江別創造舎

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江別市とグレシャム市姉妹都市盟約調印40年!

2017年05月20日 | 歴史・文化

 昭和52年(1977年)5月20日、江別市は、グレシャム市と姉妹都市盟約調印を交わしました

 米国オレゴン州グレシャム市は、札幌市姉妹都市<文化・経済交流、国際親善>提携しているポートランドから東へ約22Kmに位置している田園都市です。
当時の人口は、約2万3千人ですが、過ごしやすい土地柄は共通していました。
 
 昭和52年4月、民間交流の母体となる江別・グレシャム都市提携委員会が設立し、
以降、委員会が中心となった留学生の交換、姉妹学校の誕生、市民訪問団などの交流が活発化しました。


 そして、1年後、昭和53年(1987年)7月15日、江別市は、高知県土佐市と友好都市提携提携盟約調印を交わしました。
これは、江別100年記念式典が開催される<昭和53年7月16日>の前日であり、まさに100年祝典の前奏となりました。

 土佐市は、昭和53年市政20周年を迎え、友好都市提携盟約の気運が高まっていました。
土佐市の当時の人口は、約30,700人であり、高知市に近接しています。
また、主産業農業とし、宇佐漁港での遠洋マグロ漁や土佐節生産等の水産業、そして手漉土佐和紙等の工業が盛んな地域です。
市域面積は江別の半分程にあたりますが、開基約1,300年前、平安時代といわれ、鎌倉、南北朝、室町時代にわたる土佐の群雄割拠を経て長曾我部氏が支配、その後1,600年の関ヶ原の戦いを転機に山内氏の時代となり、やがて村制も確立することとなりました。

 昭和53年3月開催の議会において、友好都市の締結について上程、可決しました。
江別開基100年記念式典の前日、昭和53年7月15日、
板原伝土佐市長と山田市長との間で盟約調印が、江別市民会館において交わされました。



(参考)
当ブログ2013年  7月  5日(金)「友好都市土佐市」
当ブログ2013年  7月  4日(木)「姉妹都市グレシャム市」
当ブログ2013年  6月29日(土)「記念碑とタイムカプセル」
当ブログ2013年  6月21日(金)「江別・2世紀への決意」
当ブログ2013年  6月18日(火)「百年記念式典」
当ブログ2009年10月14日(水)「江別市とグレシャム市の姉妹都市盟約調印」



註:江別市総務部「江別昭和史」500-502頁.
写真:昭和52年5月20日グレシャム市との姉妹都市盟約調印式
 同上書501頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。


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