E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

おもちゃのような時計ですが

2013-07-23 23:03:20 | ECO

たまっていた不燃・粗大ごみをやっと回収してもらいました。
個別に申し込まなければならないので、つい億劫になってしまい、
ベランダに置いた箱の中で、雨ざらしになっていたりして・・・

部屋の中にも使わなくなった目覚まし時計を見つけました。
朝が苦手な私は、毎日このアラームで起こされ、
なんとか無事に娘たちを学校に送り出していたものです。

もらいものばかりで、おもちゃのような時計ですが、
使えなくなって放置されていました。
時計はたまに遅れるものという常識をくつがえした
電波時計の登場で、アナログな目覚まし時計の出番もなくなり、
最近は、携帯電話のアラームをセットして目覚めるので、
この際捨ててしまおうと集めました。

そこでふと考えました。
動かなくなって壊れたと思っていたけれど、
もしかしたら電池を入れれば命を吹き返すかな・・・
試してみて駄目なら捨てようと、電池を入れ替えてみました。

すると、4つとも時計の針がしっかりと動きだし、
セットしたアラームも次々と鳴りだしました。
「まだ使える!」
朝はうるさいと思うピピピという音も、
懐かしく、愛しい音に思えたから不思議です。
これから使うかどうかは別として・・・
もう一度、枕元に並べました。
断捨離をしなくてはと思いつつ、
やっぱりもったいなくて捨てられませんでした。
もうしばらく、私のそばにいてもらおうかな・・・

                         (M.H)


絵本で親子の絆

2013-07-20 07:35:11 | 絵本

【絵本で親子の絆】

お子さんが絵本に興味を示さない、ゲームに没頭しているという実態から、心配されるお母さんが増えてきています。

        

小さい時に出会った絵本を高く上げて皆さんで披露し合い、
子どもに今、どうすれば親子の絆に繋がるか考える講座でした。

中には、日常の自分の忙しさや、家族の出来事で自分自身を見失っていたというお母さんが感極まって泣き出して、周りのサポートが快く得られることになりました。

小さな1年生の一人っ子を、親の大きな期待で肩の荷を重くしていたというお母さんも、涙を流し、自分を変えるって、反省されていました。
皆さんご熱心でした。
9月に開催される市立美術館の絵本原画展にお誘いしました。
きっと、思い思いの絆で出かけてくれると思います。嬉しいです。
会場で出会いたいから、何回も行かなくっちゃ。

ご自分だけの新しいキーワードを得て、帰りには皆さん笑顔で帰られ、校長先生はじめ担当の方々や私もホッとしました。暑い1日でした。
みなさまお暑い中ありがとうございました。

    TTT


静かな景色がいいです

2013-07-19 21:16:34 | exciting(感動したことなど)

世界文化遺産に登録された富士山。
子どものころから毎日見ていた富士山が、
多くの方の努力で登録が叶い、
とても嬉しかったです。
そして三保の松原も有名になりました。
そこもよく知っていた場所なので不思議な感じです。

とても静かな海で、時折、船が通り過ぎていきます。
目の前に広がる海原の向こうに伊豆半島が見えて、
視線を左の方に移すと富士山が見えます。
私にとっては当たり前の景色ではありましたが、
改めて眺めてみると、
とても崇高な景色に思えました。



残念ながら今日は天気が悪く、富士山は見えませんでしたが、
私の心の目ではちゃんと見えましたよ。
もともと、毎日はっきり見えるわけではないので、
こういうことも想定内です。




松林の中に立ち、複雑に広がる枝の下で
空と、海を眺めました。
平日の夕方、観光客や取材の人たちも
写真撮影をしていました。



天女が羽衣をかけたという伝説のある「羽衣の松」です。
文化遺産登録後、古い松から代替わりしました。

私の知っているこの辺りは、とても静かな場所でしたが、
天気の悪い平日の夕方でも多くの人がいました。
観光バスが2台、一番近い駐車場は車がいっぱいでした。

小さな子どもが裸足で砂浜を歩いていたので、
娘たちが幼かったころを思い出しました。
サンダルの中に砂が入ってしまい、
膝にのせて、サンダルを脱がせ、
小さな足の裏の砂をはらったら、
裸足で駆け出してしまったこと・・・
砂に埋まる足の感触を面白がったこと・・・
そこでは富士山を眺めるとか、
羽衣の松があることなど意識していなかったけれど、
そういう思い出を見守っていた静かな景色があったことを、
改めて誇りに思いました。

              (M.H)






ワクワクした絵本

2013-07-19 20:54:47 | 絵本

Bunkamuraでレオ・レオニ絵本のしごと」原画展が開かれています。
子どもが小さいころ、『スイミー』を読んで、ワクワクを楽しんだものでした。

実は他の絵本はあまり知らなかったのですが、
ねずみの形を手でちぎったコラージュ画法が、
とっても楽しくてかわいらしい表現だなと思いました。

「絵本のしごと」というタイトルから、
子どもたちへの思いを絵本にして表現している姿が想像できて、
それが仕事になっているところが素敵だと思っていたところ、
レオニは子どものための絵本つくりを
「私自身の気にかかっている問題を論じるための表現方式」
と考えたと説明がありました。(図録より)

私が感じたことと通じているような気がして、
ちょっと嬉しくなりました。



とにかく、とってもかわいくて、
スイミーの映像の中で海中のファンタジーにひたってきました。
8月4日まで開催されています。

                   (M.H)


