cuminseed

ちょっとだけスパイシー

香瑠鼓(かおるこ)バリアフリーライブ

2006-11-28 | 障害者
日曜日の午後に、
大阪ドーンセンターで開催された

香瑠鼓(かおるこ)バリアフリーライブ
 ~Miracle Wind(奇跡の風)~

を観に行って来た。

主催の
NPO法人PAG・CAT(パグ・キャット)
さんからのお誘いを受けての舞台観賞だ。
PAG・CATさんは、12月9日
大阪府堺市にある
国際障害者交流センター(ビック・アイ)で行われる
中国障害者芸術団(千手観音の方が有名)」公演
も手がけている。
これに、私たち夫婦もお手伝いすると言った間柄だ。

『香瑠鼓(かおるこ)』ってまったく知らなかったが
CM業界ではカリスマ女性振付家として、有名な存在だそうだ。
ライブの最初に、香瑠鼓の振付作品が上映された。
良くテレビのCMで見かけるものばかりだった。
一番の代表作は、
ピアノ売ってちょうだい!の
『タケモトピアノ』だ。
これを知らない人はいないだろう。
そしてライフワークとして、
障害者を含めたダンス指導も行っているそうだ。

カオルコエクセルの踊りや歌、
それに
「世界最強即興集団」の踊り
を加えたライブが繰り広げられ、

途中から、車椅子や脳性麻痺、知的障害など、
24名の障害者が参加しての、
楽しいライブとなった。

香瑠鼓が東京から来たため、
参加した障害者は、
3時間ほどしか練習していないそうだ。



それでも、生き生きと舞台の上で、
パフォーマンスを繰り広げる。

私の横に、舞台に参加している
知的障害の女の子の両親がおられた。
舞台が終わり、拍手をしながら、
涙ぐんでいるようだった。

ライブも良かったが、
障害児を持つ両親の涙が、
私の感動をもっと深いものにしてくれた。
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「刀削麺」

2006-11-24 | 中国
妻は先日の、点滴が効いてきたのか、
だいぶん風邪が良くなってきた。
当初は、京都か奈良に紅葉を見に行く予定だったのだが
まだ完全に治ってないし、今日の大阪は風邪が強く、
天気も悪いので、難波に映画を観てきた。

もうすぐ上映が終わってしまうので
「虹の女神」を観ることにした。
20年以上も前の私を思いだす作品だった。

まったくの派手さは無く、もの静かな映画だったが、
高校時代に映画研究会に所属して、
見かけによらず女性には優柔不断だった私と、
ダブって観ていた。

でも、祝日と言うのにこの映画はガラガラで、
洋画の方にばかり人が集まっていた。
もう少し、
日本の良い映画も観て欲しいものである。



映画を観てから、
なんばパークスの7階にある
刀削麺「萬来」
という店で、お昼ご飯を食べました。
刀削麺とは、中国の四大絶麺の一つで、
小麦粉で作ったラグビーボールのような生地を
専用の包丁で削って麺をつくる料理だ。

「海鮮五目刀削麺」と「高菜牛肉刀削麺」を注文し、
二人で半分ずつ食べた。
食感とスープとの微妙な絡みが美味しかったのだが、
茹でた麺の形が数字の、3や6の字のようになり、
ツルツルっと口に入れると、麺についたスープが、
飛び跳ねてしまうのだ。
うどんやそば、ラーメンは細長く、
比較的まっすぐで、麺についたスープは、
どんぶりの中に落ちるのだが、
短く太く、曲がった形の刀削麺は、
跳ねてテーブルや服に飛んでしまう。

今日はたまたま白いトレーナーを着ていたので、
よけい気になってしまった。

スーツを着ているときに、
「カレーうどん」を食べるような感じである。
妻に言わすと、私の食べ方が悪いそうだ。
そう言われても・・・


もともと「刀削麺」は、
中国労働者の食べ物で、
お腹が膨れ、チカラが付くという
一般庶民の料理だそうだ。

なるほど、
納得してしまった!!!


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北京の親戚(羊肉火鍋)

2006-11-23 | 中国
だんだんと寒い日が増え、
天気予報でも寒波接近のニュースが、
聞こえるようになってきた。

この時期には、カニやフグの解禁など、
鍋料理が美味しくなってくる。

北京では四番目の姉のマンションに滞在していて、
次の日の朝には上海に移動する5日目の夕飯には、
再び北京に住む親戚が集まり、
すぐ近くのマンション1階にある、
「羊肉火鍋屋(?)」で宴を開いてもらった。
出てきた料理は、名前のとおり、
「羊肉のしゃぶしゃぶ」である。

