cuminseed

ちょっとだけスパイシー

季節はずれの蟹

2007-07-24 | 日常
先日、西宮のかに工房という店に行く機会があった。
私の感覚では、「蟹といえば冬」。

日本では蟹の解禁が11~3月で、
寒い日に
「カニ鍋や焼カニで一杯・・・」
のイメージがある。

この店を選んだのは、お酒の呑めない女性で、
私のように「カニで一杯」の感覚が無いのは当然だ。
それより、
「期間中4,200円のコース料理を2,100円の半額」
に引かれたようだ。
女性なら、こちらの感覚を優先するのが普通だろう。
しかも自宅からお店まで、車での送迎が付いていると言う。
車椅子の彼女にとって、これほど良い条件は無い。

最近カニを食べたと言えば一昨年の年末に、
大雪の城崎温泉近くの竹野民宿で、
カニを食べきれずに、包んでもらいお土産にするほど食べて以来だ。

カニのお刺身、焼カニ、天ぷら、フライ、酢の物、サラダなど、
10種類以上のカニ料理が次から次へと運ばれてきた。

夏のカニだから大した事ないと思っていたら、
身が締まり、甘味があって凄く美味しいのだ。
日本での解禁は冬だが、
カナダやオホーツク海などでは夏場もとれ、
春~夏場のカニも身がつまっていておいしいのだそうだ。
それらのカニを生で仕入れ、食べさせてくれると言う。
お酒の呑めない彼女には可哀想だが、
男性二人、美味しくお酒を頂いた。

私たち夫婦も彼女も、美味しいカニをお腹いっぱい堪能し、
満足した一日だった






















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台湾結婚式出席記(11)

2007-07-20 | 台湾結婚式出席記
11時半にタクシーでホテルを出発。
結婚式が行われるホテルへ向かった。

道路が狭いうえに路上駐車している車が多く、
ノロノロとしか進まない。
12時過ぎにホテルに到着した。

2度目になると台湾の結婚式がどのようなものか分かってくる。
ゆっくりと式場に入った。
やはり空席で、数人しか来ていない。



結婚式開始予定の1時になっても、
半分ほどの人しか来ていない。

私の横に、70歳ぐらいの新婦の叔父さんが座った。
彼も日本語が喋る事ができ、
何度も日本旅行の経験があるという。

結婚式に出席する為、
台湾南部からバスをチャーターし30人の団体で来たそうだ。
朝7時に出発し5時間かかったそうだ。

台北では主に会社関係と近い身内。
桃園では親戚や地元の知り合い。
父親が経営する会社の従業員の出席者だと言う。

2時になってやっと800人の出席者が席に着いた。
ここでは生演奏は無く、テープかCDでの音楽だけだ。

新郎新婦の入場と乾杯。
簡単な挨拶と自己紹介。
台北同様、スピーチは無し。

豪華で贅沢な料理が次から次へと運ばれてくる。
お色直しが終わり新郎新婦とその両親が、
各テーブルにワイングラスを持って廻りだした。
テーブルが全部で82あった。
全部のテーブルを廻るのに1時間半かかった。

次にと両親が玄関に移動し出席者の見送りだ。
これにも1時間を費やした。

新郎新婦が自分たちのテーブルに戻り
冷たいフルーツジュースを一気に飲み干したときには思わず、
「シンクーラ(お疲れ様)」

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台湾結婚式出席記(10)

2007-07-18 | 台湾結婚式出席記
午後1時から結婚式が始まるので、
姪夫婦と相談し午前11時半にタクシーで
会場のホテルへ出発する事にした。

妻と朝食のバイキングを食べたあと、
少し時間があるのでホテル近くを散歩した。
もし美容室があれば寄りたいという妻の希望もある。

朝に散歩に出かけた反対方向に歩き出した。
30メートルほど歩いたところに小さな廟(?)があり、
数人の人が参拝をしている。
お菓子や果物を供える人や、
線香をあげる人など様々だ。
30代ぐらいの子供連れの女性に、
これは何なのか聞いてみた。
昔からここにある商売繁盛の神様で、
近くの人は毎日お参りにくるそうだ。






備え付けの線香やロウソクも料金は決まっておらず、
気持ちだけのお金を木の箱に入れれば良いそうだ。
ポケットにあったコインを二つ箱にいれ、
50センチ以上はある線香に日を付け、
お祈りした。
もちろん、お○持ちになりますようにと・・・

