*~ 母子草(ハハコグサ)~*
ふわふわでモールで作ったような
触ると温かさそうな花です。
今、裏山では、イネ科の植物も見頃です。
↓↓↓
左は「スズメノカタビラ」、右は「ネズミムギ」
穂が出て間もない頃が、小振りで使いやすく
見た目も美しいです。
夕化粧(ユウゲショウ)
↓↓↓
色といい形といい愛らしい~♪
ネズミムギとスズメノカタビラを際立たせて
あっさりと入れてみました。
イネ科の植物は
穂の形が様々で、それぞれに魅力がありますね。
風が撹拌してくれて
これもいい感じです~♪
*~ 雌待宵草 (メマツヨイグサ)~*
雌待宵草(メマツヨイグサ)は夕暮れ時から咲き始めます。
花言葉は「浴後の美人」
よく似合っているし、おしゃれですね~
そして
翌朝にはしぼんでしまう儚さから「うつろいやすさ」
とか
「ほのかな恋」
こちらもぴったりですね~♪
裏山の朝散歩(8時半ころ)では
まだ咲いている個体があって
それを急いで摘んで
しぼばぬうちに、入れてみました。
そこに姫小判草(ヒメコバンソウ)を足してみました。
↓↓↓
*~ 姫小判草(ヒメコバンソウ)~*
三角形で小さな穂が可愛いでしょう~♪
振ると鈴のような音がするので
「スズガヤ」の別名もあります。
最後にピンクの片喰(カタバミ)を足しました。
↓↓↓
*~ 片喰(カタバミ)~*
雌待宵草+姫小判草+片喰
全体の姿です。
雌待宵草がしぼんでしまうまでの時間との勝負です。
何とか間に合いました(^^♪
こちらは5月21日、間に合いませんでした💦
↓↓↓
ピンクの夕化粧(ユウゲショウ)は元気いっぱいですが
雌待宵草は、閉じかけてしまいました。
※参考ー四季の雑草図鑑 宝島社
裏山で咲いている野ばらは
家に持ち帰っても、良い香りを放っています。
洗面台の隅に飾って
その香りを楽しむことが出来ます。
バックにモザイクをかけてみました。
テーブルの上に置いてみました。
花入れ、花、ともに実物大です。
掌に乗るサイズで可愛いでしょう~♪
主人お気に入りの絵の前に飾ってみました。
小さいのであちこちに移して楽しめます。
野ばらをいっぱい使って
紅ウツギを足元に入れてみました。
甘い香りでお客様をお出迎えです。
*~ 裏山に咲く野ばら ~*
近くを通ると、素敵な香りが漂って来ます。
甘くて爽やかで
そして、上品な香りです。
*~ 庭で咲く紅ウツギ ~*
紅ウツギは花もきれいですが
蕾もキャンディーのようでラブリーです♪
冒頭の写真と同じものですが
縦にすると雰囲気が変わりますね。
枠を入れ替えて遊んでみました。
ここに活けたのは
どこにでも咲いてる雑草と呼ばれる花ばかり。
でもどの子も可愛らしくて
出会うと嬉しくなります。
*~ 夕化粧(ユウゲショウ)~*
四弁の濃いピンクがチャーミングです。
*~ スイバ ~*
ほんのりピンク色のこの頃が一番きれいです。
*~ ニガナ(苦菜)~*
一本でもパッと目立って存在感があります。
*~ チガヤ ~*
ふんわりとした穂が優し気です。
*~ ナガハグサ ~*
こうしたイネ科の植物もレースのようで素敵です。
*~ オオ二ワゼキショウ ~
似た花で「ニワゼキショウ」がありますが
これは基部が膨らんでいるので「オオゼキショウ」
先日Fukurouさんのブログで勉強させて頂きました。
*~ 左側がオオニワゼキショウ・右側がニワゼキショウ ~*
*~*~*~*
オオニワゼキショウとニワゼキショウの違い。
※「オオニワゼキショウ」
基部が膨らんでいる。
花が小さくて、果実が大きい。
花の筋の色が薄くて目立たない。
※「ニワゼキショウ」
基部が膨らんでいない。
花が大きく筋が濃くてはっきりしている。
果実が小さい。
偶然に
摘んだ花の中に両方あって
実物で確認出来て良い勉強になりました。
Fukurouさんに感謝です(^_-)-☆
庭ではスズランが愛らしい姿で咲いています。
スズラン一種で素敵ですが
裏山散歩で出会った
