cuminseed

ちょっとだけスパイシー

羅相軍

2009-05-31 | 障害者
「中国障害者芸術団」2009年日中交流公演の、
関西公演が終わった。

途中で新型インフルエンザと重なり、
公演を危ぶまれた事もあったが無事に終わった。

今回の関西での公演で印象に残ったのは、
身体障害者ダンサー「羅相軍」である。

彼は子供の頃、電気事故に合い両腕が無い。
たまたま楽屋を歩いていると、
廊下に座り、舞台で使用する大きな麦藁帽子の破れた箇所を、
足を使って直していた。

細い糸で縫っているのだ。
それも、誰の手も借りずに足で・・・

その時、私と目が合った。
ニッコり笑った彼の笑顔が凄く印象的だった。



ハオ地域活動支援センターに来た時も、
彼の爽やかな笑顔が印象に残っている。





同じような印象を持った事が以前にもある。
同じ両腕のない中国の画家の劉京生氏と、
日本人の故安達巌氏だ。



ふたりとも両腕を電機事故で無くしたが、
障害を克服し口足画家として素晴らしい芸術家の道を歩んだ。

羅相軍もダンサーとして芸術の道を歩むのだろう。
この3人の優しい笑顔は、
忘れる事が出来ない。

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アランフェス交響曲

2009-05-22 | 本・映画・芸術
今日は多忙の中、大阪シンフォニーホールへ
「アランフェス協奏曲」by ジム・ホール Quintet with ストリングス
を観に行ってきた。

これは2008年11月28日に予定されていた公演が、
ジム・ホールが体調を崩し中止。
その振替公演である。

チケットを購入したのも当然、
火事や中国障害者芸術団の公演を知らない頃で、
妻の誕生日に近い為、プレゼントとしていく予定だった。

ところが妻は中国障害者芸術団通訳の為京都へ、
私ひとりの観賞となった。

この公演もインフルエンザの影響だろうか、
観客が少ないように感じた。

ここ5日ほどの間に、
中国障害者芸術団の
西宮、神戸、大阪の公演を観た。
夢と希望を求める躍動感に満ちたすばらしい公演だった。

今日の公演は、すでに車椅子となったジム・ホール最後の
日本演奏として熟練した味を出していた。

まったく違うタイプの2つの公演を同時期に観る事ができ、
それぞれの公演の良さがさらに解かったような気がする。

明日は中国障害者芸術団京都公演だ。
また違った良さを観る事が出来るだろう。
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中国障害者芸術団がハオ地域活動支援センターに2

2009-05-16 | NPO関西障害者国際交流協会
5月16日朝刊に(阪神版)
昨日の中国障害者芸術団が、
ハオ地域活動支援センターにお見舞いに来た事を
掲載されました。









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中国障害者芸術団がハオ地域活動支援センターに

2009-05-16 | NPO関西障害者国際交流協会
昨日、「千手観音」で知られている
中国障害者芸術団がハオ地域活動支援センター来た。

尼崎市の難波センター市場火事で、
多文化共生ハオ地域活動支援センターの倉庫が全焼した事を聞いた
中国障害者芸術団の皆さんが、
同じ中国人障害者として異国で頑張っている同胞をお見舞いし励ます為、
ハオ地域活動支援センターへ中国障害者芸術団60名全員がお見舞いに来た。

NPO法人 関西障害者国際交流協会と中国障害者芸術団は
2006年12月9日大阪ビックアイ公演の際、通訳とサポート協力を行い、
それからは交流関係を持ち続けていた。


中国障害者芸術団は5月12日から6月17日まで、
2009年日中交流公演
「千手観音─My夢Dream」全国ツアーを開催する予定になっていて、
今日16日西宮市民会館アミティホールで行われる公演途中に、
立ち寄って頂いた。

邰麗華(タイ・リーファ)団長よりお見舞いの言葉を頂き、
双方のプレゼント交換。
中国障害者芸術団のミニパフォーマンス、懇親会が行われた。



横笛の演奏



サックス独演







手話を交えた合唱





日本語で「千の風になって」合唱



懇親会



記念撮影



千手観音メンバー
美人・イケメン揃い
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2008年5月12日四川大地震

2009-05-12 | NPO関西障害者国際交流協会
四川大地震が起こって1年が経った。

昨年は、尼崎で
「中国四川大地震障害者救援コンサート」
を開催し、その義援金を持って被災地まで行った
その後も明石、加古川等で写真展を開催し、義援金をつのった。

本来ならNPO法人 関西障害者国際交流協会で
「メモリアルイベント」を開催する予定だったが、
尼崎難波センター市場の火事で、
イベント用に準備していた資材が全焼し中止となってしまった。


今日は別件での用事もあったのだが、
地震で被災された方へのお悔やみをする為に、
中華人民共和国駐大阪総領事館に行ってきた。

領事とお話する事が出来た。

完全な復興はまだまだ先である。
地震の為に障害者になってしまった被災者の生活。
そして心のケアも大事な問題だと言われた。

現在、NPO法人 関西障害者国際交流協会では
中国障害者芸術団日中交流公演のボランティア活動をしています。

「中国障害者芸術団」は
障害者だけでなく、すべての人に、
夢と希望を与えてくれます。

また、
「私の夢」調和基金のイベントでもあります。

少しでも多くの方に、
御鑑賞して頂きたいと思います。

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