今週末に迫る大一番 第148回 天皇賞・秋
このレースには、過去16年で14回と云う連動レースがある。これもまあ、表層的には 8年で7回の割りだから、絶対的に信頼すべき確率ではない。
が、その過去16年で2回の連動しない例外の年を見ると、ある年は3着馬の〇枠〇番がそのまま、1着ゼッケンに合致し、要は3着連動。そして2着ジョッキーが一致していた。
もう1つの例外の年は、実に下位連動、ブービー・最下位が 枠連 1-4 で、その該当天皇賞、2002年も シンボリクリスエス 優勝 で、枠連 1-4 だった。またこれは、この折の秋の天皇賞が、東京ではなく中山競馬場で行われた例外的な年だったのである。
連動レースでは、1・2着ではなく、3・4着をずらして使ったり、下位2つ、ブービー・最下位のゼッケンを代用して使う、この遣り口は向こうの常套である。向こうの、所詮人間業で、機械などが勝手にやっているわけでは決してない以上、こうした「揺らぎ」、意地悪とも思える、「すかし」をかましてくる。
そして、この天皇賞・秋への連動は、素人では極めて気付きにくい、意外な、古いレースなのである。が、調べ上げようと思えば、誰にでも不可能なことではない。
これからも、今回の天皇賞。どうしても、〇枠 そして〇番ゼッケンが非常に目に付く。多くの手掛かりレースで、出現しているからだ。
先週の菊花賞だが、当日お伝えした手掛かりで、次のような配置もあった。
日曜東京 6R
3枠 6番 キョウエイショウリ
4枠 7番 クラウンフィデリオ
日曜京都 8R
3枠 6番 キンシノキセキ
4枠 7番 クラシックマーク 武豊
これを見たとき、また他にも探し、これと同じ配置がもう別にはないことを確認した時、揃ってこれはこの日の菊花賞へのサインだと思った。後者の方がより強烈だ! だからこそ、この京都8Rの結末を見ると、完全サインが提示されていた。これは、申し訳ないが、このレース自体が終わらないとお教えできないのである。
何故、この両方の 枠連 3-4 6番7番 これが菊へのサインだと解かるのか。もしお解かりにならない方は、正直、まだまだで、才能が薄い。いや、見るべき視点が確立されておらないのである。
当日にただ2つしかなく、それが共に同じ2つの枠・ゼッケンで揃えられているのだから、サインに間違いなし。
皆様、これを見て本当に何も感じられないんでしょうか??
これを菊花賞当日に示す以上、次のレースへの誘いであることは直ぐ解かった。
2005年 菊花賞
3枠 5番 アドマイヤフジ
3枠 6番 アドマイヤジャパン 松田博資厩舎 2着
4枠 7番 ディープインパクト 武豊 1着
4枠 8番 シャドウゲイト
史上に残る、記憶にも鮮明な、2頭目の無敗の三冠馬誕生、ディープインパクトの単勝100円戻しのレースである。
まず、7番 武豊 これが京都8Rで合致し、また予め解かっていた エピファネイア 発射絶対! これから、東京6Rの クラウンフィデリオ これがエピファネイアと共通することも、はっきりしており、明らかにエピファネイア菊花賞へのサインと感じられた。何故なら
エピファネイア 母シーザリオ が男装の女性
フィデリオ ベートーヴェン唯一のオペラ『フィデリオ』主人公
男装し、獄中の夫を助ける為活躍する妻レオノーレ
その女性の使う変名
この男装の人物ゆかりの主役が見込まれる、同じ菊花賞だったからだ。
7番 武豊 男装の主役 これが、昨日の菊花賞主役を、歴代の優勝馬ディープインパクトに託し、告げる仕掛けだった。
で、何故、この昨日の菊花賞当日に、ディープインパクトの菊花賞そのものを暗示して見せるのか。何を訴えかけているのか。
今回、ディープインパクト産駒の出走馬は
5枠 9番 インパラトール 父ディープインパクト
6枠11番 ヒラボクディープ 父ディープインパクト
7枠14番 サトノノブレス 父ディープインパクト 2着
8枠17番 ラストインパクト 父ディープインパクト
結局この中に正解 2着馬 が居たわけだが、ディープ産駒を教える為だけなら、4頭もいるので、さしたるサインとも思えない。わたくしはもっと別の本質を読み込んだ。
上記、2005年ディープインパクトの菊花賞だが、歴史的なヒーローの名シーンとして、幾度もビデオなどでファンなら御覧になられただろう。きちんと重要なことを覚えておられようか?
この折の2着、3枠がアドマイヤの馬主・近藤さんの馬の同居で、染分け帽。所謂、同じ馬主の勝負服が同一枠に同居する配置になってしまったとき、同じ3枠の赤い帽子では2頭の区別がつかないので、一方の帽子を赤と白の2色、染分けにして実況アナもファンも識別できるようにする主催者側の措置である。
今回、この2頭 ディープインパクト アドマイヤジャパン この菊花賞の提示に符合するものは、菊花賞の次の2つの枠だった。
8枠16番 アドマイヤスピカ
8枠17番 ラストインパクト
8枠18番 マジェスティハーツ 武豊
まずこの8枠が、アドマイヤジャパン ディープインパクトと 同じ、アドマイヤとインパクトの接触、並び。また優勝ジョッキーの武豊も同居していた。
さらに、
7枠13番 ダービーフィズ 馬主・社台レースホース
7枠14番 サトノノブレス
7枠15番 ユールシンギング 馬主・社台レースホース
この7枠が、05年の2着枠、3枠と同じ、同一馬主の同居で、やはり染分け帽子。
皆様、英雄ディープインパクト三冠ゴールのシーンで、ニコニコ笑いつつ直ぐ後方でゴールする、横山典弘の赤と白の染分け帽子。このシーンを覚えておられようか? そこを覚えていないと!
