『坂本龍馬暗殺の現場は、異常に天井が低かった!』
日本の『建築基準法』では、床から天井までは、2100ミリ無いと、『居室』と
して認められません。
でも、江戸時代の家は、二階部分の『天井高』が、異様に低いんです!
そもそも、日本人が、建物の二階以上に住む様になって、まだ、日が浅いのです。
最初に、『木造3階建て』の施設の記述が出て来るのが、今の青森県の十三湖に拠点
を持って居た『安東水軍』が、700年前に十三湖畔に建設した『外国人娼婦の館』
からです。
当時、『安東水軍』は、この地に10万人を超える街を建設し、京都の都より人口が
多く、繁栄していました。
この『外国人娼婦の館』には、中近東からやって来た、外国人娼婦が働いて居たと、
記録にはありますので、この施設が、日本で最初の『木造3階建て施設』だったと
推測出来ます。
…その後、建物の二階以上で生活した『日本人』は、織田信長の登場を待たねば
なりません。
『織田信長』は、琵琶湖畔に建築した『安土城』に住んで居た記録が、残って
居ます。
通常、城の『天守』は、大名が合戦で追いつめられ、最後に『切腹』する為の施設
であり、また、大名の『権威の象徴』でありました。
普通は、『天守』は、『弾薬庫』として使用されていました!
さてさて、ここで、『本題に戻りましょう!』
『坂本龍馬』の暗殺された家は、『天井が低い』理由でしたね。
…その家は、もう現存しないのですが、高知の『坂本龍馬記念館』に行けば、
坂本龍馬が暗殺された『部屋』が、復元されて居ますので、実際にその大きさ等を
実感出来ます。
この当時の『古民家』は、構造的に、あまり軒を高く出来なかったのです。
そもそも、『古民家』においては、二階は居住スペースと言うより、客人が来た時
の『臨時スペース』だったのです。
もし、二階の天井高を高くすると、当時の技術では、重心が高くなってしまい、
『著しく耐震性が低下』してしまうのです。
現在に残る『古民家』も、ほとんどの家が、『天井高が低い』場合が多いです。
たまに、この様な家を、『不動産屋』で売って居ますが、絶対に買ってはいけません。
『耐震性が、著しく低く、二階を法律上、使用出来ない事が多い!』
…からであります。
『古民家が、構造上強いというのは、全くのウソです!』
『軒を低くしなければ、ならないほど、耐震性は低いです!』
もし、『坂本龍馬』が、二階の部屋でなく、一階の部屋に居たら、剣術では退けを
とらない『龍馬』は、自由に刀を使えて、『暗殺されなかった』可能性もあります。