状態なのでしょう
その場にじっとしていて動きません。
なんとものんびりしていて
可笑しさがこみ上げて来ました。
いったい、いつまでそこにいるんだい~♪



川に目をやると
水面が朝日で煌めいていました。
キラキラと場所を変えて煌めきが続きます。
ずっと眺めていてもいいくらいに美しい。




山に目をやると
桐の木が実をいっぱいつけていました。
桐の御紋の本物です。
高々と天に向かって生る桐の実。
堂々たるものです。




桐の実のアップです。
葉も実も枯れた頃、その姿を活け花に使いたいのに
あまりに高くてどうにも採れません。
これだけ高くなると誰も手出しが出来ないんですね。




まあ~!
山が黄色い!
背高泡立ち草に山が乗っ取られそうです。
来年の秋には全山黄色尽くしかも知れません。


※コメント欄はお休みさせて頂きますね(^_-)-☆






姫路城西御屋敷跡庭園・好古園の写真にPCのトップ画面とスタート画面が変わっていました♪

2020年10月13日 | ある風景


10月2日までPCのトップ画面は燕の写真で
スタート画面も我が家のバラを撮ったものでした。
もう、そろそろ季節に合ったものしないとね~
そう思っていると、
10月3日
好古園の写真がいきなり現れて驚きました。

主人も同じように思っていたらしく
私が撮りためたものの中から取り込んでくれたようでした。
表紙は好古園の中の
「松の庭」から姫路城西の丸を望んだ一枚です。




スタート画面は紅葉の美しい好古園の様子です。
この写真は昨年(2019)11月28日のものです。
九つの趣の違う庭園は、それぞれに紅葉が美しく
どこも見ごたえがありました。
今年は気温の下がりが早かったので
紅葉の見ごろは少し早いかも知れませんね。

写真のコンテストもありますよ。
賞金狙いで私も参加したことがあります。
新緑のきれいな頃の写真で応募しましたら、
なんと入選して好古園の廊下に展示して頂けました。
残念ながら賞金はなしでした(^^;)

参加することに意義があると言われますし、
皆さんもいかがでしょうか~♪

* * *

思いも寄らず、主人が取り込んでくれた写真で
毎日PCを開く度に好古園の
きれいな風景が眺められて良い気分です。
久々の主人のグッドジョブでした(*^^)v


※この紅葉の様子は2019年11月29日アップの
「紅葉輝く*好古園*姫路城西御屋敷跡庭園の散策」
をご覧ください。





秋の日は釣瓶落とし*窓に映る日の入りの一刻の輝き*

2020年09月04日 | ある風景

このところ日の入りがうんと早くなりました。
台所の窓に映る丸く明るい玉は
日没前のほんの数分間見られる光です。
午後5時50分頃、光の量がマックスに達します。






窓の向こうには藤棚があって、
葉の隙間から、沈みゆく太陽の光が入り、
葉の揺らぎに合わせて、光がきらきらと
場所を変えて煌めきます。




日が落ちるにしたがって光の数が減っていきます。
この美しい光景が見えるのは、ほんの数分間
季節限定の光のショータイムです。
夕飯の支度の手をちょっと休めて眺めました♪




しだれ梅と水仙の咲く畑の小屋の風情

2020年02月28日 | ある風景

裏山の畑の脇に小屋が建っている
その小屋の脇には
毎日ここに来るわけでもないだろうに、
まるで主の庭にあるように
いつもそこで眺めて楽しんでいるように
しだれ梅と水仙が植えられていた。

きっと
大事にしてもらっているのだろう
どちらも嬉しそうに美しく咲いている。


※コメント欄はお休みしますね(^_-)-☆



紅葉圧巻の彩り*姫路城西御屋敷跡庭園・好古園*と晩秋の姫路城

2019年11月30日 | ある風景

11月28日の「紅葉輝く*好古園*姫路城西御屋敷跡庭園の散策」の続きです。

好古園には趣の違う九つの庭園が造られています。
前回は、その内の最も大きな「お屋敷の庭」を紹介しました。
今回はその他の、築山池泉の庭、松の庭、夏木の庭、流れの平庭、
竹の庭、花の庭を順不同で紹介します。
では、ゆっくりとお楽しみ下さい(^_-)-☆




























~ 花の庭 (花笠亭)~
芙蓉とノジギクがきれいに咲いていました。
※ノジギクは兵庫県の県花です。








~ 松の庭 ~
お城を借景にしています。

















 ~ こちらからはお隣の姫路城です ~



~ 姫路城と大イチョウ ~




わずかに残った紅葉が彩りを添えていました。




西の丸の見える所は最高の彩りでした。





残りの桜の紅葉が晩秋の佇まいを演出していました。





~ 大手門 ~
重量感ある大手門に黄葉が映えていました。


好古園と姫路城は隣り合わせです。
桜の頃、牡丹の頃、青葉の頃、紅葉の頃、
それぞれに美しい姿を見せてくれます。
両方セットでお楽しみ下さいね(^_-)-☆

千姫ぼたん園
三の丸高台では、4月中旬から5月上旬にかけて約700本の牡丹や
ツツジなど折々の花々を楽しむことが出来ます。

※コメント欄はお休みさせて頂きますね(^_-)-☆



紅葉輝く*好古園*姫路城西御屋敷跡庭園の散策

2019年11月29日 | ある風景

好古園は
姫路城西御屋敷跡に造られた池泉回遊式の本格的な日本庭園です。
発掘調査で確認された武家屋敷跡や通路の遺構を生かして
御屋敷の庭、茶の庭など趣の違う九つの庭園が造られています。



