欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『家の前に盛り塩』は、してはいけない!

2014年04月13日 09時29分17秒 | 建築のうんちく





『盛り塩に、お清めの意味はない!』



よく、家の前に『盛り塩』をしてあるのを見かけます!

これ、『水商売』意外は、御法度です。



そもそも、『盛り塩』の起源は、『平安時代』に遡ります。

その当時の『貴族』の結婚は、『通い婚』でした。



当時の『夫の家』『妻の家』は、別々でしたので、『夫が妻の家に通う』

形式だったのです。



しかも、男性は、何人も妻を持っていましたから、『妻達は、是非自分の所へ』

と、毎日願って居た訳です。



昔の貴族の男性は、自分のマイカー『牛車』に乗って移動しました!



『妻達』は、今宵は、我が元に夫を泊めようと、家の前に『盛り塩』をした

のです…



…何故か???




貴族の男性が乗ったマイカー『牛車』が、『盛り塩』の前を通ると、牛は、塩を

舐めたいので、その場から動かなくなります。



本当は、その貴族の男性は、もっと、先の『妻の家』に行きたかったのかも

知れませんが、『牛車』が動かないので、そこの『妻の家』で一泊する事を決意

せざるを得ないのです。



『これが、盛り塩の、本当の意味です!』

ですから、邪気を払う効果なんて、最初からないんです。



もし、一般家庭でこれをやったら、『この家の主人は、家に寄り付かないな!』

と、思って、笑ってやりましょう^^




…ですので、『盛り塩』は、現代でも、『銀座のクラブ』とか、『北新地のバー』

などで、良く見かけるのです。



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