愛丸のサッカー観戦記

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シティ-ユナイテッド

2007-05-05 23:07:49 | プレミアリーグ
観戦日 5/5(土)       
 
愛丸’s チェック        
CLでの敗戦を受け、なおかつ、ランチタイムのマンチェスターダービー。
ユナイテッドにとっては、非常に厳しい試合に。
このアウエー戦に勝って、明日、試合をやるチェルシープレッシャーを与えたいところ。
試合はやっぱり難しいものになった。
中盤からガツガツくるシティにかなり手を焼いた。
ユナイテッドの攻撃はロングボールが主体。
中盤でこ気味いいパス回しから、相手を崩すサッカーは全く見られなかった。
ボルトンのそれに近い、イングランドサッカー。
ルーニーもスミスもこういうサッカーのターゲットマンには向いておらず、うまく攻撃できない。
チャンスはセットプレーからのみ。
ヴィディッチ、リオと復帰してきたCBコンビがクロスバーを叩く惜しいシュートがあったぐらい。
この復帰したふたりをここで使うあたり、サー・アレックスは勝負どこをわかってる。
前節の結果で、プレミア制覇をほぼ手中に収めたにもかかわらず、手堅い。
この指揮官の気持ちが攻撃陣には伝わらなかった。
気の抜けたプレーも目立った。
C・ロナウドが仕事したのは、ペナルティを得たシーンだけ。
結果これが、決勝点になったのだが、一番モチベーションが下がってたのはこの男。
ミランにやられたことがそうとうショックだったんだろう。
今シーズン、抜群の切れでチームに貢献してきただけに、最後まで集中してもらいたい。
それにしてもバックパスが多かった。
シティはユナイテッドに多くバックパスをさせるぐらいいいプレスはかけれてた。
守備に関しては、よくやったと思う。
サポーターの声援が力になったのは間違いない。
それでもアンフィールドほどの魔力はなかった。
シティ・オブ・マンチェスターの雰囲気もよかったが・・・。
課題の攻撃がさっぱり。
ムペンザを活かしきれず、バッセルは不発。
期待のアイルランドもファンタジー溢れるパスはひとつもなかった。
ビーズリーも自慢のスピードを活かす場面はなかった。
これだけ、攻撃に関して苦言がでるということは、何もできなかったってこと。
熱い魂はそこにはなかった。
ディコフを最初から使ってれば。
バートンがいなかったのも響いたか。
悪のサッカーができれば、この日のユナイテッドには太刀打ちできたかも。

スコア 0-1
<得点者> 
ユナイテッド   C・ロナウド
~愛丸's MVP~
R・ファーディナンド(けが上がりでも全力プレー。慌てるシーンが全くなかった。この男がミッドウイークに帰ってきてれば・・・)