ひょうたん岩の見える砂浜に、ドラマのロケが
やってきました。
なんでも木崎社長という、超有名事務所の社長さんが
来ているという。
ロケに見惚れる咲は、ムープとフープの入ったバッグを
落としてしまいます。
それを見た木崎社長:「か、かわいい・・・」
ロケが終わると木崎社長が、「今度うちの事務所に来て」と
言って咲に名刺を渡したもんだから、もう大変。
級友:「間違いない、スカウトだよ!」
噂は一気に広まり、咲が帰宅すると両親もみのりも複雑な
表情。タレントになれば、町を離れて活動しなければなりません。
当然、舞とも離れ離れに。そうすると、プリキュアに変身出来ない。
その頃、舞は。
チョッピ相手に不安そう。
チョッピ:「淋しいチョピ。泉の郷はどうなるチョピ」
そうです。咲には泉の郷奪回という重責があるのです。
関係ないですが、髪をおろしたパジャマ姿の舞さんは
やたらと幼く見えて、オヤジ殺しです。どうしてこっちを
スカウトしないのか。咲は「ヒロイン」だから仕方ない
ですけど。不遇な舞さん素敵。
ダークフォール。
アクダイカーン様:「どうなっておるキントレスキー」
キントレスキー:「は、奴らを鍛えております。あと少しでプリキュアは
私と対等に闘える戦士に成長するでしょう。
その時こそ!」
・・・ってあんた、負け続けてるじゃんか。
翌日。
咲が登校すると、すっかり学友たちの人気者になっていました。
大勢の生徒たちに囲まれ、サイン攻め。
教室に入ると、仁美とキャッチャーが咲の将来を妄想してます。
アイドル歌手、ニュースキャスター・・・。いずれもドジな
結果になるあたり、咲が級友にどう思われているかが如実に
表されていて興味深いです。
しかし妄想とはいえ、派手にコスプレする咲。もう一人のヒロインで
ある舞さんの立場なし・・・かわいそう。
PAN PAKA パン。
チョココロネを山ほど買おうとするキントレスキーに
日向父:「いつもありがとうございます」
しょっちゅう買いに来てたのか。
日向父から咲の噂の話を聞いたキントレスキーは、チョココロネも
持たず、店から飛び出してダッシュ。フードを被っているのに
体が金色に変わってます。
キントレスキー:「許さんプリキュア。私との勝負から逃げると
いうのか。許さんぞぉ」
直後のCMでは、マクドナルドのハッピーセットに
『きらりん☆レボリューション』のカードがオマケで付くという。
アイドル繋がりで売ろうとは、商売上手め。
後半。
咲の部活風景を見ながら、
舞:「咲が本当にタレントになりたいと思ってるなら、止めちゃ
いけない・・・笑顔で送り出してあげないと・・・」
不遇なヒロインの、悲痛な心の叫びです。
放課後も、生徒たちに追い回される咲。人気者め。
舞の手を握って猛ダッシュで逃げます。
舞が機転をきかせて電車に駈け込み、追っかけ生徒たちを
振り切ることに成功。
それにしても、追っかけ生徒の熱狂ぶりは異常です。まだ
デビューもしてないのに。
夕凪中の生徒たちは、ミーハーなアイドルオタクの集団か。
咲:「私のサインなんかもらって、どうすんのかね、えへへ」
咲の、ちょっぴり嬉しそうな感情が見えた。
舞さん、かわいそう。
舞:「大きなチャンスだし、咲のこと応援してるよ」
その電車の外にキントレスキー登場。力ずくで電車を停めます。
運転士の姿がない・・・。
キントレスキー:「行かせはせん、行かせはせんぞぉ!」
咲:「この電車じゃ、せいぜい町はずれにしか行けないんですけどー」
早くもアイドルスマイルをマスターしてる咲。
キントレスキー:「私に挨拶もなしに旅立つなど、許さーん」と叫びつつ
ウザイナーを召喚。
デ ュ ア ル ス ピ リ チ ュ ア ル パ ワ ー
キュアブルームとキュアイーグレット。
キントレスキー:「二人ともビシビシ鍛えてやるぞ!」
顔面にブルームのパンチの雨を喰らいながら、まったく効いてません。
きっとキントレスキーは、厳しい芸能界で生き残れるように
鍛えてくれてるんだ。無骨ながらも優しく誠実な男。
イーグレット:「最後になるかもしれないけど、ブルームと
(一緒に)闘う!」
さり気なく咲にプレッシャーをかける、腹黒い舞さん。今までの
ことを考えれば、それくらい許されるような気がする。
しかし、咲は素直な少女でした。
ブルーム:「最後じゃない。皆もこの町も大好き、泉の郷も元どおり
にしたい。満と薫にも会いたい。私たち、プリキュア
でしょ?」
ウザイナーを吹っ飛ばしたところで
ムープ・フープ:「スプラッシュターン!」
ウザイナーは死亡し、キントレスキーは何処かへ退散。
戦闘が終わって、
舞:「(咲がデビューするという考えが)勘違いで本当に良かった♪」
よかったね、相方に出し抜かれなくて本当によかったね。
後日、木崎社長に謝る日向母と咲ですが、本当にスカウトされた
のは、ムプフプであることが判明。母子揃って大恥かきまくり。
その後のトネリコの森での舞さんの、ちょっと腹黒い笑いも
爽やかにハッピーエンド。
舞:(やっぱりヒロインは対等でなくちゃ!)
次週は放送がお休みなので、淋しいチョピ。
咲も舞もキントレスキーも、パワーを蓄えて頑張れ。