こつこつと、部品をそろえてきた、1954 Strato Caster レプリカですが、ここに、とうとう、完結しました!!。
最後にそろえたのは、ブリッジカバーです。
俗に、アッシュトレイ・ブリッジカバーといわれるものです。
Fender が、純正で出していました。
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Amazonのレビューをみると、世界的に軒並み、人柱になっている人がたくさんいて(サイズが合わないと、泣いている外国人のレビューが多数)ちょっと、心配だったのですが、
さすが、Made in Japan の レプリカは、サイズもオリジナルにばっちりで、みごと、きっちりとはまりました(1弦と6弦のサドルの横で押さえる構造ですから、サドルを等間隔に、きちんと並べる必要があります)。
ブリッジカバーについては、発売から、ほぼ20年間、すべてのストラトキャスターにクロムのブリッジカバーが付属していたそうです。Strato が最初に設計されたとき、ブリッジ 自体が、ちょっと見栄えが悪いと思われていたため、それを覆い隠して、より滑らかに見えるようにするためにカバーをつけていたそうです。
そういえば、私が初めて手にしたストラトタイプのエレキギターにも、カバーがついていました。
ZEN-ON ZES-70T
しかし、ミュート奏法がやりにくいために、一般的にカバーが外され、多くのプレイヤーが文字通り、それを灰皿がわりとして使用し、ソファーの上やゴミ箱に入れっぱなしにして、簡単に無くしてしまったのが、名前と付属品として付けなくなった由来だそうです。
最近では、ブリッジカバーはアメリカン・ヴィンテージ・シリーズと時折カスタムショップの楽器でパッケージ化されている希少品となってしまっています。
実際に着けて弾いてみると、確かにミュートはやりにくいですが、手首にギザギザしたブリッジが当たらず、すごく感じがいいものです。
ということで、4年3か月をかけて完結した 1954 Strato Caster 全体を眺めます。
丸いストリングガイドが特徴的です。
ストラップもオリジナルのビンテージスタイルです。
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ピックアップカバー等、'54 オリジナル仕様となっています。
1Pのピックガードに面取りされたピックアップカバー。
中身のピックアップは、Dimagio の Vintage仕様
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ショートスカートのTONE VOLUMEノブにフットボール型のスイッチノブ。
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裏側を見れば、3ピースのアッシュボディーで、
ビンテージスタイルのGOTO製チューナー。
トレモロカバーは丸い穴が特徴的。これは、Fender製が穴の位置が合わなかったので、手製です。シリアル番号入り。
中のスプリングは、Vintage 仕様の5本掛け。
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そういえば、オリジナルのビンテージストラトがクロサワ楽器に出ていました。
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いい値段ですね。
500万ですからね。
私のストラトも結構追加投資をしてしまいましたが、それでも100分の1くらいでしょうか。それでも気分は1954です。
バック・トゥ・ザ・フューチャー のあの時代です。
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