本番に向けて

これまで何度も、バレエとかミュージカルとか、音楽発表会とか、舞台に立つ経験をさせてもらってきた娘。
年齢が増すごとに、その責任も大きくなってきました。今一番打ち込んでいるのが、バレエで、５月４日には発表会があります。
普段は週２回のレッスンも、直前の今は、毎日レッスンに通っています。

思えば、３才で始めたバレエも、今年で１５年目。途中、バレエ団は変わったけれど、ずっと大好きでいてくれて、本当に大切な宝物を持っているなと思います。
そのバレエも、今の教室での発表会は最後になります。高校３年生なので、地元を離れると通うことができなくなるからです。
バレエをやめることはないでしょうけど、勉強もバレエも中途半端にできないので、しばらくの間、週１回くらいのペースになるでしょう。
今回は、初めて男性の先生と踊ります。もう一人、高校２年の女の子と３人で。その女の子は、昨日、骨折が見つかり、幸い脚ではなかったので踊るそうですが、笑顔で踊る裏には、そういうこともしばしばあるのです。

娘の今日のレッスンが終わりました。これからお迎えです。
実は今日、怪我をしてしまったその子の代役ができるようにと、先輩の女の子がレッスンをしているので、一緒に合わせています。
みんな無事に踊れるように祈るばかりです。
そして、私たち親も、発表会という作品を成功させるためのスタッフとして、いろいろな役を引き受けて頑張ります。
心が一つになる瞬間が大好きです。

葉桜

少し前まで、桜の開花が楽しみだったのに、春のお祭りや、入学式を華やかに彩ったあと、もう葉桜に変わってきています。
華やいだ桜色も好きですが、次第に緑色へと変わっていく、この時期の桜もとても好きです。新しい始まりを感じさせます。
少しずつ新しい環境に慣れ、「学校が楽しいよ」と笑顔で話してくれる娘の成長を、寂しく、そして嬉しく思っています。あんなに、慣れるまでは時間のかかる子で、友達ができるかとても心配だったのに、いつの間にか自分のペースでやっているのですね。だんだん母親の手を離れていきます。
子どもが小さい頃は、早く手が離れて楽になりたいと思うものですが、だんだん離れていくことを感じるころになると、もう少し私の手の中にいてくれないかなと思ったりして、ちょっと寂しかったりもします。
昨日は、実家に、突然思い立って行ってきました。車で50分ほどの距離ですが、ずいぶん久しぶりになっていたのです。いろんな忙しさと疲れとで体調が悪く、頭痛がしていたのですが、山の中の空気を吸って、庭の花々を眺め、お茶を飲みながら両親と話していたら、いつのまにか頭痛が消えていました。
そういえば、ブルーベリーの花が咲いていました。以前に『サリーのこけももつみ』の絵本で、ブルーベリー狩りの話をＮさんがしてくれましたね。今は実家の庭に咲いていることが嬉しいです。娘が喜んで、その絵本を思い出していました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　Ｍ．Ｈ）

入学式

春休みが、ものすごい速さで駆け抜けていき、準備も終わるか終わらないまま、新しい出発の日を迎えました。
自分で手に入れた高校への切符を、誇らしげに掲げて、厳粛な式を終えました。義務教育とは違い、厳しい感じが、母親の私には心配の種ですが、子どもたちは、この３年間でぐっと大人になっていくから心配しないようにと言われました。そういえば、上の娘は３年生、すごく大人っぽくなったような気がしていました。
私が高校生のときのように、青春だなあと思える時間を過ごしてほしいなと思います。

引っ越し、お疲れさま

Ｏさん、無事に引っ越されたようで安心しました
子どもさんの学校や習い事などの手続きや準備、家の荷物を運べばいいわけではないから、本当に大変でしたね。今度引っ越すときには参考にしたいと思います

自分のことにかまってはいられないでしょうから、どうぞ、お体に気をつけてください。

卒業から入学まで、あっという間に過ぎて行きます。今日は注文していた制服と体操着を取りに行きました。毎日、何か買い物をしている感じです。ジャージの指定がないので、好きなものを選んだりとか、高校生になったからとお弁当箱や文房具、お財布までいろいろ新しくして、新入学というのは、不安もあるけれど、希望に満ちているのですね。
Ｏさんも、きっと、子どもさんたちは大丈夫ですよ。Ｏさんを見ていればそう思います。

娘は今、クラスや部活の友達との別れの時間を楽しみ、　新しく進む道への準備をしています。入学して初日が課題テストなので、その課題をこなすのも必死ですが
高校は、初めて自分で選んで、自分で勝ち取った未来への切符なのだと改めて思っています。これで、義務教育も終わり。ほっとして、一緒に住む夫の両親に、無事に中学を終えました。ありがとうございましたとお礼を言いました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｍ．Ｈ）