この日は(11月27日)薄日の射す穏やかな一日
大勢の訪問者がそれぞれに紅葉を楽しんでいました。




~ 御屋敷の庭の門 ~

各庭園の入り口には長屋門、屋敷門、園内には渡廊下など
江戸時代の建築が再現されていることなどから、
時代劇や大河ドラマのロケ地にも使われているそうです。




~ 築地塀 ~




それでは、ここからお屋敷の庭を散策してみましょう。







整然とした中の紅一点も素敵です。









渡廊下からきれいな景色が撮影出来ます。
好古園では写真コンテストもあります。
景色を楽しみながら応募されてはいかがでしょう。



渡廊下から見る滝と紅葉です。







茶室(潮音斎)から見る大滝と大池の景色。




向こうに見えるのが渡廊下です。
屋敷門を入って、この渡廊下を通ってここまで来ました。










~ 園内最大の池泉式回遊庭園 ~

姫山原生林を借景とし、250匹の錦鯉が生息する大池は
瀬戸内海の風景を表しているとのこと。
手入れの行き届いた松や悠々と泳ぐ鯉は、御屋敷の庭に重厚感を与えています。










紅葉のグラデーションがきれい~
紅葉の生じ方が分かる見本のようですね。



園内は見事に整備されています。
この先は茶の庭、苗の庭等に続いていきます。

※ 好古園は約一万坪の敷地を有しています。
他の庭園の紅葉の様子は次に続きます。
最後に姫路城も登場しますよ(^_-)-☆





初秋の青い空と朝日に輝く姫路城

2019年09月09日 | ある風景

姫路城は正面だけでなく側面から見てもビューティフル♪

これは昨日(9月8日)午前7時、東側から見た姿です。

青空をバックに朝日を浴びて輝いていました。


※ あまりにきれいだったので、皆さんに紹介したくてアップしました。
御覧頂ければ嬉しいです。
コメント欄は閉じさせて頂きますね(^_-)-☆



移ろいゆく春 *~満開の桜と木々の若葉が同居する今~*

2019年04月14日 | ある風景

ウグイスの鳴き声が響き渡る谷にひっそりと咲く桜
萌え出た若葉をバックに咲いています。




寒い日が多かったせいか桜はまだ元気いっぱい。
それとは相反して、日中の強い日差しで若葉もスクスクと育ち、




満開の桜と若葉のコラボとなりました。




~ 桜美し若葉美し ~




~ 春盛ん、初夏近しの景 ~

※ 撮影は4月12日



東京都品川区 🌸御殿山の桜と令和提灯と歴代提灯並木🌸 東京特派員の写真より

2019年04月08日 | ある風景
こちらは御殿山に設置された令和提灯。文字は 国際的に活躍する書道家・万実(まみ)氏の作品 ~ 歴代の元号の書かれた提灯並木 ~ 御殿山は高級住宅街で城南五山のひとつ 名は将軍の鷹狩の休憩所があったことから *~庭園とカモ~* 今回の写真は私的美遊空間の東京特派員(娘)からの提供。 令和提灯の設置は7日で終了、8日以降は東京マリオットホテル内。 ※参考 ウィキペディア・ゴテンヤマ トラストシティーニュース

光のどけき万葉の岬 *ツバキと瀬戸内海の景* &万葉集で詠まれた縄の浦の今昔

2019年04月03日 | ある風景

~ 兵庫県相生市金ヶ崎の椿園より瀬戸内海を望む ~

暖かな日差しに誘われてツバキと海を見に行って来ました。

こちらは兵庫県の西に位置する造船の町相生市
相生湾の東南の端にある金ヶ崎の椿園です。
左上は「家島諸島」右上に見えているのは「小豆島」です。
程よくかすんで素敵な春の景色でした。




中央のお椀のような小さな島は「君島」といい
万葉集巻十二に収められている歌に出てくる島ですが、
万葉集では「鳴島」と詠まれています。

「室の津の 湍門の崎なる鳴島の
磯越す浪に 濡れにけるかも」 詠み人知らず

(室の津の、潮流が早い海峡にある鳴島の磯を
越す波に濡れてしまったことよ)
前途のはるけさを思って詠んだ舟行旅愁の歌

※湍門 (たんもん)= 海峡の狭く流れの速いところ




「縄の浦ゆ 背向に見ゆる奥つ島
漕ぎ廻る舟は 釣しすらしも」 山部赤人

(縄の浦にたどりついて振り返ると、はるか沖合いに見える島、
あのあたりを漕いでいる舟はまだ釣りの真っ最中らしい)

