3月27日に椿峰コミュニティ会館別館ホールで、
所沢市街づくり計画部 都市計画課主催による 講演と討議のイベント
「ニュータウンの課題と解決策を考える
—— アクティブな椿峰ニュータウンをめざして ——」
が、開催されました。 講師:小笠原邦夫 司会:藤村龍至
第1部 近況報告 椿峰におけるまちづくりの近況
第2部 討議:まちづくりとルールのあり方を考える
(このシンポジウムの内容は、4月中旬以降に所沢市HPで動画配信予定)
所沢市椿峰協定の失効が近づき、その後をどうするのかについて
POST椿峰協定検討委員会で話し合い、アンケートを実施してきました。
アンケートの結果からは、
・椿峰協定のようなルールは維持したい
・運営は市にお任せしたい となっています。
地区計画への移行にあたり、
POST椿峰協定検討委員会が、椿峰協定の中で問題のある部分を変更して新しい住民素案をつくる ⇒
説明会を複数回設けて意見を反映させて修正し、住民の合意を得て地区計画住民案とする
という流れとなっているとのことです。
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私は協定委員ではありませんでしたが、椿峰まちづくり協議会に参加していたため、今まで16回に及ぶPOST椿峰協定検討委員会の会議に委員として出席してきました。
その会議の中で、椿峰協定の建築に関わる部分の変更で
(将来の建て替え時の自由度を確保するため)軒の高さ制限は削除
というものがありました。
マンションの建て替え問題は日本の難問の1つになっていて、費用負担を減らす為にマンションを積み増ししてその分を販売する方式が採られたりするのだとか。それでも高額の負担となるので、建て替えのうわさが出たらすぐ売却しましょうなどというネットでの記事があったりします。
軒の高さ制限を削除とした場合、建て替えが早まる可能性があり、高齢女性のひとり暮らしの場合は住み慣れたこの地を去らなければならなかったりする?
椿峰ニュータウンのマンションの建て替えをするときに備えて、既存もしくは新築の低層のマンションを移転先、もしくは建て替え中の仮住居としてニュータウン内に確保する。
建て替えがすぐ行われなければ、介護施設としても役立てる といったことはできないでしょうか。
高齢になると部屋を借りるのが難しくなるとか。できるだけ、以前と近いところで、知人たちとも顔を合わせられるようなところが望ましいのではないかと思います。
協定の制限が外され、円安がさらに進めば
外国資本によるまとめ買いがあるのでは?
しかし、それは防止するべきだと思います。
若い人たちはぜひニュータウンのお買い得な不動産に目を向けてくださいますように。
→大手デベロッパーが建て替えを考えてくれるかもしれない
なのだとか。
容積率の制限があるのでそれほど高層にはならないというんですね。
ただ円安であると、3棟全部とか買い上げるところがあれば、タワマンもあり得る?
景観が変わることもありそう。
仮に環境が保全されても、住民の多くはどこかへ引っ越しして戻れなかったりして。
災害時などのほかに
共用部分の修繕、耐用年数
といったことが考えられているのか
気になっております。
椿峰ニュータウン周辺には、介護施設がけっこう多くあって、それほど心配しなくてもよいのかもしれません。
ここだけの話、埼玉県人というのは
先を読むタイプの人たちが多いんですよね。
今までの国内での災害の被災者への対応や
世界中で発生している多くの難民の問題を飛び越えて、ウクライナの避難民にぎこちなく支援をしているように見えてしまう
優先順位といったことを明確にし
できないこととできることを考えて
支援することはできないのか
日本に望まれるのは、平和への強力な関与と復興の具体的な提言・協力
なのではないか
と思ったりします。
日本の不動産が広く外国人の投資対象にならないか、と心配になります(汗