今週のパワパフガールズZは2本立て。
2本立てになると、話の質が落ちるような気がする。
その壱。
アイスクリームの屋台の前でソフトクリームをなめてる
赤堤さん、豪徳寺さん、松原さん。
中学生とは思えません。
そこへ、若手落語家が現れ、屋台の姉ちゃんの前で
落語を始めます。
あまりのアホらしさに、赤堤さんと松原さんはベンチから
ひっくり返ります。しかし豪徳寺さんにだけは受けます。
豪徳寺さんって、凄く変な子。
どうやら落語家は、屋台の姉ちゃんに恋焦がれてる模様。
そこへ姉ちゃんの親父が自転車で走ってきて、問題発言。
親父:「落語みてえな笑わせる古典芸能をやってるような
奴に、娘は付き合わせられねえ」
ひでぇ偏見。
落語家は当然、反撃します。
落語家:「じゃあ、どのような古典芸能なら?」
親父:「ぅ・・・例えば・・・歌舞伎みたいな感動させる
古典芸能・・・」
落語家:「冗談じゃねえ!あんな厚化粧な古典芸能なんて」
それも問題発言だと思いますが。
とにかく親父に蹴飛ばされ、落語家はゴミ箱へ。
先週登場の「カレ」が放った黒い粒に取りつかれた落語家は、
歌舞伎モンスターに。
「歌舞伎ビーム」なる光線を発射し、それを浴びた人々は
まさに滝のような涙を流します。一応、感動してるらしい。
パワパフZ出撃・・・かと思いきや、3人とも歌舞伎ビームを
浴び、滝のような大泣き。
そのまま涙を流し続ければ、数分で干乾びて死ぬような
大泣きですが、そこはアニメ独特のいい加減さ。
赤堤さん:「パワパフZに変身出来ないよう」
松原さん:「研究所へ連絡しよう」
研究所では、博士、ケンくん、ピーチ揃ってお昼寝中。
どうしようもありません。しかし、寝ぼけてパワパフZの
出動指令を出します。
人々が流した涙で街は大洪水。そんなのありえねぇ!という
ツッコミは、この作品には通用しません。
水中から颯爽とパワパフZ発進。
モンスターは元、落語家ということで、3人は落語家の
コスプレで寒いギャグを一席。空中でです。座布団は
浮いているのか?というツッコミは、この作品には以下略。
モンスターを笑わせておいて、ようやく撃退します。
元に戻った落語家は、アイスの屋台の姉ちゃんが洪水のせいで
運河に流されていることを知り、水に飛び込んで救出。
おかげで二人は後日デートすることに。
待ち合わせ場所の落語家の前に現れたのは、思いっきり
厚化粧した
落語家:「厚化粧は嫌いでやんすー!」
あれほど惚れ狂っていたのに、化粧ごときで逃げ回る
落語家の愛は、偽物だというお話。
幼女に、顔で人生が決まってしまうということが
言いたかったんですね、はい。
その弐。
闘牛ならぬカブトムシを闘わせる大会に出場することに
なったケンくんとカブトムシの絆を描いた作品。
流行に乗ろうとしてやがる。
カブトムシとゴキブリとを混同して大騒ぎする赤堤さんが
ひたすらウザいです。
あと、松原さんの気合体力馬鹿女ぶりに呆れます。
あとは、よくある感動話なので省略(ひでぇ
ぶっちゃけ、2本の感想を書くのはキツイですよ。
話も薄っぺらくなりがちだし。1本にまとめてくれ。
次週は1本らしいので、一応期待してみる。
今週はどちらかといえば、その弐のほうが教育的要素を
盛り込んだ作品でした(じゃあそっちを書けよ・・・