cuminseed

ちょっとだけスパイシー

「雲南茶苑」

2008-06-23 | NPO関西障害者国際交流協会
昨日は今回のコンサートでお世話になる
李紫君さんが開いている
「雲南茶苑」
に行ってきた。

神戸北野坂にあるビルの地下一階にあった。
たぶん以前はラウンジだと思うが
落ち着いた雰囲気の店で、
フロアの中央にはグランドピアノが置いてある。
李さんは雲南省“シーサンバンナ”のイー族出身の方で、
日本に来て今年で17年。
日本に、自分の国の文化や芸能を知ってほしいという思いで
1991年に神戸に移住し、
2000年には神戸中国雲南芸術交流団を設立して、
その団長も務めている。

昔から料理好きで、
雲南の家庭の味をたくさんの人にも知ってほしいと、
この「雲南茶苑」をオープンしたそうだ。

2年前に雲南省に行った事もあり
久々に雲南の家庭料理を美味しく頂いた。


「雲南きゅうり」


「鴨チャーシュー」
などと注文した。



もちろん
「紹興酒」も



特に美味しかったのは
「イカ野菜炒め」と


「雲南うどん」である


雲南でもとてもよく食べたスープの味に、
日本のうどんを入れていた。
スープは透明、具はかりっと炒めた高菜と豚肉。

もう感激!
辛さと甘さ、だしの旨みと酸味のバランスが最高でした。
久々の雲南料理!
普段はピアノで歌も披露してくれるそうです。
今回はお客さんが多い為、
料理を作るのが忙しくて聞けませんでしたが、
是非ともまた、
食べに行きたいお店でした。
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障害者東京へ

2008-06-22 | 障害者
先週の土曜・日曜と東京に行ってきた。
同じ脳血管障害(脳梗塞・脳出血・脳動静脈奇形)
で後遺症を持つ人達のオフ会に参加する為である。

京都駅で、京都や奈良からの参加者と合流し、
私を含む障害者3人と介護1名が新幹線に乗り込んだ。
名古屋駅で車椅子の方も合流。
JRは、外来線から乗換でも駅員に連絡しておけば、
車椅子の方でも介助してくれるので安心だ。
東京駅でも、駅構内なら駅員さんが目的地まで連れて行ってくれる。

東京駅近くで他のメンバーと合流。
東京を始め、北は北海道網走から南は九州福岡まで、
11名の障害者と3人の介護者(旦那様)がそろった。

車椅子が2人。他は杖に装具など・・・
私が一番歩くのに不便はないだろう。
東京駅から山手線で池袋へ行った。

山手線は、大阪環状線より
ホームと乗降口の段差が高いような気がした。
各都市の市営地下鉄など、
乗降口とホームの高さが同じに作られだしている。
なんとかしてもらいたいものだ。

大きな駅で障害者(特に片麻痺)が乗り降りするとき、
段差と、ホームから電車のとの隙間が重要になってくる。
ホームとの隙間が15センチもあれば介助が必要な人はたくさんいるだろう。
健常者なら大した事がない幅でも、
運動機能の低下に加え、幅があるというだけで
筋肉に緊張がおこり身体が固まってしまう方もおられる。

怖いのは下車のときである。
段差を下る方が不便なのだ。

池袋駅では、学生がたくさん乗ってきた。
杖を突いた障害者が降りようとしているのに、
おかまいなしに、空いている座席に直行する。

「障害者がいるので、前をあけてください」

と言うと、素直に通してくれたのだが、
一人だったり、慣れていなかったりすると、
不安から身体に緊張が走り、
どうして良いか分からなくなるだろう。

今回の東京行きでは、
たくさんの勉強になった。
歩いている途中で疲れたり足が痛くなったときにどうするか、
最近は車椅子を設置している駅や施設が増えてきた。

今回は池袋駅とサンシャインビルで車椅子を借りた。

池袋駅は緊急用で駅構内だけの利用。
原則として、駅員の介助によるもので、
駅の出口まで押していってもらえた。

サンシャインビルでは名前住所電話番号と返却時間を用紙に記入し、
あとは自由に使って、受付に返せば良いというものだった。

大阪では気付かなかったのだが、
東京人って、
なんで駅を歩きながら携帯メールをするの?
杖を突いた障害者に平気でぶつかってくる。
まったく前を見ずに歩いている。
大阪の方が、歩くスピードは早いが、
人にぶつかるのは少ないぞ!