テーブルには各一人ひとりに小さなコンロがおかれ、

30センチ近くもある木のお箸が、
縦向きに置かれていた。


予約をしていたと聞いていたのだが、
日本の「牛のしゃぶしゃぶ」と違い料理を注文する時間が長い。
若い女性店員が一人ひとりに、
唐辛子・ゴマ・醤油味と3種類の、
「火鍋のダシ」を聞いて回り、
それらを聞き終わってから今度は、
唐辛子・ゴマ・醤油に味噌味を加えた4種類の
「ツケダレ」を聞いて回るのである。
それから肉や野菜の注文になる。

少しして、それぞれが注文した
「ダシ」と「ツケダレ」
それに、胡椒や唐辛子に味噌・ネギ・ニンニクなど
10種類ほどの薬味を持ってきた。
それから肉や野菜を持ってきた。

食に対する「こだわり」と言うべきなのか、
各自が、自分の好みの味になるように調合して食べるのだ。

ただ食べ方は、薄く切った羊肉も野菜も、
一度に鍋に入れて、グツグツ煮こんで食べるのだ。

私には、唐辛子は辛すぎるので、
ゴマのダシに、ゴマのツケダレを頼んだ。

脂身が無く、真っ赤な色をした羊肉は食した事があったが、
羊の腸などの内臓を食べたのは初めてだった。

北京の義兄や義姉たちは、
「離れて暮らしても、あなたは私たちの大事な家族です」

以前には、日本にもあった大事なことが、
まだ中国には、残っているようだ。


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第2回アジア家庭薬膳料理教室(中国)開催

2006-11-19 | NPO関西障害者国際交流協会
昨日、NPO関西障害者国際交流協会主催
「中国家庭薬膳料理教室」が開催されました

講師に「糸川 摩紀先生」をお招きし、
25名が「韮(ニラ)ワンタン」「ホタテとクコの炒め物」など、
3品を調理し、試食しました。



今回はスタッフが急な体調不良などで、
欠席者が多く、すこし不安もありましたが、
糸川先生のサポートに「豊田 あき子先生」も来ていただき、
7名の障害者を始め、



92歳のおばあさんと、お孫さん



お子様連れや



男性の方が、女性に交じって料理を作るなど、



楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

NPO関西障害者国際交流協会では、
来年1月に、
「ベトナム家庭薬膳教室」
を、企画しております。
詳細が決まり次第、ブログでもお知らせ致します。
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サラリーマン専用優先座席

2006-11-16 | 日常
昨日、妻と夜の10時過ぎに、
大阪市営地下鉄御堂筋線、難波→梅田
阪神電車、梅田→尼崎
と乗った。

地下鉄は、それほど混雑しておらず、
座席にも余裕があり座れたのだが
阪神電車には、
仕事帰りや、遊び帰りの学生やサラリーマンが、
たくさん電車に乗っていた。

妻と二人、優先座席のある、
車両一番前の出入り口から列車に乗り込んだ。
優先座席には、スーツを着た、30~50代ぐらいの
サラリーマンが、右側と左側に5人ずつ、
計10人が、ずら~っと並んで座っていた。

私も妻も、一種2級の障害者で、
私はともかく、妻は一目見ただけで障害者と分かるのに、
誰も席を代わろうとしない

私もいちおうサラリーマンなのだが、
驚いたことに、一流企業の社章をつけた、
管理職風の男性が4人座っていた。
会社では、CSR (corporate social responsibility)
  *企業の社会的責任 
    企業は社会的存在として、
    最低限の法令遵守や利益貢献といった責任を果たすだけではなく、
    市民や地域、社会の顕在的・潜在的な要請に応え、
    より高次の社会貢献や配慮、
    情報公開や対話を自主的に行うべきであるという考え。
などと、部下に対しては、
口うるさく、言っているのだろう。

少ししてから、正面に座っていた、
30代半ばぐらいで、
ピシッと上等のスーツを着た人が、
「どうぞ。座ってください」
と声をかけ、立ち上がった。
私が
「ありがとうございます。
 次の尼崎で降りますから、、、」
気持ちだけ、頂くことにした。

その隣の40代後半ぐらいのサラリーマンは、
よれよれのスーツに、ビジネスバックと、
紙袋を二つもち、うとうとと半分眠っているようだ。

電車が発車し、尼崎駅に近づいたとき、
眠ってしまったのだろう。
紙袋を横に倒してしまい中身が飛び出してしまった。
ハッと目が覚めたのだろう。
あわてて中身を拾い集め、
バツが悪くなったのか、眠ったふりをしだした。

笑いながら妻が私の顔を見たので、
「日本のサラリーマンは、疲れているの!」

ただ、ふと考えたのは、
この、優先座席に座っているサラリーマン達の子供は、
たぶん学校で、
「いじめ」
をしているのではないだろうか?

だって親が、
堂々と、
公共施設(電車の中で)で
障害者(弱者)いじめをしているのだから。
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