覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

海と伯爵夫人

2015年07月21日 11時45分22秒 | Weblog
 
 わたくしは先々の連動レースまで、念を入れて調べるようにしているが、些か早過ぎるが、昨日、実質真夏のGⅠ 8月23日の 第51回 札幌記念 これに過去16年で15回と云う連動レースを見つけることが出来た。意外なレースだったが、これは両方のレースのある共通の性質に基づくものであろう。その過去16年で唯一の例外の年も、調べると、その連動対象レースに2頭だけ、同一厩舎が出走し、その2頭のゼッケンで札幌記念が決まっている。この代理性は明白な作為であり、明らかな意図的連動なのだ。
 
 で、今週、その札幌記念に続く、夏の札幌開催のイベントが発表されたが、2日クイーンステークスの週は、またまま藤原竜也さんの来場。これ以上にぎょっとしたのは、件の札幌記念当日
 
   8月23日 札幌 篠原信一 の進撃の札幌記念 
 
 実に、かつて日本と世界の柔道界を席巻した王者の巨人的な登場である。じっくり調べを入れるのはこれからだが、実にゲスト招聘が多彩な競馬会。お見事である。
 
 
 先週、函館記念の快勝。金曜出馬表時点で「狙った位置に狙った馬」と申し上げた 3番人気の3枠 ダービーフィズ 単 640円 に、サイボーグ009からの相手2枠 馬連 8120円 馬単 12920円 これを満喫頂いたのは、無論として、やや仰天だったのが、
 
  日曜中京
 
   10R 5枠 7番 ポセイドンバローズ  11番人気  1着
   11R 6枠10番 ナリタポセイドン    9番人気  2着
 
 
 翌日20日の祝日、「海の日」を控え、ギリシャ神話の海の神ポセイドンの連続人気薄での発射。やって来たな!と思った。裕次郎さん29回忌翌日翌々日の開催で、海が好きだった故人の思い出偲びでもあったが、思い起こされたのが、今年のオークス。先週爆買いの野田みづきオーナーの高笑い。
 
 
   5枠 9番 コンテッサトゥーレ   ルメール 10番人気 16着
   5枠10番 ミッキークイーン    浜中    3番人気  優勝
 
 
 この枠。この1頭の勝ちを読んでいたわたくしが、御登録各位に申し上げた真実とは、
 
   12代ダービー伯爵   新妻の為、1マイル半の3歳牝馬レースを創設
   1779年5月14日  第1回 オークス 
 
 
 実にこの妻が エリザベス・ハミルトン嬢 であり、実はこの12代ダービー卿には、愛人が居り、これが喜劇女優だそうだが、エリザベス・ファレン と云い、後に二番目の奥様に娶られるのだが、本来、正妻のためのレースたるオークス。妻も愛人も同じエリザベスなので、かつて、このオークスで桜花賞馬ファレノプシスと云う1頭が人気になったが、笑止。わたくしは絶対に来ない、と言い切り、勝ち馬エリモエクセルを読んでいたものである。このファレノプシス(胡蝶蘭)の否定だが、当然、この馬名は、噛み砕いて読めば ファレンのプッシー レディの読者各位には恐縮だが、そもそも、カミさんのためのレースで、レコ(小指、愛人)のあそこ と云う馬が来る訳ないではないか。その秋、秋華賞をも制し、2冠となる名牝ファレノプシスだが、オークスにだけは縁が無かった所以である。
 
 
 要するに、このオークスとは、ダービー伯爵の夫人の為のレースであり、
 
   5枠 9番 コンテッサトゥーレ(伯爵夫人 = ダービー伯爵正妻)
   5枠10番 ミッキークイーン   
 
 一目、オークスにぴたりの枠であり、土曜時点では、わたくしはこのコンテッサの方の勝ちかも、とまで申し上げていた次第である。当然、当日、決定的サインの補強もあり、このミッキーの勝ち 単 680円 を申し上げたが、先週思い起こすべきだったのは
 
 
   野田みづき夫人  夫ダノンの社長と共に13億円の爆買い 
 
   → 思い出すべきこの春 オークス の栄光  コンテッサ同居
 
 
 このコンテッサが、意味していたものは、オークス優勝馬主夫妻の高値馬買いまくりに併せた、もう1つのコンテッサだったのである。小樽のあの場所を訪れられた方は連想あそばされるかも知れない。
 