アジアを考える12弾【米国の暮らし方MK流】

2013-07-09 09:15:11 | Education

アジアを考える12弾【米国の暮らし方MK流】

           

米国で活動中のMK所員が一時帰国され、講座を開催しました。
息子さんの進まれた学校のようすや米国のアジア人に対する様子に
所員たちは驚きの眼差しで、日本との違いを実感しました。

MK所員とE表現研究所は2002年、「県のNPOわくわく祭り」で出会いました。
当時の県知事が熱心に将来を見据えて、成功に向けて応援してくださったイベントでした。
(当時のようすはここをクリック)

http://book.geocities.jp/ehyougen/katudou/2002/02wakuwaku/wakuwaku.htmlMK所員はアメリカ留学から帰国し、熱心にNPOの勉強をされて、ある大学から講師の職を打診されていました。ちょうどその時、同時に留学で知り合った彼からプロポーズされ、キャリアか結婚か選択され、迷っておられました。

国際結婚を選ばれ、本当にいい選択をなさったと思います。
アメリカで積極的に活動され、子育てを楽しんでおられます。こんな幸せはないと笑顔でこそっと、TTTにささやきました。ごちそうさま。

参加者全員がMK所員に質問し、実地体験やカルチャーで、
大変 実になりました。ご主人様のお仕事は弁護士さんですので、アメリカにおけるアジア事情もそういう観点から、所員たちにとって興味深い講座内容でした。

アメリカの公教育でエリート教育が進んでいる・・・。
横並び一列の日本の・・・将来・・・はどうなるのでしょう。
アメリカに住む日本人からの日本の小学生の子どもに対しては、
英語教育をそんなにしなくてもいいという考えでした。

そんなことに時間をかけないで、もっと、子どもの時から
まずは日本語をしっかり教える事が第一に大事ということでした。

ご自分の子どもさんに英語と日本語をどう伝えるかという経験から

うんと迷われ、子どものようすを見ながら、2か国語を同時にやるのをやめたそうです。まずは英語に集中してほしいと、教育しているそうで、
とりあえず日本語は捨てた状態だそうでした。
まずは母国語をしっかり身に着けて、いずれ、日本語もやるといい・・・。
これ、説得力がありました。

日本の公立小学校で発音も正確でない先生に教わるのはかえってマイナスであると、教えてくれました。
一番大切なのは文法ではなく発音だそうです。
日本語よりも、息子さんの得意なことに
自信を持つアワード教育に力を入れているそうでした。
ほめて伸ばしていました。母親の学校へのボランティアは進んでやっているとのことでした。
宿題は考えたり調べ物が多いので、母親が一緒にやってほしいと学校からのお願いだそうです。自分なりの考えで学校で発表する資料つくりに時間をかけるようでした。母親も子どもも大満足の学校生活だとのことでした。
参加者は素敵な時間だったと感じていました。
暑くって暑くっても忘れるほど楽しかったです。

    ♪まず大事 日本語で夢 語りあう♪

♪みんな光ってみんなE♪

      ナキ 滝井なみき


世界無形遺産考12弾【国宝:久能山東照宮】

2013-07-09 08:54:07 | exciting(感動したことなど)

世界無形遺産考12弾【富士山&家康 ◆国宝:久能山東照宮】 

                  

               
2015年に400年祭開催

日本平からロープウェイに乗り継いでお殿様の箱とお姫様の箱に乗りました。
TS所員の楽しくて、分りやすい解説付きで、当日参加した所員たちは大喜び。

徳川家康が1616年4月17日に亡くなって、遺言で久能山に葬られました。
太平洋の海岸から1159段の石段をどうやってこの建物を建てたのだろうと思うと、
昔の人々の体力や知恵に現代人の私たちは脱帽しました。
今でも、宮司はじめ巫女さんや職員の皆さんはこの石段を登って出勤されるそうです。
これにも、ビックリ。

私の孫たちはこの本殿でお稚児さんに参加し、
落合偉洲宮司から素敵な神の子に加えていただきました。
由緒ある場所で、解説から徳川幕府が260年続いた理由が実感されました。
癒されました。
是非、お出かけください。
TTT


原画展を100倍楽しむパーティ

2013-07-02 17:08:41 | 絵本

9月に静岡市美術館で絵本原画展が開催されます。
E表現の仲間うちでは、楽しみにしている人がほとんどで、
どんな原画がくるのか、どんな絵本なのか興味津々。



自分たちなりの楽しみ方をみつけようと、
100倍楽しむ講座を開催しました。
絵本とテーマごとにそれぞれが表現。

所員一人一人が日頃から高い意識を持っているので、
同じテーマでも、いろんな角度から表現されていて、
これすてき!
どうやって作ったの?
すごい、さすが!
そんな言葉ばかりが聞こえてきました。

絵本『うらしまたろう』一つとっても、
問いかけに対しての答えも様々。


話は無限に広がっていきました。

NN所員の絵本講座も面白かったです。
今までとは違う見方を知ったり、新しい発見をしたり。
絵本は深いなあと改めて思いました。

9月の原画展が楽しみです。
原画の美しさを早く観たいなと思っています。

準備に時間と心を費やしてくださった皆様、ありがとうございました。


                                        (M.H)