主人や両親を見送り、人間は自分がどれぐらい長く生きるのかあるいはどのように亡くなるのかよくわからないのだ、と思ったりします。
考えたくない、ということもあるでしょうか。女性は男性よりも長生きをすることが多いので、考えてみることも必要かもしれません。
そんなことを考えるのには、青森のようなところがよさそうです。
山と海が広がっていて、時間というものを考えるのにふさわしいところだから、というか。
高校1年生のころ、土木学科などと進学の希望を書いていたりしたことを思い出します。
体力に全く自信がないのに、なぜだったんでしょうか。日本列島のあちこちで大工事があったから、だったのか。
現代では、さまざまな分野で頼もしい女性が活躍しているようで羨ましいかぎりです。
高校時代からの友人と会って、陸奥湾を見ながら食事をして、これから何ができるかおしゃべりをしました。
彼女は東京の大学を出てから青森にもどり、家庭と仕事を立派に両立させた人です。
青森は女性にとって働きやすい土地といえるかもしれません。
しっかりした女性が多くて、女性同士であれこれ相談できる環境があると思います。
父や母の介護で多くの女性の方たちに助けてもらうことができました。
青森は人材が豊富なところではないか、と思うことがよくありました。
青森での女性の働き方や考え方を発信していくと、参考になることが多そうです。
帰りの新幹線から、夕方の八甲田山です。
負けるなと励ましているように見えますね。