欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『不動産を財産と思うなかれ!!』…広島の土砂崩れに思う事!

2014年08月24日 09時15分29秒 | 建築のうんちく




『日本において、不動産は、本当に財産なのか?』



そもそも、『財産』と言う物は、『いつでも同等のお金に換えられるから財産』なの

です。



…では、『家は、いつでも、その家と同等のお金に換えられるでしょうか?』



答えは『NO』です!



よほど都会の立地の良い場所なら、すぐに『換金』できるでしょうが、地方ほどそれが

難しいのです。



『田舎暮らし物件』など、一旦買ったが最後、二度と転売できません!





…また、『災害の多い日本』では、いつ、大事な家を失うかわかりません!

火災保険だって、十分とは言えません。



つまり、『家』と言う『資産』は、いつその価値が『ゼロ』になるかわからない資産

なのです。



『この様な資産を財産と言って良いのでしょうか?』




後50年すると、日本の人口は『半分』になってしまいます!

そうなったら、『不動産価値』は暴落し、今の価値の4分の1以下になる事は確実です!



『そんなものの為に、住宅ローンで家を買うのは、馬鹿げています!』

『家なんて、雨露しのげれば、それで良いのです!』


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