『放置され、朽ちて行く欠陥住宅の多さ!』
ローンで家を建てて、その家が「欠陥住宅」で、藁にもすがる思いで、「欠陥住宅」
の専門家を名乗る人物に相談し、その人物の勧めで、「裁判」を起こしたのに…
結局、裁判では、ほとんど主張が認められず、損害賠償金は雀の涙程度!
これ、ほとんどの「欠陥建築裁判」の結末なんです!
その結果、更に借金して、欠陥箇所を自分で修理する場合が、ほとんどです。
まだ、修理が出来れば、良い方です。
中には、欠陥箇所を修理する費用もなく、修理できずに、その家を「放置」する
人も多いんです。
そんな、朽ち果てて行く、「欠陥住宅」は多いんです!
こう言う、「欠陥住宅裁判」を得意だと、自分で宣伝している「弁護士」や、
「怪しい建築技術者」は、何を考えて行動しているのでしょうか?
裁判で、ほとんど勝てないのは、最初から十分にわかっているはずです!
…彼らが望むのは、施主が裁判で勝つ事ではなく、自分たちが高額な報酬を
施主から受け取る事なんです。
施主はこの報酬を、裁判に負けても、払わされます!
こんな事をやってるヤカラが、自分たちのHPの中で、「正義」だとか、
「被害者の救済」をうたって居るのは、チャンチャラおかしいです。
よく、恥ずかしくもなく、そんな、「偽善」が言えたものです。
こう言う、商売を、『ハゲタカ商法』と言います!
…弱っている生き物を見つけては、自分のエサにしようと、迷わず、
襲いかかる「ハゲタカ」と、同じじゃないですか!
『素人は基礎を掘ってまで見ない事を逆手にとった犯行!』
私が今までに建物の欠陥調査をした中で、「基礎部分」に欠陥があるものが多かったです!
これは、阪神大震災の後に建築された住宅の検査をしたときのレポートです。
私はある方から「新築したばかりの住宅の基礎に大きなヒビが入ったので調査してほしい。」
と依頼を受けました。
現場に行って見てみると、確かに地面から土台の下まで一直線に、何本かのヒビを確認しま
した。
すぐさま、「金属探知器」で鉄筋を確認してみると、驚いた事に、何も金属反応が出ません。
おかしいと思って、「基礎」の周辺の土を掘り返してみると、そこにあるはずの基礎の一部
がありませんでした。
基礎にも色んな基礎があるのですが、この家の場合は、「布基礎」と言われる断面が逆T字型
をした基礎の設計になっていました。
本来は、土台の下に垂直に立ち上がったコンクリートがあって、その下にそれを広い面積で
受け止める為の「フーチング」と言うコンクリート製の、「圧力を分散させる仕掛け」がな
いといけないのに、その「フーチング」が全くなかったのです。
…この事をわかりやすく説明すると、雪が積もった場所を歩く時に、「かんじき」と言う物
を足につけます。そうする事で、雪に足がもぐらないで歩ける訳です。
この「かんじき」にあたるのが、基礎の「フーチング」なのです。
つまり、この家の場合は、軟弱地盤の上に建つ上に、「かんじき」にあたる「フーチング」が
全くない為に、家がズブズブ沈んでいっていたのです。
しかも、基礎に鉄筋も入っていませんから、不等沈下した時に、基礎にヒビが入ったと言う訳
でした。
更に驚くべき事に、この家は、建築の際に、何も役所に書類さえ出ていなかったのです!
もう、「目が点」というか、「あり得ないもの」を見た感じでした。
ここまで、めちゃくちゃな欠陥は「国宝もの」です!
あなたの家は基礎にヒビが入っていませんか?