欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『家の壁の内部が黒カビ地獄』『壁体内結露の恐怖!』

2014年04月11日 09時27分05秒 | 建築のうんちく




『もし、壁紙に何か異変が起きたら、壁体内結露を疑おう!』



『壁紙が、剥がれて来る!』

『壁紙が変色して来た!』

『何だか、家の中がカビ臭い!』

『夏、暑くて、冬、寒い!』(冷暖房が機能しない)



…これらは、すべて、『壁体内結露』が疑われるケースです。


『壁体内結露』と言うのは、何でしょうか??


実は、家の壁の中には『断熱材』が入って居ますが、その『断熱材』が湿気って

しまって、『黒カビ』で真っ黒になっている事が、多いんです。

その原因は、『室内側』から『湿気った空気』が、『隙間やコンセント、スイッチ』

から、壁の内部に侵入し、『壁の内部で結露』してしまう現象です。



以前は、『冬に起こる』と、考えられて居ましたが、最近では、『夏の冷房』が原因

で『壁体内結露』が起きる事も分かって来ました。



『大手住宅メーカー』では、この『壁体内結露』を起こしにくい構造の家を販売して

いますが、それでも、『家の使い方が悪い』と、簡単に『壁体内結露』は起きます!



そして、一旦、『壁体内結露』を起こしてしまうと、なかなか『壁の中が乾かず』

大量の黒カビを発生させます。



『まさしく、黒カビ地獄です!』



更に、困った事に、『換気扇を回す』と、『陰圧になった室内』に向かって、

『黒カビの胞子』が、『コンセント』『スイッチ』から出て来ます。



もし、それを、人が吸い込むと、『肺ガン』のリスクが、高まります!




『あなたの家にも、壁の中に、黒い悪魔がいるかも…』

『壁体内結露! 恐るべし!』



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