また、無駄なものを、かつ、場所をとるものを買ってしまいました。
家のリフォーム前に多量に粗大ごみを捨てて、断捨離生活を 決心し、嵩のあるものは買わないと誓っていたのですが、今回、ジャンク品のあまりのお得感(スリル感!!)につい手を出してしまいました。
KORG microPIANO です。
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前から興味はあったのですが、場所をとるのと、中途半端な機能(MIDI接続できない、外部音声入力がない等)に、手が出ずにいたのです。
一昨日、デジマートをいつものように徘徊していると、信じられない価格で、microPIANO が 出ていました。
なんと、↓このダンパーペダル(オプション品)が付属しているのに、ダンパーペダルの価格より安いんです。
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どういうことなのかと、説明をみてみると
「動作未確認品! 状態は比較的きれいなこの逸品! 【状態】は、
未チェック品の為現状でのお渡しになります」との説明
老舗の楽器屋さんですから、そんなにひどいこと(全く音が出ないなど)はしないだろうと、1日考えた挙げ句、ポチってしまいました。
そうしたら、さすがに心配になったのか、楽器屋さんから電話があって
「確認したところ、音は全部でました」
お~っ!!そうだよね。Amazon 不幸の福袋じゃないもんね。
不幸福袋を5万円分10個買ったら中身がヤバ過ぎた!
「ただ、3本ある脚うちの1本がありません」「つまり自立しません」
ひえ~!!なにそれ!!
「電池カバーがありません」
え~!!あの写真、電池の液漏れなしの証拠写真かと思ったら、カバー自体がないって意味だったの!!
う~ん(でも、自分のミリタリーモデラーの腕をもってすれば、そんなもんクリアーできるなと、心の声)。
そこで、OKです!! その現状でお送りください。と、商談成立。
ということで、本日めでたく到着したわけです。
現状をみると、天板の角に結構大きなキズが2箇所。
天板の蝶板にガタツキ。
なんとおまけに、キャリングケース(ファスナーが壊れていましたが、家で保存するには問題ありません。更にケースの中に、まだつかえる単3エネループ プロが2本入っていました。これだけで600円しますから、さらにおまけ感満載です)がついていました。
前の所有者は、頻繁に持ち歩くような使い方だったんでしょうね(もしかしてプロの演奏家?)。家に飾ってあれば、こんな痛み方しませんものね。
というわけで、いわく付きではありましたが、この microPIANO 予想以上に楽しいものでした。
びっくり、今どき Made in Japan です。5年ものですね。
KORG では、トイピアノの位置づけのようですが、垂れのついたミニ61鍵は、ベロシティーつきで、タッチも悪くないです。
同時発音数は120音(ステレオサンプリングのものは60音)。と、自分の持っているシンセより強力です。
また音色も、グランドピアノは、ヤマハ(KORGの親会社)かベーゼンドルファーあたりをステレオ・サンプリングした奥行きのあるサウンド(低音は左よりから高音は右よりから聞こえます)です。ローズエレピもいい音(エフェクターありの別サンプリングの音色も収録されています)がします。
25のショート・フレーズ音色(鍵盤を押さえるだけで、自動的にフレーズを奏でる)を含む61音色を内蔵。
61曲のデモ曲を内蔵。同じ曲を別の音色で演奏させることも可能。
KORG microPIANO Presentation, Tokyo 2010.09.10
これで、MIDI 端子がついていたら最高だったのに。まあ、贅沢は言うまい。
ということで、現在ピカピカに磨き上げ、脚(自転車のゴム製グリップを流用)もついて、電池カバー(厚紙で自作)も付き、角の傷も修復(油絵の具で補修)され、見違えるようになって活躍しています。
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