欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

士業の信用低下が甚だしい!…誰のための資格か!

2013年07月14日 10時11分21秒 | 調査日誌



『インスペクターも、弁護士も、信用できない!』



このところ、社会問題化しているインスペクターの事件が多い状況です。

ご相談の内容を伺いましても、「欠陥建築だっー!!」と大袈裟に煽って裁判用の

高額な鑑定料を取る建築士や、実際に裁判の代理人である弁護士の建築分野の知識

不足と、彼らの「裁判に勝つ」という意識の低さ・やる気のなさが露呈している現

状などの案件を、我々は多く目の当たりにして居ります。

 

欠陥建築の被害に遭っているのに、味方であるはずの建築士や弁護士が怠慢である

状況…… 

結果、二重三重にも被害に遭ってしまっているではと思うと、本当に腹立だしく思

います。 




インスペクターを名乗る「仕事の無い建築士」が、裁判で勝ち目のない事案に

しゃしゃり出て、「これは、絶対裁判で勝てる欠陥建築事件だ!」…等と施主を

唆し、数十万円から数百万円にものぼる「鑑定料金」や「報酬」をむしりとる事件

が頻発しています。


更に悪いことに、こう言う悪質な建築士と組む「仕事の無い弁護士」も、これに

同調し、「私は、欠陥建築に詳しい弁護士だから、裁判に勝てます!」みたいな事

を、言うものですから、素人は、すっかり騙されてしまう訳です。


…その結果、勝訴する事件は、ほとんど無く、良くて請求額の一割程度が認められ

る程度の一部勝訴で終わっています。


実際に、私が被害相談を受けたケースの全てが、裁判をしても、諸経費代金程度し

か回収出来ずに終わっています。



…私たちは、その事を良く知っているので、「裁判は損です!」…と、はっきり、

言える訳です。



裁判で負けた後、依頼者がインスペクターの建築士に電話すると、電話を途中で

切られたり、その後、電話に出なくなったりするそうです!



…本来、「士業」(サムライ業)なるものは、国家が民間に重要な業務を代行させ

る為の制度です。

その為、「建築士」も「弁護士」も難しい超難関の試験を経て、やっと免許が与え

られる訳です。


しかし、この「サムライ業」も、正義を忘れ、「辻斬り」の如く、善良な市民に、

害を与える「ヤカラ」が多くなった事を、悲しく思います。


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