なあんて、神妙な顔で娘二人の前に座った!勿論二人はなんのこっちゃ?って顔でこっちを見ている~
今日、仕事の帰りに通帳記帳してみたら、おっと!びっくり!凄い事に!!こりゃあ、財政緊急プログラムAを発動させなければいけない!!ってくらい、お給料が下がっていた(笑)
一生懸命働いてくれるだんな様の検討虚しく、世の中は不景気だ。うちのダンナの会社は、いわゆる残業代で稼ぐ会社。。。残業がなければ、すずめのナミダで、ウチの家計も火の車、と言う事になる。
でも、財政危機ってちょっとワクワクする!ここが主婦の腕の見せ所じゃあないか
もう子供たちも大きいのだから、ちょっとは一緒に手伝って欲しい、でも、ウチ今月赤字でさあ~なあんて、子供に言うのは、なんか嫌だしつまんない!!
そこで、彼女達に斬新なアイディアを求めたいのだが~楽しくやらなきゃ、ソンだよね?
だから、なんか大袈裟に会議を開いてみる事にした。
「じゃあ、母が大蔵省長官、日向が事務次官、蛍が事務次官補ね」なんのこっちゃ?いいんだ、面白ければ!
「今から緊急財政会議を開きます。ウチはこの春から節約生活に入らなきゃいけなくなったんだけど。。。」
楽しそうじゃん、節約って楽しんでやらなきゃね!二人から同時に声が上がる、流石、うちの子!!
「何かいい意見は無いかな?って。小さなことでもいいから出してみて」
「掃除!」ちょっと考えてから、姉の日向が口を開く。
「だって、生活を見直すところからだと思うの」
「で、いらない物は売ったり、寄付したり。。。あ、必要以上に物を買わない!」
「それ、いつもやってるじゃん!」
私が口を挟む暇もなく、二人からの提案は続く。物の大切さ、ありがたさを考えながらの会議はなかなか実りがある物になりそうだぞ!
「でもさ、節約してると自然にエコ生活になるからいいよね!」
日向は、最近サボっていたコンセントを抜く事を思い出し、蛍はペットボトルは持たず、水筒にしようと決意した。
お金が無い。。。なんて言ったら暗いけど、こんな風に工夫とアイディアとちょっとのシチュエーションで節約も楽しく出来る。
これからのエコ=節約生活が楽しみな侑一家なのでした。