結局、結論はこの2つ。どちらか。共に、ディープインパクト産駒の配置された、7枠 または 8枠 一体どちらが正解か。だったのである。
結局、角居厩舎同居の 2枠3番 エピファネイア この相手は、ディープ菊花賞と同じ馬名接触が配された、やはり松田博資厩舎同居の8枠か。アドマイヤジャパンと同じ染分けの枠の7枠か。
わたくしは8枠の方が露骨にも見え、これをより疑わしいと思ったが、結論は 枠連 2-7 2-8 このどちらかしかなかった。
加えて、全く別の手掛かり。菊花賞自体の次の配置も直ぐ、おかしいと思った。
昨日 菊花賞
5枠10番 バンデ 矢作厩舎
6枠11番 ヒラボクディープ 蛯名正義 国枝厩舎
これから、わたくしは昨年のダービーが直ぐ髣髴した。
2012年 ダービー
5枠10番 ディープブリランテ 矢作厩舎 1着
6枠11番 フェノーメノ 蛯名正義 国枝厩舎 2着
何故、去年のダービーと同じ、5-6 10番11番 に同一配置を凝らして見せたのか? しかも、11番 ヒラボクディープ フェノーメノ 共に、同じ年の青葉賞を勝った同一要素の馬である。また、今回、この同一要素配置で、 枠連 5-6 などになるとは到底思いがたい。
これは、去年のダービーと今回の菊花賞、出馬表の中に何らかの別の合致点があり、それが発射要素であることを教える仕掛けではないか。こうわたくしは読み、お伝えした。で、比べ見ると3頭が見つかる。
去年ダービー 今年菊花賞 共通配置
1枠 1番 スピルバーグ 横山典弘 ダービー 14着
1枠 1番 チョウサン 横山典弘
7枠14番 トーセンホマレボシ 池江泰寿厩舎 ダービー 3着
7枠14番 サトノノブレス 池江泰寿厩舎
8枠18番 アルフレード 武豊 ダービー 13着
8枠18番 マジェスティハーツ 武豊
この3頭だった。これも結論は、結局、7枠14番 この同一要素位置の発射2着。
実に、去年のダービーを想起させ、その1・2着配置を再現して見せ、3着位置の今回の発射を告げる。そしてそのサインに関わっている1頭 5枠10番 バンデ これが3着にとどまらせる。実は、暗示された、去年のダービーの3着位置が2着発射、1着位置が3着発射という、同一ではない類似レースを挙行してきたものである。
終わって見ると、一般ファンは何故こんなことに気付かないのか、お前らは何を見ているか! と向こうの演出者側が思うほど、鮮やかにサインが提示、散りばめられているものである。
また次のような事柄も目に付き、お伝えしている。
菊花賞直後の、京都最終12R
4枠 7番 メイショウイザヨイ
これは、イザヨイ = 十六夜 であり、これを踏まえると
3番 エピファネイア = 十二夜
7番 イザヨイ = 十六夜
ちょうど、この菊花賞の 十二夜=3番目 これを前提にして、十六夜=7番目 が直ぐ傍の最終に置いてある。7番に十六を配置し、菊花賞の3番が4小さい十二に溶け合うこと、今日の主役であることを指し示すさりげない、芸の細かい決め手だとと思われた。
一体、大レースの日、一般レースの出馬表は飾りや飾りや前座芸で仕込まれている訳ではない。わたくしとて、メイン前の途中レースの結果で、メインへの読みが全く覆されることはある。
要は、向こうは巨大払い戻しされてしまうことも考えられる大レース、メインの日、あれこれ的中馬券を提示する為、懸命に努力しているのだ、と云う事実である。
学ぶべし!
だからこそ、わたくしは学ぶ気力が皆無で、ただただ結論だけ教えて欲しいと云う要求を悉く退けさせて頂いている。
御登録は
今回の、天皇賞・秋
わたくしに取っても重要なリベンジレースである。
昨年は、水曜情報をご送付申し上げ、出馬表が出る前日に、枠連 2-6 が最有力であり、これで決まるのでは、との疑いをお示ししていながら、前日ある事柄に引っかかり、別様の結論を出してしまった失敗レースだったからである。
今年は、オルフェーヴルの再挑戦以上に、事前の読み磐石で、大量払い戻しさせて頂く!
菊花賞のキクだよ!
原巨人は、マー君を打てるのか!?
10月13日(日) 京都8R
15着 2枠 3番 マダムリシェス ブービー
16着 7枠14番 エンドレスシャイン 最下位
(16頭立て)
要するに、競馬の着順は、1着2着3着の馬券圏内だけでなく、全着順が決められて施行されているということだよ。
鮮やかなもんだ!
競馬会の本音は、解かる者だけ儲ければ良い、と云うことである。