みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

今日から9月 構想を実現するときがやってきました!! VOX MV50 Boutique

2018年09月01日 | MUSIC

 VOX の コンボアンプ DA20 を買って、思わせぶりなことを言っていたのですが。今回ギターアンプいやスピーカーを購入した壮大な構想を実現するときがやってきました(どれだけ大仰(おおぎょう)なんだ!!)。

 VOX MV50 Boutique 購入!!

 


 

 

 

 これです、これです!! この組み合わせを狙っていたのです!!

 

 VOX MV50 シリーズ は、若いころからお世話になっている KORG が開発した、新時代の真空管 Nutube を初めて搭載したヘッドアンプです。

 Nutube 6P1 

 

 Nutube は、KORGとノリタケ伊勢電子(蛍光表示管(VFD)~あのBlu-Rayレコーダーなどで光って文字を表示している蛍光管~を開発した日本のメーカー)が共同開発した新型真空管。

1.蛍光表示管をベースとするため、真空管より小さな形状(容積比で従来の真空管の30%以下)にでき、大幅な省電力化が図れ、真空管の2%以下の電力で動作する(真空管は200Vとか300Vとか必要なため、トランスも大きなものが必要となる)。


2.3極管構造( 直熱型双三極管~一般的にギターアンプによく使われる真空管12AX7が2つ入っている構造)を有し、リアル真空管サウンドと優れたリニア特性を実現している。

3.なんといっても、現在真空管は、中国製かロシア製、それも、NOS(ニューオールドストック )もので、性能にばらつきが多く(用途によっては半分くらい使えないという話もある)に対し、Nutube は、日本製の高信頼度と、長寿命(連続期待寿命 30,000時間~なんと、1日3時間鳴らしても、27年間持ちます)が保証されている。

 と、薀蓄たっぷりの製品です。

 実は、この Nutube がどんな音がするのか、どうしても試してみたかったのです。

 Nutube 自体が発表されたのは、2015年とだいぶ前なのですが、昨年2017年3月、やっとNutube搭載のヘッドアンプ MV50シリーズ第1弾(AC」「 CLEAN」「 ROCK」)が発売され、今年の4月に第2弾の「High Gain」と 「Boutique」の2機種が追加されました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

VOX MV50-CL Clean ギターアンプヘッド
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 第1弾の「Clean」(これが一番売れたみたいです)と「Boutique」のどちらにしようか悩んだんですが、「暖かみのあるクリーンからオーバードライブまでカバーし、ピッキング・ニュアンスも表現。MV50シリー ズの中でも特に真空管アンプらしいコンプレッションを感じられるモデル。」との売り文句に惹かれ、「Boutique」にしました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

VOX MV50-HG High Gain ギターアンプヘッド ハイゲインタイプ
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「Boutique」は、ギタリスト垂涎の伝説的ブティック・アンプといわれている、DUMBLE Over Drive(価格が200万円前後もして、有名どころのアーティストしか持てないしろもの)のサウンドを凝縮したモデルです(だろうと思われます)。

 

 MV50とセットのキャビネットも発売されていたんですが、8インチスピーカー1発の「BC108」では迫力不足だし、12インチ1発のBC112 はどういう訳か(スピーカーがCelestionです)、急に値が張るんで、それなら、8インチ2発のAD20がベストマッチングという構想でした。 

 


 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

VOX BC112 スピーカーキャビネット
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 また、BC108は、8Ω1発ですから、MV50の最大能力の50Wがでません(半分の25Wです)。これは、BC112でも同じです。

 AD20は、8インチ8Ωが2発ついていますから、これを並列につないであげれば、インピーダンスが4Ωになり、最大の50Wがでることになります。

(aΩ、bΩのスピーカーを並列につないだら、(a×b)/(a+b)Ω。8Ωと8Ωなら(8×8)/(8+8)=64/16=4Ωとなる)。

 しかし、この小ささで、50Wとは驚異的です。

 ということで、さっそくAD20の裏をあけます。これも、AD20を選んだ理由になるのですが、電池装着のために裏蓋がベルクロで止まっているだけです。

 

 今回はアンプ部分の結線の行方を確かめようと、全部とっぱらって見ました。

 その場で、並列に配線がしてあるわけではなくて、それぞれのスピーカーから(+)(-)の線がアンプに延びていました。これを後で分からなくならないよう色別にポストイットに記録してその場に貼っておきました。

 

 さて、並列に結線した配線を伸ばして、MV50につなぎ(今回は仮なので、はんだとビニールテープによるやっつけ仕事ですが、いずれかっこよくシールド線で抜き差しできるように改造したいと思います)、電源を入れます。

 

 いや~っ、無茶くちゃ、オタク心をそそりますね。真空管のアンバー色ではなく、蛍光表示管(VFD)のブルーに光ります。横にギミックの青色LEDがあるみたいですが、心臓部の蛍光管も薄い青にボーっと光り、ギターを弾く強さによって、明滅します。いかにも電子が放出されている感じが伝わってきます。

 

 で、肝心の音ですが、これまた、びっくり。

うちのギターってこんないろんな音でたんだっけ?という感じ。

 GAIN と TONE と VOLUME を ぐりぐりと回すと、その組み合わせで、さまざま表情の音が、アナログ的に変化して出てきます。

 マルチエフェクターの作られた音とは、明らかに違う無段階に変化するアナログの音がします。

Vox MV-50 Boutique / 2017 Fender Eric Johnson Strat

 小さい時に持っていたチューブアンプ(この時はチューブアンプしか無くて、GUYATONE や TEISCO の真空管アンプでした)の記憶が甦って、時間も忘れて弾いてしまいました。

 懐かしい!! インターネットを漁れば、画像があるもんですね。

 リバーブが無くて悔しかったんですが、小遣いをためて買った「Ace Tone Fuzz Master 」をつけて、ちょうど、家の建て替えで、がらんとした部屋で弾いたら、涙が出るほどいい音がした、TEISCOのアンプ。


 
TEISCO 71C



 Ace Tone Fuzz Master 



 電源を切るのを忘れて、真空管が焼き付いて、悲しい思いをした 「Black 5」


GUYATONE GA-960 Black5




 

 

 

 





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