まだ、一発じゃ抜けないね!
17000円は今年最後の関門になるんじゃないかな?ここを過ぎて、日柄が11月になってくると大統領選挙。ここを経過すると為替は円安方向になると予想しています。それに連れて、年末ラリーが始まり18500円が年末の予想かな?
そのためには銀行株が復活してくる必要がある。
銀行には株価を上げさせてくれない縛りが多いのが気にはなります。
1)銀行は自己資本比率との兼ね合いで簡単に自社株買いができない。・・・東京三菱が唯一出来たのではなかったかな?
2)米国でドル調達がしにくくなっている。・・・米国MMFの制度改正で邦銀のコマーシャルペーパーの引受が実質できなくなったため、邦銀のドル調達コストが上がっている。(それで日銀が前回の緩和時に助け舟を出したよね)
1)は株価がブックバリューの50%なんてところでうろうろするくらいなら、思い切って発行株の20%程度自社株買いして償却すればそれだけで自己資本比率を高めることができそうだけど、監督官庁は許さないだろうなぁ。
2)は結構重たい話で、ドル調達コストが上がればその分為替予約のコストに跳ね返る。そうするとドル債を買ってヘッジをかけると何も残らなくなりかねない。日本の生保なんかはヘッジを掛けずに円からドル債投資をしている金額はそれ程多いとも思えないので、運用成績の悪化につながる。
今は円ヘッジ型の商品なんか買っちゃダメだと思うよ。為替リスクに身を晒した方が良い。
これらの縛りが一つづつでも解消される見通しになれば、銀行株はこんなとこに居ないし、全体としても高値をとってくるハズだけどね。
次の日銀政策決定会合で上記のことに言及されるだけでも、マーケットはスタートするよ。エンドは30000円かな?
風呂敷広げるのが株屋の仕事ですから(^_^;)
では。
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