~ 放射状雲 4月1日撮影 ~
先日の朝、庭に出て空を見上げると
なんと、空いっぱいに
三本の帯状の雲が東西を貫いていました。

~ 段々と雲が広がってきた様子 ~
ネットで調べてみると
平行に並んでいる帯状の雲が
遠近法により放射状に見えることがあり
この時の雲を「放射状雲」と呼ぶのだと知りました。
雲形分類では
「雲塊の配列による分類」に当たる変種の一つとのこと。
※ウイキペディア参考

数分もすると
雲がそれぞれ幅を広げて一体となっていきました。
* * *
当地は温暖で雨の少ない乾燥しやすい土地柄です。
雲は発生するのに水分が必要ですから
このように空を貫くように大きな雲は発生しにくく
今までに見たことがありませんでした。
これも気候変動のせいなのだろうか?
そう思うと
昨年の秋に見た天女の羽衣のような雲が思い出された。
↓↓

~ 肋骨雲 2020年10月2日撮影 ~
この時にアップした時には分からなかったが
後から調べてみると「肋骨雲」とのこと。
そう言えば背骨から出て
背中から胸までを覆う肋骨のようだ。
この雲もこの時に初めて見て驚いた。
上の「放射状雲」と同じく
雲形分類では
「雲塊の配列による分類」に当たる変種であり
雨やくもりの前兆とのこと。
* * *
このような
今までに見られなかった雲が出現するようになり
気象の不思議を感じると共に
「何かが変わって来ている」と不安に思うのでした。