愛丸のサッカー観戦記

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インテル-エンポリ

2007-05-04 22:24:51 | セリエA
観戦日 5/4(金)       
 
愛丸’s チェック        
スクデットを獲得して、最初のジュゼッペ・メアッツァでのゲーム。
開始前から祝賀ムード。
スタジアムが見事に演出されてた。
インテルにとっては、もう全てが消化試合。
あとは、チームの最多勝利を狙うぐらい。
ズラタンは内転筋の状態がよくなく、今シーズンはもう出場しないらしい。
手術もあるみたいで、この男はもう来シーズンに向けて始動したのか。
ほんと、ここまでよくやったと思う。
この試合で、レコバがひさびさのスタメン。
やっぱりあの左足にはファンタジーがいっぱい。
衰えることはなかった。
圧巻は、インテルの2点目。
同点に追いつかれた直後、CKを直接叩き込んだ。
GKが触って入ったが、あれは触らんでもゴールに行ってた。
あれを狙ってくるとこはさすが。
1点目もレコバのドリブルからのパスが決め手。
今、状態はすごくよさそう。
ティフォジからの大声援も力になったか。
けがが少なかったら、もっともっと輝けた選手。
果たして、来シーズンはどこでプレーしているのか。
ここらで、スペインへ渡るのも手だが・・・。
インテルは全体的にほんわかムードだったが、やるとこはやるで、今シーズンの強さをここで発揮。
エースがいなくてもどこからでも点を取れる。
こんな中、マテラッツィだけは最後まで熱かった。
終了間際のCKで相手DFにつかまれたと主審に激怒。
もう勝負もついてる中で、この魂が誉められるかどうか。
でも、この魂がチームを救った試合があったことも確か。
意外と影のMVPかも。
エンポリはUEFA圏内を目指す上で、ここはドローでもほしかったところ。
できなかったわけではない。
チェンスはあった。
サウダーティ、バンヌッキ、アルミロンとやるべき選手はやれてた。
インテルはバンヌッキに前半そうとう手を焼いた。
決定機を何度作られたか。
同点に追いつくまではよかったが、直後に失点ってのはほめられない。
あれで、完全に敗色モード。
残り試合で勝ち点6が目標らしいが、この調子ならできる。
ホームで絶対に落とさないこと。
試合終了後、インテルの選手が自分の子供たちとピッチで戯れてるシーンはなんだか心が和んだ。

スコア 3-1
<得点者> 
インテル   J・クルス、レコバ、スタンコビッチ
エンポリ   サウダーティ
~愛丸's MVP~
レコバ(左足の魔術師。ネラッズーロのユニフォームを着てのあのファンタジーを見れるのは残りわずか)