cuminseed

ちょっとだけスパイシー

六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ) 6

2012-08-18 | 六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ)
横尾山頂を過ぎると、

すぐに摩耶アルプスになる。


風化が激しく滑りやすい。







片麻痺が摩耶アルプスを制覇するには・・・

恰好も恥もなくし、

危険と思えば尻餅を付き、

杖と備え付けてあるロープや鎖を駆使して進む以外にない。











半分の馬の背まで来た。

ここからが登りになる。








これは今、下って来た場所だ。




摩耶アルプスも二回目なので、

前回ほど苦労なく無事通過することが出来た。









また山道が続く。











市街地を抜け高取山へ向かう。
















所々で見る看板。




前回は「ひぐらし」の声が良く聞こえたが、


今回は「ツクツクボウシ」や「アブラゼミ」の声が多い。



















高取山山頂付近の荒熊神社に着いた。











今回は汗でズボンの膝が引っかからないように7分丈のジャージを着ていたのだが、

裾を絞ると汗がボトボトと滴り落ちる。

500mlのペットボトルも6本飲んだ。

少しベンチに座って休憩し立とうとしたら、




マズイ!!!


右半分が鉛の重りをつけたように重い。




多分これは片麻痺の人にしか理解できない「身体の重さ」だろう。


急に右半身が重くなるは良くあることなので、

普段から根性で(?)対処する練習はしているのだが、

暑さや水分補給、疲労などで、

いつもより酷いようだ。







ゆっくりと下っていくが、

右半身は重いままだ。










鵯越駅に着いた。







雲一つない快晴。

まだまだ気温が上がりそうだ。



前回、鵯越駅に着いたの午後3時頃で今回は12時。

スタートは塩屋と須磨浦公園で今回は少し短いが、

私の足で30分ぐらいの差だろう。


2時間以上短くなるのは、

暑さとペース配分のミスもあるかもしれないが、

体力が付いたのとリハビリが順調に出来ている為だろう。





時間的には摩耶山まで行けそうなのだが、

右半身の重さと熱中症を考えると、

今日はここで中止にした方が良いだろう。


今日のビールは、

絶対に美味しいぞ!
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六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ) 5

2012-08-17 | 六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ)
旗振山までは雲に覆われた天気だった。












高倉山から「おらが茶屋」というヘンな名前の喫茶店兼展望台に着いた頃には、

時折、日がさし始めていた。















「おらが茶屋」からの下りは階段ばかり。







324段あるそうだ。

軽快な足取りで数人のトレッカーが横を走り抜けて行く。

手すりがあるので杖は突かなかったが、

一歩一歩確認しながら下らなければいけない片麻痺にはけっこう辛い。


市街地を抜け栂尾山(とがのお)へ向かう。



ここでもまた階段だ。







400階段と呼ばれているらしい。


中ほどでポカリの一気飲み!







正面が旗振山、高倉山。かなり歩いている。








下を見ると、、、







上を見ると






完全に雲がどこかへ飛んで行ってしまっている。

直射日光の階段登りになってしまった。





山頂でまたポカリ。






山頂からは山道だ。













一旦下ってからの登りだが階段よりも歩きやすい。

あちこちで野生のユリが咲いている。






横尾山頂に到着。

次は私にとっての難関。

須磨アルプスだ。









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六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ)4

2012-08-16 | 六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ)
本当ならば今日は、

御嶽3000メートルの景色を見るはずだったのだが、

不安定な天気の為、

中止になった。




元気な頃ならともかく、

脳出血の右片麻痺では、

状況判断で取り止める判断も重要だろう。



今日は高気圧に覆われるという近畿地方の予報なので、

六甲全山縦走の続きを歩く事にした。

前回は摩耶山まで歩いたので、

続きと思ったのだが、

無理だとは解っているのだが

『2012 KOBE 六甲全山縦走大会』

の締め切りが9月14日という事もあり、

須磨浦公園からのスタートにした。




参加資格には、

「山登りのトレーニングを積んだ健康と体力に自信のある人」

となっているが、

身体半分の体力は自信があるのだが、

残りの半分は全くない。

ただ、今回の大会参加は無理としても、

いつかは挑戦する事ができるか?

と言うのが知りたかった。







須磨浦公園駅からのスタート。


前回、セミの『ひぐらし』の声が聞こえると感動したが、

有名だったようだ。






須磨海釣公園











曇り空で少し風がある。

このままの天気で終われば良いのだが・・・






須磨浦公園駅からは石階段が多い。

急な階段も多く、

最初から汗びっしょり。

身の軽い健常者と違い、

麻痺足に負担がかかる。


































235メートルを、

ほぼ階段だけで登ったようだ。



しかし・・・暑い!!!


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六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ) 3

2012-07-31 | 六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ)

午後になって、

ますます気温が上がったようだ。

六甲最高峰からは六甲ガーデンテラス、記念碑台など、

車道もしくは車道を横切って歩くので、

自販機での水分補給は出来るのだが、

歩くより暑さのための体力消耗が激しいようだ。







ゴルフ場の中を登山道が通る。

視界も悪く、曇ったような天気で蒸し暑い。

ペットボトルも朝から5本は飲んだだろう。















予定では記念碑台ぐらいでバスに乗って、

ロープーウェイで下山しようと思っていたが、

明るいうちに、摩耶山ぐらいまで歩けそうだ。






神戸市街が見えて来た。






ロープーウェイ乗り場が見えて来た。







六甲全山縦走コースの半分ほど歩いた。

最悪でもあと2日あれば、

六甲全山縦走コースを、

完歩できるだろう。
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六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ) 2

2012-07-30 | 六甲を全山縦走するぞ!(Ⅱ)




宝塚からスタートすると、

最初に六甲最高峰に登ることになる。
















宝塚市街地も見えなくなった。









山深くなり、所々笹などに道が隠れる。





















海岸線が見えて来た。

もうすぐ最高峰だ。
















ここでカロリーメイトの昼食を食べ、

再びスタート。











普段は杖を使わないで歩くのだが、山道は別だ。

30センチの段差でも杖が必要になる。

特に下りの段差は滑りやすく、

一歩ずつ確実に降りないといけない。







午後からうっすらとした雲に覆われたが、

気温は下がる様子が無い。








六甲枝垂れ







山頂付近ではアジサイの花を良く見かけた。










7月も終わりに近いのに、、、








尼崎では、クマゼミの声しか聞こえないのに、

六甲では違うセミの声しか聞こえない。


まるでコーラスを聴いているようだ。




後からの登山者2人組が話しているのが聞こえた。

「ヒグラシが泣き出したな!」




このセミはヒグラシか!



セミを見ようと、注意しながら歩いていると、



いた!







かなり近付いても逃げなかった。


ドンクサイ奴だ!
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