ハルジオン、ニガナ、ペラペラヨメナの三種を合わせてみました。
スズランを中央に入れて
その周囲に上から時計周りに
ハルジオン(薄ピンク)、ニガナ(黄色)、ペラペラヨメナ(白)
スズラン(鈴蘭)は可愛らしい形が魅力的。
すがすがしい香りも素敵です。
*~ ハルジオン(春紫苑)~*
繊細な花弁と薄ピンクの花色がチャーミングです。
こんなに可愛いのに
種がよく飛んでどこでも生えるので(屋根にも)
「これを折ったり、摘んだりすると貧乏になる」と言い伝えられているそう。
*~ ニガナ(苦菜)~*
小さな花ですが、ちゃんと存在感があります。
日本の在来種で日本全土に分布しているとのこと。
これより花弁の多いのは「ハナニガナ」
*~ ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)~*
中央アメリカ原産の外来種
別名「メキシコヒナギク」「ゲンペイコギク(源平小菊)」
この花は昨年初めて我が家の庭で咲きました。
種がどこかかから飛んで来たのでしょうね。
今年も咲いてくれたので
どうやら根付いてくれたようです。
この金銀の花入れは
義姉が捨てると言っていたものをもらい受けて来ました。
小さな花をちょこんと入れるのに重宝しています。
※参考 四季の雑草図鑑 宝島社
*~ 白い枠に入れて ~*
*~ 日向で群生している蔓桔梗 ~*
遮るものがなくて伸び伸びと咲いています。
道端に咲いていた仏の座と合わせて活けてみました。
*~ 黒いラインで囲ってみました ~*
同じような画像ですが
陽当たりと風の具合で、別な花が咲いたり向きが変わったりして
全体の姿が微妙に変わってきます。
自分で活けた形とは違っていると
「あれっ!こっちの方がいいんじゃない~♪」ということも。
それぞれがいいので枠に入れてみました。
※軒下ギャラリー(外なので陽や風が当たります)
玄関ポーチに花を活けて勝手にそう呼んでいます(^_-)-☆
先日、久しぶりに裏山散歩に行くと
なんと、なんと~♪
オオヤシャブシがきれいに色づいているではありませんか。
コロンとした実も付いていて、とっても素敵です。
↓↓↓
まずは、オオヤシャブシと藪椿の二種で
あっさりと活けてみました。
↓↓↓
二種ですっきりした姿です。
それぞれの存在がくっきりと際立ちました。
これはこれで良いのですが
バックに衣通姫(ソトオリヒメ)を入れて
賑やかにしてみました。
↓↓↓
冒頭の写真と同じです。
左からオオヤシャブシの雄花、実、藪椿、衣通姫。
↓↓↓
裏山にはオオヤシャブシの他に
桜と馬酔木(アセビ)も咲いていましたよ♪
↓↓↓
春の訪れを感じさせてくれますね。
次の散歩ではどんな花に出会えるか楽しみです。
ずっと昔、たぶん20年以上前のこと
市内のあるお宅に伺った時
隣家の前庭にきれいな熊笹が茂っているのを発見しました。
それ以降
そのお宅の前を通る度に、その美しい姿を眺めるのを楽しみにしていました。
ある時
そのお宅のご主人が、庭の手入れをされているのを見かけ
思い切って、その熊笹を分けてもらえないかお願いしてみました。
すると
「ああこれね、いいよ」と言って
根も掘って数株持たせてくれました。
嬉しくて
早速、自宅の庭に植えました。
ところが
その大事な熊笹は、根付かずあっという間に消えてしまいました。
それから、ずっと縁のない植物と思っていましたが、
この度
裏山散歩に出かけた時に、この美しい熊笹に出会ったのでした。
初めは
青磁の花器に、千両と松だけでしたが
熊笹が入ったことで
華やかになって一段とお正月らしくなりました。
*~余った熊笹を軒下ギャラリーにも入れてみました~*
↓↓↓
熊笹が入る前の姿
↓↓↓
いつか
販売されているのを購入して
正式に自宅に植えてみたいと思っています。
*~ お茶室・双樹庵の床に映えたカマツカの紅葉 ~*
先日、姫路城隣の好古園内にある双樹庵に