もっとも

大阪で人にぶつかる=ケンカになる

と言うこともあるのだが、


翌日、少し焦ったのは、
池袋駅には、
地上から地下の電車乗り場まで行く
エレベータが少ないのと、
各出入り口に、
その事を書いた標識が無い事だ。

6月15日池袋西口で、
車椅子を担いで降ろしてくれた方。
ありがとうございました!
コメント (2)
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四川省大震災障害者の被災情報(1)

2008-06-17 | 障害者
6月15日12時現在、四川汶川地震で死者は69,170人、
負傷者は374,159人、
80%の負傷者は障害を負ったといわれます。
その他、失踪者は17,427人にも及びます。

四川省の障害者人数は622.3万人、全省総人口の7.57%。
1年毎におよそ8万人の障害者が増えています。
その中で70%以上の障害者がリハビリを期待しています。
今回の大震災で大勢の障害者が増えてしまいましたが、
障害者を向かえるリハビリ施設(障害者総合サービスセンター)の
被害が大きく、大変深刻な状態になりました。

概算すると、5月29日17時までの四川汶川地震、
障害者傷亡人数は約13,461人。
76,668軒の障害者自宅は倒壊、または危険な状態です。
330,000軒の障害者住宅は半壊または一部損害。
障害者連合会のスタッフが27人死亡、
61軒の障害者施設や障害者総合サービスセンターが全半壊になりました。
都江堰特殊教育学校の校舎は倒壊。
40名の障害者生徒は一部の室外で活動していた生徒以外は、
全員が行方不明になりました。
都江堰市障害者連合会の建物が倒壊、
最近リフォームしたばかりの障害者総合サービスセンターの建物も危険です。

聚源中学の校舎が倒壊、特殊教育学級の20名の障害者生徒が行方不明になっています。
崇州市障害者連合会の建物も全壊してしまいました。

青羊区、都江堰市、彭州市、崇州市、大邑县、蒲江县など地域の障害者総合サービスセンターも
いつ倒壊するかも知れない危険状態です。
青白江区、金堂县、双流县、郫县、新津县の障害者総合サービスセンターも半壊になってしまいました。

汶水県は未だ立ち入り出来ないので、
障害者および障害者施設の被災写真や情報が入手出来ませんでした。

地震が発生してから、中国障害者連合会の国家リハビリ医療団を始め、
各省や市もリハビリ医療団を派遣し、被災地で活躍しています。
成都市障害者連合会も救援計画を立てて、
重災区の障害者へ支援活動を行います。

23個市県の障害者連合会は、
それぞれにリハビリセンターを作りたいのですが、
経済的に大変厳しい状態です。
皆様のご支援をお願い致します。
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中国四川大地震障害者救援コンサート

2008-06-13 | NPO関西障害者国際交流協会
中国四川省で起きた大地震は死亡人数7万人を超えると推測され、
被災者は1500万人以上になりました。

地震発生の翌日、心配した田山華栄理事長が中国四川省障害者連合会に電話したところ、
偶然にも副理事長劉小偉氏とつながり、被災地の深刻な状況を聞く事が出来ました。
そして今でも被害は拡大し被災者は、苦しい状況の中で生活をしています。

大地震で亡くなられた、たくさんの人々はもちろん不幸ですが、
廃虚から助けられたものの障害が残ってしまった皆さんは、
今後の生活は如何すれば良いでしょうか? 

被災地における障害者の為に、
地震の為に障害者になってしまった30万人の為に・・・
皆様のご支援を、お願い致します。

NPO関西障害者国際交流協会と尼崎の各団体は、
6月30日アルカイックホール・オクトにて、
「中国四川大地震障害者救援コンサート」を行う事になりました。
歌や演奏・舞踊に加え、
中国四川省被災者からのメッセージも報告させて頂きます。
義援金一口1,000円以上支援して頂いた方には、
救援コンサート参加引換券をお渡しさせて頂きます。

寄せられた義援金は、NPO関西障害者国際交流協会理事長田山華栄が、
7月に中国四川省成都に赴き、連合会にお渡し致します。
コンサートの様子も日本からの、支援と応援メッセージとして、
四川省の障害者にお伝え致します。
皆様のご協力をお願いいたします。

問い合わせ ・ 申し込み
NPO関西障害者国際交流協会  
〒660-0892 尼崎市東難波町3-19-23
Tel/Fax 06-6482-5446
Mail      mail@kdia.jp

シンフォニー
〒660-0826 尼崎市北城内88-4-2-106
Tel 06-6483-2328
Fax  06-6483-2329



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四川大地震賑災義演大会

2008-06-02 | 日常
昨日は、大阪ミナミ『上海新天地』で行われた、
「日本関西地区各界四川大地震 賑災義演大会」
(賑災義演大会とは地震チャリティコンサートの事です)
に参加してきた。

関西に住む中国人の
領事館や華僑・華人・留学生などが集まって行われた、
チャリティコンサートだ。

それに特別参加として、
NPO関西障害者国際交流協会も出場した。
在日中国人芸術家たちが集まり、
歌や踊り京劇などが演じられた。













NPO関西障害者国際交流協会は、
田山理事長と山中絹恵、王秋雲さんが出場し
歌や詩の朗読を披露した。



地震発生から3週間が経過しても、
まだまだ被害が拡大する中、
今回だけでなく参加した人全員に
もっと横の繋がりを密にし、
長期に渡っての支援活動を行うと話し合った。

少しでも被災者の、役に立てて欲しいと
参加者からのメッセージが印象的だった。


コメント (1)
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