   小樽 石原裕次郎記念館  展示 
 
     コンテッサ3世   石原裕次郎 愛用のヨットの名  
 
 これである。先週、13億越えの購買を為さしめたのは無論、馬主御夫妻の自由意志ばかりである訳が無い。如何に馬を見る目が利くオーナーさんであっても、高々一企業の事業家に、プロ以上の相馬眼がある訳が無い。どれだけ金が遊んでいても、13億円も自分の目利きだけで投じられるものか。恐らくは預託(予定)先の、池江先生、国枝先生らの「強い」勧め、ひいては中央競馬会の意思、働きかけに拠るものだったことは容易に察しが付く。かくして
 
  日曜 各メイン 
 
   中京  オークス優勝ゼッケン10番 優勝  2着もオークスと同じ7枠
   福島  紀人 騎手      優勝
   函館  ダービー馬(オークス創設)優勝   
 
 
 要するに、今や、英国にも期待の2歳馬せりで、13億円もの巨費で買い占めるバイヤーがドバイの王族以外、どれほど居るか知らないが、先週の爆買い、野田夫妻には、12代ダービー卿夫妻が重ね見られ、ダービー卿夫人コンテッサ(伯爵夫人)レースだったオークスの勝利オーナー。これと裕次郎29回忌追悼とを重ね併せた
 
 
   裕次郎とコンテッサを思う、海の日開催
 
 
 これだったのだと、解かる。オークスゼッケン、オークス創設者(ダービー卿)名馬、次郎分身騎手、揃って1着。競馬会のこころは「野田様。お買い上げ、ありがとうございます。オークスはおめでとうございました!」。これに違いない。
 そもそも、今年のオークスで優勝馬とコンテッサ馬が同居する演出が決まった時点で、計画されていた、裕次郎命日週の先週だったのだろう。
 
 
 まだまだ小粒、松也さん、敦子ちゃんらの演出も交え、昭和の国民的存在を背景に、歴史と現代を併せ見、重ね読む演出。
 
 開催そのものが巨大なショービジネスなのだから、終わった後外れ馬券を恨み、虚しく日を送る以上に、向こうの遣り口、演出に味到、喝采し、時には批評する、この鑑賞眼の蓄えが翌週に繋がるのである。            
  
 
 函館記念も、今年のマーメイドステークスの優勝枠に同居した 藤岡康太 岩田康誠 の二人で決まっているのである。海の日を噛み締める。
 
 
 さて、今週の山場 第63回 中京記念 25日発売の『優駿』8月号は、明日入手可能となるが、昨今、話題となったある人物のある事柄から、あるGⅠホースが強く浮き上がり、この比較的短い馬名の1頭が一大テーマとなること。最早、わたくしどもには自明である。
 
 
 従ってわたくしは現時点で、上位4、5頭くらいの人気層に入るのでは、と思われるある1頭が中心であると見做す。
 
 
 御登録
 
    sir_delacroix@yahoo.co.jp   まで
 
 『詳細希望』または『登録希望』の件名にて、空メールを下さい。
 
 
 今週絶好の手掛かりは
 
   中京  フリーパスの日 夏のガーデンフェア(甘味満載) 
 
       新川優愛 トークショー  
 
 
 このタレントは全然知らないが、巨大なスターが見える週である。
 
 今週、枠連 〇-〇 も 〇-〇 も必ず出現する。また、〇〇厩舎 は云うまでも無い。
 
 
 お正月には申し上げているが、御登録のあられた各位様。今年のJRA年間テーマと云う根幹に関わる1頭強いヒーローのあの1頭。登場する。
 
 
 そして、愈々来週、あの秋のGⅠへの予告レースが待ち受ける。
 
 つらつら思うに、この秋の天皇賞。勝ち馬があの1頭であり、位置は〇枠だと考えられる。今週お話しする。ビデオで確認するどころか、ライヴで中継を観ていたその瞬間、そう着想したものである。
 
 
 
 かつては、この像こそ、ギリシャ神話の海の神ポセイドンだと学び、教えられて来たが、最近の研究で実はポセイドンではなく、これこそ最高神ゼウスの像だと云う定説に変わった。
 
 
 

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