お呈茶のボランティアに行って来ました。
裏山で美しく紅葉していた鎌柄(カマツカ)の枝と
庭で咲いていた瀬戸野路菊(セトノジギク)を用意したところ
一緒に行かれた先生が素敵に活けて下さいました。
渋い備前焼(双樹庵のもの)
カマツカの紅葉と白い瀬戸ノジギクが良く映えていました。
* * *
我が家にはいろんな菊がありますが
中でも変わった種類のものを紹介しますね。
⇩⇩⇩
*~ 磯菊(イソギク) ~*
*~ 花磯菊(ハナイソギク) ~*
*~ 潮菊(シオギク) ~*
先日、磯菊(イソギク)と花磯菊(ハナイソギク)が
自然交配したものらしい、とアップしましたが
その後、調べていく内に「潮菊・シオギク」とのこと。
そう言えば
「潮菊」の苗を買って植えたことを思い出しました。
こちらの菊には「潮菊」との札をつけてあって
上の潮菊の葉と同じことが分りました。
地植えにした時は、ちゃんと札をつけないといけませんね(^^;)
*~ 名前不明の菊 ~*
⇩⇩⇩
鉢に大事に植えたのですが、名前が分かりません。
花弁は外側に反り返って
筋には高低があって盛り上がって見えます。
先端に小さな切れ込みがあるのがチャーミングです。
*~ 葉はこちら ~*
⇩⇩⇩
葉は大きく5裂して
丸みのある可愛らしい形です。
また、調べて分かりましたらアップしますね。
* * *
変わった菊の中で
今欲しい菊は「嵯峨菊」です。
その旨、お茶友さんに話すと
なんと!持っておられるとのこと。
来春、挿し木用に分けて頂けることになりました。
来春が楽しみです(^^♪
裏山で出会った野ばらのローズヒップ
真っ赤に熟してとっても可愛い~♪
庭で咲いている紺菊と黄小菊を合わせて
花たちが浮き上がるように加工してみました。
テーブルの上に置いてみました。
窓からの明かりに照らされて、花色がくっきりとしました。
ローズヒップたちも嬉しそう~♪
裏山では
木の実が美しい頃となりました。
今回は、赤くてプルプルで生きの良い山帰来が目につきました。
山帰来(サンキライ)=猿獲り茨(サルトリイバラ) ユリ科
まずは庭で咲いている白小菊と合わせてみました。
⇩⇩⇩
黄小菊をプラスしたら雰囲気が明るくなりました。
⇩⇩⇩
⇩⇩⇩
右下に垂れていた山帰来の葉を外してみました。
どちらが良いのか・・・
葉を一枚取る取らないは、いつまでも悩ましい問題です。
⇩⇩⇩
ここでは、右上に飛び出ていた蔓を切ってみました。
何だか、尻切れトンボかな~・・・
すっきりした感じはありますが
ちょっと野性味(面白み)が無くなった気もしたりして・・・
葉一枚、蔓一本、難しい~(^^;)
先日、掛花籠に入れてアップした花材です。
同じ花材でも、器が変ると雰囲気も変わりますね。
花器はころんとしたホルムの備前焼。
こんな小さな花器なら、気軽に入れられます。
次は、どんな花を入れようか
楽しみが膨らみます♪
白い花は赤地利蕎麦(シャクチリソバ)
タデ科ソバ属です。
裏山で今年初めて発見しました。
⇩⇩⇩
とっても愛らしいです♪
写真は前回の使い回しです。
裏山散歩は、季節の移ろいに合わせて
いろんな可愛い花たちと出会わせてくれます。
今回は、清楚な白い小花を咲かせていた
赤地利蕎麦(シャクチリソバ)に初めて出会いました♪
⇩⇩⇩
白い小花が清楚で愛らしいでしょう~♪
インド、中国原産の多年草
タデ科 ソバ属
和名は漢名を当てたもので、意味は不明。
薬用で渡来したものが帰化したそう。
※参考 原色茶花大辞典 淡交社
狗尾草(エノコログサ)は
焦げ茶色に色づいていて、タヌキの尻尾のようでユーモラスです♪
⇩⇩⇩
庭の紺菊
⇩⇩⇩
⇧⇧⇧
前回の記事の写真の使い回しです(^-^;
紺菊(コンギク)は
ノコンギクの濃い色のものから作った園芸品種です。
くっきりと冴えた色が魅力的です。
※次回は、この同じ花材を備前焼の小花入れに入れたものをアップしますね。
松ぼっくりやハンノキの実も登場します。