cuminseed

ちょっとだけスパイシー

「刀削麺」

2006-11-24 | 中国
妻は先日の、点滴が効いてきたのか、
だいぶん風邪が良くなってきた。
当初は、京都か奈良に紅葉を見に行く予定だったのだが
まだ完全に治ってないし、今日の大阪は風邪が強く、
天気も悪いので、難波に映画を観てきた。

もうすぐ上映が終わってしまうので
「虹の女神」を観ることにした。
20年以上も前の私を思いだす作品だった。

まったくの派手さは無く、もの静かな映画だったが、
高校時代に映画研究会に所属して、
見かけによらず女性には優柔不断だった私と、
ダブって観ていた。

でも、祝日と言うのにこの映画はガラガラで、
洋画の方にばかり人が集まっていた。
もう少し、
日本の良い映画も観て欲しいものである。



映画を観てから、
なんばパークスの7階にある
刀削麺「萬来」
という店で、お昼ご飯を食べました。
刀削麺とは、中国の四大絶麺の一つで、
小麦粉で作ったラグビーボールのような生地を
専用の包丁で削って麺をつくる料理だ。

「海鮮五目刀削麺」と「高菜牛肉刀削麺」を注文し、
二人で半分ずつ食べた。
食感とスープとの微妙な絡みが美味しかったのだが、
茹でた麺の形が数字の、3や6の字のようになり、
ツルツルっと口に入れると、麺についたスープが、
飛び跳ねてしまうのだ。
うどんやそば、ラーメンは細長く、
比較的まっすぐで、麺についたスープは、
どんぶりの中に落ちるのだが、
短く太く、曲がった形の刀削麺は、
跳ねてテーブルや服に飛んでしまう。

今日はたまたま白いトレーナーを着ていたので、
よけい気になってしまった。

スーツを着ているときに、
「カレーうどん」を食べるような感じである。
妻に言わすと、私の食べ方が悪いそうだ。
そう言われても・・・


もともと「刀削麺」は、
中国労働者の食べ物で、
お腹が膨れ、チカラが付くという
一般庶民の料理だそうだ。

なるほど、
納得してしまった!!!


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする