【ナミキ絵本療法™️53回〜ミツバチのはなし】
なんて素適な絵本でしょう。
JBBYが昨年から始めた研究会に私は全身をワクワクさせながら参加しています。会場は移転したばかりのポプラ社の新会議室です。素晴らしい。本棚に並んでいる本たちがまた、素晴らしい。
今年最初のテキストが、『ミツバチのはなし』徳間書店刊 ピョトル・ソハ絵 ヴォイチェフ・グライコフスキ文 武井摩利訳 原野健一日本語版監修。
一枚が分厚いページを捲るたびに、様々な思い出や空想に浸り豊かな時間を味わえました。
ラララって気分で、読後、好きでも無かった昆虫のミツバチが好きになり、心が癒されました。
これぞ、まさに読書の醍醐味です。
1億年以上も昔から地球上にいたミツバチを昆虫学的な観点、文化的、技術的な視点から、ハチミツまで迫り、デザインや絵も素晴らしく私の心を鷲づかみしました。
絵が素適過ぎます。
文も、様々な角度からハチミツに迫っていて、毎ページ短文だが、壮大な内容に圧倒され、私はため息ばかり。
長年子どもの本の研究会やJBBYに支援してくださっている山田養蜂場さまや、地球の果物や花たちに受粉してくださりハチミツを生産されるあらゆる養蜂家の方々に感謝します。
みんなでコラボして、ミツバチの原画展を企画したいと思ってしまいました。
過去に読んだ無数の科学絵本をはるかに飛び抜けた絶品でしたから。
世界中で、大評判の本らしく、すでに22言語に翻訳され、ドイツ児童文学賞をはじめ各国で受賞した絵本です。
次回の東京での児童書の研究者や著名な編集者様たちとの議論が盛り上がりそうです。
好きな絵本研究ができている自分が世界一幸せ者と感謝しながら絵本療法にのめり込んでいます。
本書にハマりながら、没頭している自分に酔いながら、エアコンをつけわすれ、気付くと、クシャン。
風邪引いたら大事な会合に出席できんがな。
オロオロ!
♪ミツバチ史 心に深く 刺さりまく♪
♪みんな光ってみんなE♪
ナキ 滝井なみき