凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

三十周年の白蛇。

2008年05月22日 | 音楽
外国のロックバンドつうのは…何故にそんなに長いこと『バンド』として成り立っていられるんでしょうかね。
つうか、別々に活動している人たちが、「じゃあ久々にやるべか」なんつってライブやったりレコーディングやった場合、日本の場合、

『復活!』なんつったり、
『活動再開!』なんつったりして、

さらに懐古的つうか同窓会風味に昔の曲をリアレンジしたりして…

なんつうのが、まあ、大体当たり前の流れになってたりしますが、外国の場合、
『久々にワールドツアーに出る』とか、『久々にアルバムだした』とか、そういう『久々感覚』があるだけで、別に『昔の自分達を懐かしんで…』なんつうのではなく、ふつーに新アルバム作って、場合によっちゃ、メンバーチェンジなんかもフツーにしてたりして、
『あれ、オリジナルメンバーって、ヴォーカルだけじゃん』みたいなことになってます。
内容によっては、「全く違うバンド」になってたり。

というわけで今回は、ハードロックバンド。
元ディープ・パープルのヴォーカリスト、ディビッド・カヴァディール率いる『ホワイトスネイク』。

つうか、このホワイトスネイク自体が結成三十周年つうことですが…

つい先頃、前作から10年ぶりにオリジナルアルバムを発表。
GOOD TO BE BAD』でございます。

…いやあ、30年て、あーた。

要するに、1970年後半から活動しているバンドが、ふつーに長い休みとって、「もうそろそろアルバム作るか」ゆーたら、10年経ってたという、ウラタロス…いや、浦島太郎的な活動内容ですよ。

まあ、メンバー変わったり間にソロ活動やったりはあったものの、解散したわけでも休止したわけでもなく、単にロングバケーションです。

んで、欧米ではこーゆうバンドが珍しくない。
エイジアもナイトレンジャーもデフレパードも、そんな感じ。

なんでしょーね。

やってる人達もレコード会社もファンも、ホント気長つうか。

見つけた途端購入してしまったワタシにしても、「懐かしい」つうより、「あ、新作でてる、買お」てな、短絡的反応でしたが。


して、感想。

全く違和感なし。
ブルースミュージックを基調に、ハード&メロウに仕上げた「王道的ハードロック」路線は相変わらず。
ディビッドの枯れた感&歌い上げ感のヴォーカルは、深紫の名曲「BURN」から全く衰えず。

すげえな、欧米。

つうか、何故に古さも懐かしさも感じないんだろかね。
時代に合わせてるわけでもないんですけどね。

…こういうのか不思議なんだよなぁ、欧米。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