はじめまして。
4月11日に自宅の倒壊で天国に行ってしまわれたのですね。
悔しくって、Eメールでお手紙を書きました。
あなたは、思春期を楽しんでおられたことでしょう。
ずっと、あなたのことを想像しています。
きっと、爽やかなお嬢様でしょうね。
快活で、高校生活を楽しんでいらしたことでしょう。
お友達に囲まれ、笑顔で談笑する姿を空想しています。
きっと、ご両親たちに愛され絆も深く温かいご家族だったに違いありません。
きっと、ご家族の皆様で打ちひしがれながらも
将来について前向きにお話されていたことでしょう。
今度こそ、頑張ろうと言う矢先、大地震後一カ月目にこんなことになろうとは・・・。
地震は本当に怖いですね。
昔から『地震・雷・火事・おやじ』
って言われますが、本当ですね。
あなたが『長くつ下のピッピ』のように力持ちであったなら、
きっと、倒壊した住居の下敷きにならなかったのにね~。
家なんか軽々持ち上げたことでしょう。
運よく、命拾いして、一か月楽しかったらよかったのになあと
あなたの生活を空想しています。
それとも、避難所の暮らしが窮屈で苦手だったのでしょうか?
だから、自宅に帰られたのでしょうか?
天国に行かれてもきっと、素敵に生活してくださいね。
あなたが天国から今も震災に遭って苦しんでいる方たちのために、
お力をお与えください。
どうか、ピッピの力を授けてやってくださいませ。
どうぞ、助けてやってくださいませ。
♪ 東北に、元気あたえよ 「ピッピ」っと ♪
そうしてくだされば、私や日本まで元気になれます。
どんな事が起きるのやら、分からない時代に生きている私が
あなたの分まで生きぬく覚悟が
現在の日本には必要と感じています。
あなたは私に、多くの事を【考える】機会を与えてくださいました。
心より感謝いたします。
名も知らぬ16歳の素敵な少女様、どうか、安らかにお眠りください。
遠い地域よりお花と祈りを捧げ、弔いさせていただきました。
TTT