みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

つい買ってしまった。YAMAHA V50 FMデジタルシンセサイザー

2024年07月22日 | MUSIC

  もう、家の中を狭くするものは買うまいと思っていたのですが、近所のリサイクルショップのショーウインドウに目が引き付けられて、つい買ってしまいました。

 YAMAHA V50 FMデジタルシンセサイザーです。

 FMシンセは、KORG volca fm を持っているのですが、 3ボイス・ポリフォニック で物足りないところがあり、やっぱり本家のFMシンセの音を聴いてみたいなと思っていました。

 YAMAHA は、 現在 FMシンセ(DX7) のリメイク版 reface DX というのを発売しているのですが、現代版にアレンジされているため、当時の音がするのか疑問ですし、だいたい価格が高い。

ヤマハ | reface - シンセサイザー - 概要

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 また、初代の DX7(1983年発売) は、この頃プレミアがついて、ちょっと試しに買えるような値段でなくなっています(前は1万円ぐらいで売っていたのになぁ....)。

 ということで、ジャンク品かと思えるような値段の V50が目にとまって、これはゲットしなくてはと、妙な使命感に駆られた訳です。
一応お店の人に頼んで、すべての鍵盤から音が出ることを確認させてもらい、補償も6か月ということでした。

仕様 は以下のとおり


1992年カタログより

  V50
サイズ/質量
寸法 1,002mm
高さ 98mm
奥行き 326mm
質量 質量 11.0kg
操作子
鍵盤 鍵盤数 61
イニシャルタッチ yes
アフタータッチ yes
音源/音色
音源 音源方式 FM(4Operator/8Alg)
マルチティンバー数 8
発音数 最大同時発音数 16
プリセット 音色数 プリセット:100インターナル:100
効果
タイプ インサーション 32タイプ
録音再生
録音 録音トラック数 8
データ容量 約16,000音
音符分解能 4分音符/32(ステップ録音時)
メモリー/接続端子
接続端子 ヘッドフォン PHONES(ステレオ標準フォーンジャック)
フットコントローラー VOLUME、FC
フットスイッチ FS、PLAY/STOP
MIDI MIDI IN/OUT/THRU
LINE OUT OUTPUT L,R(標準フォーンジャック)
その他接続端子 BREATH
電源部
消費電力 15W
 
 

 DX7 が、FM(6オペレータ・32アルゴリズム)に対して、FM(4オペレータ・8アルゴリズム) とダウングレード版となりますが、『DX7』では同時に一つの音色しか奏でることができなかったのが、『V50』ではマルチティンバーで16音同時発音、インサーションエフェクトや、PCM音源のドラムマシン、更にシーケンサーが装備されるなど、一台だけで楽曲を制作する事が可能な、ワークステーションにグレードアップされたもの。

 1989年発売の『V50』は、大ヒットした『DXシリーズ』から、後にYAMAHAから発売されるミュージック・ワークステーション、『SYシリーズ』へと進化して行く中間に発売されたモデルになる。当時の定価は156,000円。既に所有している、AWM音源(PCM御音源)のTG55と同年の発売というのも、何かの運命のめぐりあわせか!!



 
これが、KORG volca fm と似たような価格で手に入るのはありがたい(人気が無いってことかな?)

さて、FMシンセ(基本波形の発振・変調をおこなう合成器(オペレータ)を複数組み合わせて音色を合成する)の音ですが、デモソングからも分かる通り、PCMでなくとも、これだけリアルな音を作りだせるのは驚きですね。

YAMAHA V50 Factory Demo Songs 1989

面白いのは、DEMO の中に、音色づくりのDEMOが入っていることです。

Yamaha V50 - Glocken Voice Edit - FM synthesis tutorial for beginners

結構でかい!! 奥行は YAMAHA moX6 よりもありました。

これは、田舎にはもっていかず、東京に置いておきましょう。

 

 






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