cuminseed

ちょっとだけスパイシー

中国青海省お見舞記(上海の義兄その後)

2007-02-27 | 中国青海省お見舞記
今日、上海の義兄が退院した。
心臓の手術も無事成功したようだ。

今度は上海新天地で
(大阪ミナミでなく中国の)
上海蟹を食べるぞ!!!



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国青海省お見舞記(千の風)

2007-02-26 | 中国青海省お見舞記
今日、NHKクローズアップ現在で、
「千の風」の特集をしていた。

妻が設立したNPO関西障害者国際交流協会で、
何度も池田和美さんが歌っている。
とても良い詩だ。

今日の午前2時ごろ、
中国から、国際電話がかかって来た。
青海省に住む、妻の姉が、
永遠の眠りについたそうだ。

今年の1月には、
入院はしているものの、
まだ意識があり、
少しは食事も取ることが出来た。

寒さや、空気の薄さの為、
お見舞いに行くのを何度もためらったが、
行って良かった。

葬式には行かない。

でも、
ちゃんと姉妹の、
最後のお別れを
して来たから・・・




2005年5月 北京にて
私の母と、義姉
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国青海省お見舞記(番外)

2007-02-10 | 中国青海省お見舞記
数日前、
上海の義兄が、
心臓移植をしたと連絡が入った。
2~3日は意識のない状態が続いたが、
今は意識も回復し、
順調に回復しているそうだ。

別な面で、
「中国って凄いな!」
と感心してしまうような出来事だった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国青海省お見舞記(12)

2007-02-10 | 中国青海省お見舞記
上海駅には、甥が迎えに来てくれていた。
義兄の家は上海駅から車で5分の高層マンションだ。



甥がタクシーの中で話すのは、
2日前、義兄は私たちが会いに来ると言うので、
一人で近くの散髪屋に行くと家を出たらしい。
ところがこの日は寒く、家を出てすぐ、
持病の心臓発作が置き、意識がなくなり倒れてしまった。
救急車で運ばれ、今は入院していると言うのだ。

本来ならば、もっと早く入院していなければいけないのを、
私たちが行くと言うので、入院日を遅らしていたらしい。
マンションに荷物を置き、病院に向かった。
病院の前にある花屋で見舞い用の花を買い、
入院している病棟に向かった。
広く大きな総合病院で、一人だと病院から外に出るだけで
迷子になってしまいそうだ。

義兄は点滴中で寝たままではあるが、元気はよさそうだ。
青海省に続き、上海でもお見舞いだ。

1時間ほどしてから、疲れてはいけないので、
マンションに帰ることにした。
予定では、昨日の夜は上海新天地で、
「上海蟹にお酒」
だったのに!!!
夕方には日本に帰らないといけない。
上海新天地に行く時間は無いかもしれない。

帰りのタクシーで甥が、
「家で上海蟹を食べよう。
 店に行っても高いだけで小さな蟹しか出てこない。
 大きな上海蟹を買ってきて家で料理してあげる」
と言ってくれ、マンション手前の市場の前で、
タクシーを止めた。

入り口に大きな「中国のうなぎ(?)」を開き
干したものが並ぶ、上海の市場に入った。






日本の市場と違い、牛肉や豚肉は塊を必要な分量だけ切って売る。

鶏は、皮を剥いたものや、生きた鶏が小屋の中に20羽ほど入っている。
魚屋には、魚は当然だが上海蟹にエビ、イカ、
貝にカエルまで店先に並んでいる。

野菜や果物も台に山のように積み上げられ売っている。

「食の国、中国だ」







この市場の上海蟹は小さいので、
別の店に買いに行くと甥が一人で出て行った。
私たち夫婦と姉は家に帰り、
蟹を蒸す用意をすることになった。

バカバカしいと思う人もいるかも知れないが、
念願の上海で食べる、上海蟹である。

蒸し器に入れた水がグツグツ言い出したときに甥が帰ってきた。
日本の毛蟹より、少し小さいが上海蟹では
身とミソの詰まった、大きいモノだそうだ。

蒸し器にいれ20分待つ!
その間に甥は紹興酒をヤカンに入れて火にかけている。
良い香りが漂いだした。

「出来た!」
真っ赤に茹で上がった上海蟹がテーブルの上に乗せられた。



こんなとき、片麻痺の身体を恨む。
片手で蟹は食べにくいのだ。
甥が一番大きな蟹をつかみ、
甲羅をはがして私に渡してくれた。
ミソがたっぷり入った甲羅だ。
「ウマい!」
上海蟹は、海水の蟹でなく、湖の蟹なのだ。
だから磯臭さや塩味がまったく無く、
ミソ本来の味がする。
ミソだけでなく、身も美味しい。
私の前には、甲羅が2つ3つと並んでいく。

燗をした紹興酒も実に美味しい。
上海蟹とは絶妙のコンビだ。

甥はもう食べ飽きたから、いらないという。
「それでは、私は初めてだから遠慮なく頂きます」
と妻に通訳を頼んだ。
甥の顔には、微妙な薄笑みが浮かんだ。
妻ははっきりと、
「いい加減にしろ!」
と顔に出ているようだが、
親切な行為は、素直に受けるべきだと思う。

義姉と義兄の、お見舞いをする為の中国渡航だが、
私には、青海・北京・上海の食べ歩き渡航だけだったのかも・・・

関西国際空港行きの飛行機からは、
綺麗な夕焼けが望むことが出来た。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国青海省お見舞記(11)

2007-02-06 | 中国青海省お見舞記
姉の家に戻り、荷物を用意し北京駅に向かった。
妻の親戚たちは、私達のことを心配してくれるのはありがたいが、
夜行列車で、お腹が空いてはいけないと、
パンにお茶、ヨーグルトに生ハム等などを買ってきて、
もって行けと言う。

もう大人なんだし、中国の夜行列車のビッフェや
あれば駅弁なども体験したいのだが、
断ることが出来ず、荷物になるが仕方なくカバンに詰め込んだ。

あまりにも荷物が多いので、兄が駅まで送ってくれた。



北京駅は、建物の中に入るのにも、切符が必要だった。
外から駅の中に入るのにも、金属探知機で、
手荷物に危険物が無いかをチェックする。

広い駅の中を歩き、ホームに着いた。


日本の電車より幅の広い線路に
20両の客車が連結されている。
私たちが乗るのは13両目。
前から電車の写真を撮ろうとしたが、
1両目は、はるか先で見ることが出来ない。
歩いて行くのも荷物が盗まれるといけないのであきらめて、
電車の中に入った。

上下2段のベットが向かい合わせになって、ひとつの部屋になっている。
どうやら私たち夫婦で一つの部屋を独占できるようだ。
綺麗なルームだ。



電車が動き出した。
12時間後には上海だ。

せっかくの中国夜行電車なのに、
やはりビッフェを体験しないと勿体ない。
女性車掌に、荷物を盗られないように部屋の鍵を閉めてもらい、
ビッフェへと向かった。
ビールに魚、野菜炒めなどを注文した



ビールを飲みながら窓から見る中国の夜景は、
真っ暗で何も見えなかったが、
ステキな夜を味わうことが出来た。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする