電動バスに乗り、入り口近くに帰ってきた。
滝の側に小さな舞台があり、
ここでタイ族やジノー族・アイニ族にラフ族の
歌や踊りが見られる。
舞台の中央にジノー族の大きな太鼓が置いてあった。
太陽を形どったもので独特のデザインである。
20分ほど、歌や踊りを披露した。
少しだけ電動バスで移動する。
入り口はもうすぐ近くだ。
大きな池があって、レストランやお土産売り場などの建物が見える。
まもなく孔雀の飛来するショーがあるという。
小高い山の中腹から池に向かって、
たくさんの孔雀が飛んでくるらしい。
「池のこの辺りが良く見えますよ」
ガイドの劉さんが案内してくれた。
池のほとりに芝生が植えられ、その周りに柵が造ってある。
柵のいちばん前でショーが始まるのを待つことにした。
20分ぐらい経ってから、1羽、2羽と孔雀が飛んできた。
どんどんと数が増え、50羽ぐらいだろうか?
池のほとりに舞い降りてきた。
ゆっくり青い空を旋回するものや
レストランの屋根に降り立つものなどもいる。
全部の孔雀が降り立ったころ、
タイ族の民族衣装を来た男性が餌を撒きだした。
孔雀をたくさん引き連れ、右や左に歩きながら、
観光客に良く見えるように餌を撒いている。
孔雀はタイ族を象徴する鳥だそうだ。
池の中に迷路のように造られたレストランを通り、
駐車場にまで帰って来た。
今日の観光予定は終了なのだが、劉さんが
「民族の歌や踊り・演劇の舞台が夜にあります。
別料金になりますが、行かれますか?
ひとり150元です」
もちろん行くことにした。
妻が民族芸術の類いが大好きなのである。
それを見に来たようなものだと上機嫌になった。
劉さんは、さっそく良い席に座れるように、
携帯で知り合いに、チケットを買うようお願いしてくれた。
景洪に帰り少し早い夕食を食べた。
私たち二人での夕食はあまりにも多いので
劉さんも運転手もいっしょに食べないかと言ってみた。
そんな事は出来ないと断れたが、
残しても勿体無いと強引に説得し、いっしょに食べることになった。
鶏のスープに川魚、卵の蒸したものにチャーシューに似た豚肉料理が出てきた。
この地方で取れる香辛料に漬け込み蒸したり煮たりして作るそうで、
軟らかく、美味しい。が、すごい脂だ。
劉さんの親はゴム園の地主で、ガイドを始めてからまだ1年しか経っていない。
北京や日本にも旅行に行って見たいと、ガイドの仕事を始めたそうだ。
原始森林公園の山道を登る途中で気付いたことがある。
道に紙屑が落ちていたので、私が拾おうとしたら、
先に劉さんが拾い、ずっと持ったまま歩いて途中のゴミ箱に入れたのだ。
何気ない事だが、中国人でこのような事をする人はまだ少ない。
昨日のガイドは、ゴミを車の窓から捨てていた。
食事をしている最中に、片足の無い杖を突いた老人(乞食?)が、
物乞いに来た。
劉さんは顔色ひとつ変えずそっと紙幣を渡し、
直ぐに立ち去るように手で合図した。
観光客に西双版納(中国)の嫌な所を見られたく無いそうだ。
それに自分の担当した観光客には喜んで帰ってもらいたいとも、、、
いいガイドと出会って良かった。
この日の出来事は、いつまでも覚えているだろう。
夜の舞台を見るため、車に乗り込んだ。
滝の側に小さな舞台があり、
ここでタイ族やジノー族・アイニ族にラフ族の
歌や踊りが見られる。
舞台の中央にジノー族の大きな太鼓が置いてあった。
太陽を形どったもので独特のデザインである。
20分ほど、歌や踊りを披露した。
少しだけ電動バスで移動する。
入り口はもうすぐ近くだ。
大きな池があって、レストランやお土産売り場などの建物が見える。
まもなく孔雀の飛来するショーがあるという。
小高い山の中腹から池に向かって、
たくさんの孔雀が飛んでくるらしい。
「池のこの辺りが良く見えますよ」
ガイドの劉さんが案内してくれた。
池のほとりに芝生が植えられ、その周りに柵が造ってある。
柵のいちばん前でショーが始まるのを待つことにした。
20分ぐらい経ってから、1羽、2羽と孔雀が飛んできた。
どんどんと数が増え、50羽ぐらいだろうか?
池のほとりに舞い降りてきた。
ゆっくり青い空を旋回するものや
レストランの屋根に降り立つものなどもいる。
全部の孔雀が降り立ったころ、
タイ族の民族衣装を来た男性が餌を撒きだした。
孔雀をたくさん引き連れ、右や左に歩きながら、
観光客に良く見えるように餌を撒いている。
孔雀はタイ族を象徴する鳥だそうだ。
池の中に迷路のように造られたレストランを通り、
駐車場にまで帰って来た。
今日の観光予定は終了なのだが、劉さんが
「民族の歌や踊り・演劇の舞台が夜にあります。
別料金になりますが、行かれますか?
ひとり150元です」
もちろん行くことにした。
妻が民族芸術の類いが大好きなのである。
それを見に来たようなものだと上機嫌になった。
劉さんは、さっそく良い席に座れるように、
携帯で知り合いに、チケットを買うようお願いしてくれた。
景洪に帰り少し早い夕食を食べた。
私たち二人での夕食はあまりにも多いので
劉さんも運転手もいっしょに食べないかと言ってみた。
そんな事は出来ないと断れたが、
残しても勿体無いと強引に説得し、いっしょに食べることになった。
鶏のスープに川魚、卵の蒸したものにチャーシューに似た豚肉料理が出てきた。
この地方で取れる香辛料に漬け込み蒸したり煮たりして作るそうで、
軟らかく、美味しい。が、すごい脂だ。
劉さんの親はゴム園の地主で、ガイドを始めてからまだ1年しか経っていない。
北京や日本にも旅行に行って見たいと、ガイドの仕事を始めたそうだ。
原始森林公園の山道を登る途中で気付いたことがある。
道に紙屑が落ちていたので、私が拾おうとしたら、
先に劉さんが拾い、ずっと持ったまま歩いて途中のゴミ箱に入れたのだ。
何気ない事だが、中国人でこのような事をする人はまだ少ない。
昨日のガイドは、ゴミを車の窓から捨てていた。
食事をしている最中に、片足の無い杖を突いた老人(乞食?)が、
物乞いに来た。
劉さんは顔色ひとつ変えずそっと紙幣を渡し、
直ぐに立ち去るように手で合図した。
観光客に西双版納(中国)の嫌な所を見られたく無いそうだ。
それに自分の担当した観光客には喜んで帰ってもらいたいとも、、、
いいガイドと出会って良かった。
この日の出来事は、いつまでも覚えているだろう。
夜の舞台を見るため、車に乗り込んだ。