E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

夏の終わり

2016-08-27 16:00:14 | エッセイ

8月ももう終わり。
まだ9月の残暑があるとは思いつつ、
夏休みが終わるという切ない感じは、
ずいぶん大人になってからも忘れることはない。

子どもたちが小学校から高校までのころには、
自分の時間というより、
子どもの時間、曜日、季節で毎日が回っていたから、
夏休みの終わりが夏の終わりだった。

宿題が終わらないとか、
まだ遊び残したものがありそうだとか、
特に何もせずに過ごしてしまった少しの後悔とか、
また新学期が普通に過ごせるか不安とか、
相変わらず、必死に勉強についていくのかとか、
嫌でも時は流れていくことに、
少し不満でも、テストや体育の授業や部活の試合や、
やらなければならないその日は必ずやってくる。

自分の経験に、
必ずしも子どもたちは沿ってはいないと思うけど、
この夏休みの終わりという不思議な一瞬が、
ずっとずっと続いているのだと思うと、
人間のやることってそんなに変わっていない気もしてくる。

オリンピックが終わり、
高校野球が終わり、
なんだか熱い気持ちが冷めていくように、
次の季節にさりげなくスライドしていくのだろう。

ふと、パラリンピックはこれからだよなと思う。
リオのオリンピックでたくさんのメダルが取れたと、
その瞬間をいろいろと思い出しながら、
あまり放映されないパラリンピックにも
今年は目を向けてみたいと思った。
あまりスポーツに興味のなかった私の、小さな進歩。
ただ、もう少し、夏を味わっていたい、
そんな気もした。

ほりかわ


RIOオリンピック熱

2016-08-16 20:51:12 | エッセイ

連日、テレビでオリンピックの様子が放映されている。
競技の時間が夜なので、寝不足だとぼやく人々も。
ニュースでもワイドショーでも、話題はそれで、
活躍している選手の姿が、
そんなに興味のなかった私にも焼き付くほど。

そんなに興味がないというのは、
大騒ぎするほど熱が入らないというか、
誰かと話題にするほど知らないというか。

日本の代表として一生懸命に戦っているのだから、
こんな私は失礼なのかもしれないけれど・・・

ある番組で、
「いろいろな人がいるのだから、そんなに興味を持たない人もいる」
と言っていたので安心した。
仕事や、問題を抱えていたりとか、
それどころではない人もいるのかもしれないし。

でも、さすがにあまりにテレビで見るものだから、
体操や柔道や卓球やテニスや水泳や・・・
メダルを取って喜ぶ人たちの顔と名前は覚えた。
気になったのは、柔道はお家芸だから「金」が当たり前だから、
「銅」じゃだめだと悔しがる選手がいたこと。
私は、ずっと以前に蓮舫議員が「2位じゃだめなんですか」
という発言を思い出した。
また、あるタレントさんが、
「金」を目指しているのだから「銅」じゃやっぱりだめなのだとか。
確かに、目指すのは1位で、2位じゃないのだと思うけど、
頑張った結果が「金」ではなくてもいいんじゃないかな。
「金」を求めすぎ・・・などと思ったりもする。

かと思えば、卓球団体男子が決勝に進んだところで、
もう「メダル獲得」と大騒ぎ。
まだ「金」か「銀」かもわからないのに。

興味のなかった私なのに、
生活の中に、このオリンピックというものが、
こんなにも人々を熱狂させていることに、
なんだか世界平和を感じていて、
悲惨な世界事情を束の間忘れてしまう錯覚に陥る。

そして、知らなかったスポーツにも目が行き、
スポーツもいいなあと思ってもいる。

日曜日の情報番組で、
メダルには届かなかった無名の選手たちを紹介していた。
私はほっとした。
華々しく活躍する選手たちの他にも、
努力して世界で戦っている選手がたくさんいることを、
忘れないで報道してくださったことに感謝の気持ちがわいた。

明日もまた、どんな競技が話題になるのか気になっている。

ほりかわ


E表現の修学旅行2

2016-08-03 21:32:07 | exciting(感動したことなど)

前回の迎賓館赤坂離宮に続き、
今回は、京都迎賓館に行ってきました。

同じくクラブツーリズムのバスツアーで、日帰りです。
京都迎賓館も一般公開になり、
赤坂が本当に素晴らしかったので、
ツアーの発表されるとすぐに申し込みました。



京都ですから、東京よりも遠いので大変かと思いましたが、
参加者5名でワイワイおしゃべりをしていたら、
あっという間でしたね。
もちろん、途中のPAでも盛り上がりましたが。

朝7時に出発。
京都に到着すると、聖護院 御殿荘で京都料理御前の昼食。



八つ橋などのお土産を購入。
その後、下鴨神社へ。
糺の森の青もみじを堪能。
暑い日差しを遮ってくれた木々と
神聖な空気の中を歩きました。
清々しい気持ちになりました。
 

その後、最終目的地の京都迎賓館へ。
「京都迎賓館は、日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で、
外からの賓客を心をこめてお迎えし、
日本への理解と友好を深めていただくことを目的に、
平成17年4月に開館した国の迎賓施設です」
(パンフレットより)
まだ今年で10年目。
日本の美しい伝統技能が存分に生かされた現代和風です。
聚楽の間、夕映の間、藤の間、桐の間、
それらに囲まれるように庭園があり、
その庭園は池になっています。
池には錦鯉、海外からのお客様は和舟で舟遊びも楽しめるそうです。
素晴らしい広々とした空間を楽しみ、
こんな機会はもうないだろうなと思いながら、
2周させていただきました。

E表現のENSOKU
楽しかったですね。
素敵な機会をありがとうございました。

ほりかわ