※ 写真の島は「家島諸島」です。
文中の島ではありません。




「玉藻刈る 唐荷の島に島廻する
鵜にしもあれや 家思はざらむ」 山部赤人

(この私は、玉藻を刈る唐荷の島で、えさを求めてつたっていく
鵜であろうか、いや私は鵜なんかではないのだから、
どうして家を思わないでおられよう)

※ 「唐荷の島」は沖合の島で、地(じ)の唐荷(からに)、
中の唐荷、沖の唐荷の三つの島があります。

これらの歌は標識にある通り、それぞれ石碑が建てられています。




このように、この地で詠まれた和歌が多いことから
「万葉の岬」と呼ばれるようになりました。




~ 相生湾 石川島播磨重工業のドック ~

和歌に詠まれた「縄の浦」です。
今日は大型船がドック入りしていました。




~ 万葉岬から見る相生湾 (縄の浦) ~

大型船が2隻並んでいる様子は圧巻でした。
「海賊と呼ばれた男」に出てくる日昇丸二世は
こちら播磨造船所(後の石川島播磨重工業➡IHI)で建造され、
この相生湾で進水式を済ませ、イラン石油の輸入に成功しました。


山部赤人がこの光景を見たらなんと詠むでしょう。
万葉の香りと現代が同居する「縄の浦」でした。

※ 参考
相生市HP、清川妙の万葉集(私の古典2・集英社)


新宿御苑 * プラタナスの道とバラ園 * フランス式整形庭園にて

2018年11月19日 | ある風景
✧ プラタナスの道 ✧



~ 10月26日 黄葉になる頃訪れました ~

緑に黄色、オレンジ色が混じってきれいでした。
今頃はすっかり黄葉になっているようです。
本日のtakeziisanさんの「鈴懸の径」を拝見して
時期が過ぎていたので、お蔵入りさせるつもりでしたが、
思い直してアップしてみました。




~ ベンチでくつろぐ人たち ~




~ プラタナス(鈴懸) の並木道 ~




~ 樹皮が独特のはがれ方をしています ~
プラタナスの木の特徴だそうです。



✧ バラ園 ✧



~ フランス式整形庭園をバラの花壇が囲んでいます ~




~ ビルを借景にして ~
まだバラが見頃でした。




~ インターナショナルヘラルド トリビューン




~ ドコモタワーを借景に ~




~ ハニーブーケ ~

* * * * *

✧ 御苑の木々



~ 御苑内の名木案内 ~




~ 20~30mもの巨木があります ~
下を歩く園児と比べると大きさが分かりますね。




~ 10月桜を鑑賞する外国人たち ~




~ 10月桜 ~




~ 子福桜 ~




~ 松でしょうか、樹皮がキリンの模様の様です ~

立派な木々と美しい庭園
ここが東京の副都心だということを忘れてしまいます。

※ コメント欄はお休みさせて頂きますね。
次回は日本庭園とお茶室をご紹介します。



六本木ヒルズ * 黄昏の東京シティービュー *

2018年11月05日 | ある風景

~ 黄昏時にいち早く明かりの灯った東京タワー ~

こちらは六本木ヒルズ内にある超高層ビル「森ビル」の
52階屋内展望回廊からの眺めです。




これが六本木ヒルズ森ビルです。
この52階の展望回廊(海抜250m)を目指します。

低層部はショッピングモール
中層部はオフィス
上層部は会員制文化施設、美術館




お隣は(写真では左側)「朝日放送」




前には「毛利庭園」
慶安3年(1650年)毛利家の上屋敷が建設され、
その大名庭園がこの庭園のルーツとのこと。

都会の中のオアシスです。
春には桜が美しく、夏にはビアガーデンがあるそう。
開園は7時~23時まで。




横を走るのは「六本木けやき坂通り」
東京タワーが見える400mほどの通りで、
沿道にはルイ・ヴィトン、フェラガモなどの
ハイブランド店が軒を連ねます。

冬には欅並木にともるイルミネーションが有名で
この時期にはカップルだらけだとか・・・(^^;




さて、52階の展望回廊にやって来ました。
ぐるりと360度の東京シティー見物が出来ます。




ひゃ~あ!高くて目が眩みそう~

六本木駅のあたりは標高30mほどあり、ヒルズはさらに10mも高く、
品川方面などの海に近い地区からは40m位は高いとのこと。
さすがの眺望です。



いよいよあちこちのビルにも明かりが灯って来ました。
東京タワーが浮き上がりきれいです。




黄昏時は、大都市・東京がアートに見える時

左上に東京スカイツリーが見えています。
この森ビルの屋上にはオープンスカイデッキ(屋上展望台)があり
海抜は約270m
海抜の、展望台の高さとしては東京タワーやスカイツリー
よりも高いのだそうです。

※ この写真は52階の屋内展望回廊からのものです。