昨年の5月、中国に行ったときは、
4日間の北京滞在中、妻の家族や親戚・友人、
障害者団体との交流会などたくさんの人と会ったので、
どうしても、会った人すべてを詳しく覚えることが出来なかった。
ただ、招待された宴会の席で食べた料理だけは印象に残っている。
上海の義兄以外の妻の家族や親戚は、
すべて北京で会うことができた。
北京に住んでいる家族や、
遠くからは、わざわざ青海省から
妻の姉が私たちに会いに来てくれた。
北京空港に到着してすぐに、
北京市内にあるレストランに連れて行ってもらった。
妻の家族や親戚が集まり、私たちをもてなしてくれると言う。
空港から乗ったタクシーの中で、
『北京ダック』用意してくれていると聞いた。
北京に行くからには、北京ダックを食べないと、
行った意味がないので、
食べる機会を作っておいてくれと妻に頼んでおいた。
それを聞いて妻の家族達が用意をしてくれていたのだ。
妻の兄弟とその家族、私たち夫婦と私の母を入れて
総勢16人の宴会となった。
8人ずつ、二つのテーブルに分けて料理を頂いた。
日本でもおなじみの丸く2段になっていて、
中央部分が回転するようになったテーブルだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/bc/06124b3a0a20e468c033e241bfe9c527.jpg)
日本でこのようなテーブルで食事をするときは、
たいてい、お店が用意したコースで、
出てくる料理が決まっていることが多いのだが、
中国では、1品ずつ自分たちで決めていく。
この日は、小部屋と食べる料理を3日前から予約していたらしいのだが、
料理の注文方法にもルールがあったようだ。
今年の7月、雲南省に行った最終日に広州で食事をしたときに聞いたのだが、
食べる人の数にプラス一品、それにスープを注文するのが原則らしい。
一つのテーブルに8人だから、9品の料理にスープを食べたことになる。
その中に、北京ダックも入っている。
最初に運ばれてきたのは、
『松鼠桂魚』
川魚を揚げた料理で、頭と尾は付いているのだが背骨を取っていて、
肉に切れ目を入れ、松笠のように綺麗に広がりをもって揚げている。
別のお皿にエビの入ったトマト味の甘酸っぱいたれを
魚の上にかけると、小さく「チリチリチリ」
と音がし、あま~~~い香りが、ぷーんと漂ってきた。
その音をリスの鳴き声に見立て、この名前が付いたそうだ。
中国語で「松鼠」はリスのことだそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d2/a5b03827573568a9c415e3e7ad3f1c04.jpg)
妻の長男が、
「これは家族の長が最初に頭に箸をつけ、
それから他のものが、食べることが出来るのです。
今日は日本から来た、末娘の夫の歓迎の宴なので、
最初に頭にお箸をつけてください」
「今日はありがとうございます。
覚めるといけないので、さっそくですが頂きます」
と、お箸を頭につけ、白い身を口に運んだ。
「上手い!」
身がとても柔らかく、淡水魚特有の泥臭さが全然なかった。
中華料理は脂っこいイメージが強かったが、
本物は、上品な薄味が素材本来の持ち味と鮮やかな色をかもしだし
とても満足のいく、一品だった。
4日間の北京滞在中、妻の家族や親戚・友人、
障害者団体との交流会などたくさんの人と会ったので、
どうしても、会った人すべてを詳しく覚えることが出来なかった。
ただ、招待された宴会の席で食べた料理だけは印象に残っている。
上海の義兄以外の妻の家族や親戚は、
すべて北京で会うことができた。
北京に住んでいる家族や、
遠くからは、わざわざ青海省から
妻の姉が私たちに会いに来てくれた。
北京空港に到着してすぐに、
北京市内にあるレストランに連れて行ってもらった。
妻の家族や親戚が集まり、私たちをもてなしてくれると言う。
空港から乗ったタクシーの中で、
『北京ダック』用意してくれていると聞いた。
北京に行くからには、北京ダックを食べないと、
行った意味がないので、
食べる機会を作っておいてくれと妻に頼んでおいた。
それを聞いて妻の家族達が用意をしてくれていたのだ。
妻の兄弟とその家族、私たち夫婦と私の母を入れて
総勢16人の宴会となった。
8人ずつ、二つのテーブルに分けて料理を頂いた。
日本でもおなじみの丸く2段になっていて、
中央部分が回転するようになったテーブルだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/bc/06124b3a0a20e468c033e241bfe9c527.jpg)
日本でこのようなテーブルで食事をするときは、
たいてい、お店が用意したコースで、
出てくる料理が決まっていることが多いのだが、
中国では、1品ずつ自分たちで決めていく。
この日は、小部屋と食べる料理を3日前から予約していたらしいのだが、
料理の注文方法にもルールがあったようだ。
今年の7月、雲南省に行った最終日に広州で食事をしたときに聞いたのだが、
食べる人の数にプラス一品、それにスープを注文するのが原則らしい。
一つのテーブルに8人だから、9品の料理にスープを食べたことになる。
その中に、北京ダックも入っている。
最初に運ばれてきたのは、
『松鼠桂魚』
川魚を揚げた料理で、頭と尾は付いているのだが背骨を取っていて、
肉に切れ目を入れ、松笠のように綺麗に広がりをもって揚げている。
別のお皿にエビの入ったトマト味の甘酸っぱいたれを
魚の上にかけると、小さく「チリチリチリ」
と音がし、あま~~~い香りが、ぷーんと漂ってきた。
その音をリスの鳴き声に見立て、この名前が付いたそうだ。
中国語で「松鼠」はリスのことだそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d2/a5b03827573568a9c415e3e7ad3f1c04.jpg)
妻の長男が、
「これは家族の長が最初に頭に箸をつけ、
それから他のものが、食べることが出来るのです。
今日は日本から来た、末娘の夫の歓迎の宴なので、
最初に頭にお箸をつけてください」
「今日はありがとうございます。
覚めるといけないので、さっそくですが頂きます」
と、お箸を頭につけ、白い身を口に運んだ。
「上手い!」
身がとても柔らかく、淡水魚特有の泥臭さが全然なかった。
中華料理は脂っこいイメージが強かったが、
本物は、上品な薄味が素材本来の持ち味と鮮やかな色をかもしだし
とても満足のいく、一品だった。