なぜか隣に『台湾寿司(?)』の屋台があった。
どのような寿司か見てみると、
巻寿司に、具が魚や肉入りなどと少し変わっていた。


信号を渡ったところに美容室の看板が見えた。
台湾の信号はあと何秒で替わるか数字で表示されるのだ。
私たちのような障害者は歩くのが遅く、
大きな交差点では、途中で信号が変わり苦労することがある。
このような信号だと安心だ。
日本も見習ってはどうかと感心した。

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台湾結婚式出席記(9)

2007-07-17 | 台湾結婚式出席記
台北でもたくさん見たが、
桃園市内でも良く『セブンイレブン』を見かけた。
世界各国で3万2208店とマクドナルドを抜き、
世界一になったそうだ。
マクドナルドも見かけたが、
圧倒的にセブンイレブンを多く見かけた。
マクドナルドは世界118カ国に対し
セブンイレブンは17カ国で3万2208店だ。
良く見かけるのも当然だろう。
店の中も、ほぼ日本と同じ。
スナックやお菓子類が、
カタカナで書かれて売っているのが、
奇妙な感じがした。

ホテルに着いて、さっそく夕食に出かけた。
ここでも新婚夫婦にご両親、親戚などと宴会である。
ものすごぉ~~~く嬉しいのだが、
日本を出たときに比べ、
確実に太っているのが分かる。
それでも目の前に料理やお酒が出されると、
遠慮なく食べてしまう。

翌朝は早朝5時に起き、散歩に出かけた。
毎日食べ過ぎるため、少しでも運動した方が良いと考えた。
お腹を空かして朝食のバイキングや、
結婚式の料理を食べた方が美味しい。

昨晩夕食に出かけたとき、
道路沿いに市場を見つけたので、
どうしても行きたかったのである。
朝が早い為、市場はまだ閉まったままだったが、
桃園市民の朝食風景などを見る事が出来た。
何か味見をしたかったのだが、
言葉が分からないのと、
お金の値打ちが理解できていないので、
やむなく止めておいた。
今度は妻を連れて散歩に行くことにしよう。











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台湾結婚式出席記(8)

2007-07-15 | 台湾結婚式出席記
6月29日は次の結婚式場への移動日だ。
ホテル(台北君悦大飯店GRAND HYATT TAIPI)をチェックアウトし、
台湾国際空港のある桃園のホテルまでの移動だ。

新婚夫婦が観光案内を兼ね、
連れて行ってくれるという。
ワンボックスの車をチャーターしてくれていて、
桃園まで車での移動になる。
桃園までは、1時間もあれば到着するので、
観光がメインと言って良いだろう。
ホテルを出てから、台湾のホワイトハウスと呼ばれる総統府の前に車を止め
中正記念館に案内してもらった。
ここは蒋介石の業績を称え1980年に建てられた記念堂だ。
おどろいたのは中での写真がOKだった。
公表はしていないが建設費が13億NT$もかかったらしい。
白く立派な建てものある。
展示物は、歴史に興味が無い人には、
面白くないかもしれない。








次に私が、
「台湾らしい料理の食べられる店に行きたい」
とリクエストを聞いてくれ、連れて行ってくれた。
基本的には中華料理で、
ご馳走の類は昨夜のパーティでたくさん食べた。
台湾ソーセージや豚の角煮、空心菜と呼ばれる青野菜炒めなどが並べられた。
その中に、
冷やしたたけのこが出てきた。
台湾では今が旬だそうだ。
薄いマヨネーズのようなソースをつけて食べる。
歯ごたえが良く甘味があり美味しい。

最後に、テーブルにカセットコンロが運ばれ、
温かくした杏仁(アンニン)の豆乳(?)に、
揚げパンを漬けて食べる料理が出て来た。
杏仁の豆乳だけでも美味しい。
台湾では昔からある料理だそうだ。






食事が終わって車に乗り込み
「故宮博物館」
に到着した。
北京にも故宮博物館(紫禁城)があるが、
台湾のとは意味合いが違うようだ。
台湾の方が展示物の多さと内容の濃さで圧倒された。
3時間ほど鑑賞して廻ったが、
時間が足らなく、最後は駆け足で見て廻った。
ここにも中国と台湾の歴史的背景がある。
一般には、蒋介石が1948年から1949年にわたって
24万件の文物が台湾に運ばれたと言われている。

私だけの考えかもしれないが、

もし・・・
蒋介石が台湾に持ってこなければ・・・

・・・破壊されたモノも多いのではないだろうか?
歴史的貴重品(文化財)の保存で考えると、
良かったのでは・・・



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