凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

何をやっても・・・

2010年04月26日 | テレビドラマ
「キムタクはキムタクである」
と、同義語で、
「阿部ちゃんは阿部ちゃんである」というのが…

ないとは思いますが、まぁ、あっても良いんじゃないかと。

てなわけで、ココんトコ期待していなかったゴールデンタイム枠・しかも東芝日曜劇場の新番組、
新参者」が今回のネタ、であります。

「枕噺、ねぇの?」

ありません。

原作:東野圭吾さん(「眠れる森」「白夜行」「ガリレオ」「流星の絆」など)
主演:阿部 寛さん(「最後の弁護人」「トリック」「アットホーム・ダッド」「結婚できない男」「CHANGE」「白い春」など)

共演:黒木メイサさん(「任侠ヘルパー」など)、溝端淳平さん(「ハチワンダイバー」など)、木村祐一さん(キム兄)、泉谷しげるさん(暴れん坊シンガー)…

第一回ゲスト:香川照之さん、市原悦子さん、杏ちゃん、などなど…
第二回ゲスト:夏川結衣さん、寺島 進さん、石黒英雄くん、などなど…
第三回ゲスト:倍賞美津子さん、大倉孝二さん、…あとはわからん。

これから出てくる人…豪華。

キーパーソン:原田美枝子さん、三浦友和さん、向井 理さん、草刈民代さん、…などなど。

まぁ、「東野ミステリーで、主演が阿部ちゃんで、共演にゲストがいかにも…」では、正直、「ワタシに観ろ」といわんがばかり、という感じがしたのでありますが…

うん。

ハマるな、これは。


日本橋小伝馬町のとあるマンション。3か月ほど前に引っ越してきたばかりの女性が、何者かに絞殺された。
被害者は最近離婚したばかりで、引っ越してきたばかりの一人暮らし。
近辺に人間関係を作る間もない、「新参者」であった。
警視庁は捜査本部を設立し、捜査に当たるが、これといった「手掛かり」は見つからず…
となればまだ良かった。
逆に、捜査線上には、「怪しい人物」が次々と現れる。
第一回では、「人の良い、仕事熱心な生保セールスマン」(香川さん)。
第二回では、「老舗料理屋の見習い・主人・女将」(石黒くん、寺島さん、夏川さん)。

捜査本部を置かれた所轄・日本橋署には、まだ赴任して間もない、風変わりな刑事が一人。
自分のことを、「この街の新参者」と呼ぶ。
剣道は有段者。
和菓子…特に甘いものに目がなく、「珍しい」「美味しい」と聞くと、仕事そっちのけで行列に並ぶ。
いつも飄々として笑っているが、決して「心から」笑わない。
そして、「読心術」の達人で、驚異的な洞察力の持ち主。
で、「変人」。
これが今回の「阿部ちゃん」の役柄。

えー、物語は、「小伝馬町の殺人事件」を追いながら、日本橋界隈に住む人達が隠す「秘密」と、それを守るための「嘘」、…その裏にある「真実」を探ってゆく「新参者」刑事・加賀恭一郎の推理と、今もどこか残る「古き良き人情噺」を描いております。

てな感じで紹介した方が良いんでしょうかね。

いや、観ていて思ったんですけどね、いかにも「阿部ちゃん」のドラマではあるんですが…、
「刑事ドラマ」とか「ミステリー」というより、「捕物帖」てな感じがしてならないんです、ワタシ。
「容疑者が続々現れる」…そんなところはまるでアガサ・クリスティのミステリーのようではありますが…それでもやっぱり、「江戸」な感じ。

なんででしょーか。
舞台が日本橋界隈だからか?
それだけでもない気がしますが…。

とはいえ、やっぱり阿部ちゃんは阿部ちゃんである。
弁護士だろうが物理学者だろうが専業主夫だろうが建築家だろうが選挙プランナーだろうが元ヤクザだろうが、…刑事だろうが。
変人」。
まぁ、そこが味なんですけどね。










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