凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

ラプソディー・イン・ブルー後編。

2010年04月30日 | 映画
えー、言わずと知れたジョージ・ガーシュウィンの名曲であり…

これはもういいですな、12月の「前編」でも書きましたから。

てなわけで、観てきましたよ、
映画のだめカンタービレ 最終楽章 後編

先に言っておきますと、新登場のキャラクターはたった一人。
エグランティーヌ・ランボヴィルさん&蒼井優さん演じる「ヤドヴィ」だけ。
あとは、前編・スペシャル・TVにてお馴染みの顔ぶれ。
かーなーり、懐かしい西村雅彦さん&ハリセン豊原功輔さん、「この大学で二番目に…」の遠藤雄弥さんまで出てきますが、ほんのちょっとだけ。
双子のフルートやサゴジョーは出てきません、残念ながら。

てなわけで、完全なる「後編」…つうか、「後半」つうべきですね、これは。

で、お話ですが…

「俺達、離れて暮らそう」という、千秋先輩のショッキングな発言により、ハリボテ人形の如く(つうか、実際「人形」でしたが)硬直してひっくり返ったのだめ。
…てぇのが、前編のラストシーン。
物語は、まんまその続きから始まりまして、「のだめ編」突入。

で、…まぁ、ネタバレになりますが、…
いつまで経ってもオクレール先生からのOKが出ず、コンクールに出れないのだめ。
頑張って、張り切って、そしてショックを受けて、落ち込んで…の繰り返しの日々がまた、始まりますが…。

TVシリーズでもスペシャル版でもそうでしたが、作りとしては「前編」は千秋の災難と奮闘、「後編」はのだめの奮起~落ち込み~再起、という形。
で、やもすれば、「後編」は心理描写が多くて、若干重くなりがち。
で、今回も、前編での「華やか」なシーンというのは、正直、あんまりありません。
中心的な話はともかく「のだめの再起」ですから、どーしても暗い。

しかし、…ホント、よく作りましたよ、この人たちは。
素直に褒めます、ワタシは。

ただ、これから観に行かれる方には、是非、「漫画かアニメをラストまで観てから、この後編を観る」ことをお勧めしたい。

かーなーり、バッサリ。
思いっきり。
容赦なく、切ってます、様々なエピソードを。

それだけ、「ここまで描くには映画では時間が足りない」ということだったのでしょう。

ワタシ自身は、アニメ版を全編見てましたので、「ああ、これは思い切ったね、しょうがないよね」という…むしろ、この編集は「潔い」と思えたのですが…
むしろTVと映画しか観ていない方には、
「重い割に展開が速いんじゃねーか?」と感じてしまうところがあるのではないか、と。
そういう意味では、

「いや、他の面々のエピソードも途中経過も、ラストだって知ってるよ」状態で臨んだ方が、むしろ映画自体をじっくり観れて良いのじゃないか、と。
まぁ、そう思えるわけです。

ちなみに、ワタシの頭ん中では、ラストシーンに近づくにつれて、
Real Paradisさんの「風と丘のバラード」が流れていました。
…アニメのエンディングテーマですね。
そして、脳内演奏が終わったと同時に、ラプソディー・イン・ブルーが再び…

いやー、観応えありました。

ああ、終わっちゃったな。

残念ではありますが、最初っからエンディングは決まっている話だったと思いますし、これで大団円。

また会いたかったら、DVDで。

そんな感じです。








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