cuminseed

ちょっとだけスパイシー

北京国際交流記(17)

2007-12-31 | 北京国際交流記
3日も朝早くから散歩に出かけた。
まだ歩いたことのない方角へ歩き出した。









日中は、日本へのお土産を買い、
荷物の整理に時間を費やした。
明日は帰国するので、今日は北京最後の宴会となる。
午後3時に車でマンションに迎えに来てくれた。
北京市豊台区障害者連合会理事長冯建宝に招待され、
北京市豊台区にある世界花卉大観園で宴会を開いてくれるそうだ。





ここは北京に来た初日に、
私が移動中の車で、
世界花卉大観園の中にレストランがあるのを見つけて妻に
「北京(中国)の花のたくさんある所で、
 豪華な食事をしたいなぁ~」
と何気なく言ったのを妻が覚えてくれていて、
わざわざ最終日の宴会で、
こちらから店をお願いしてくれたのだ。

障害者連合会副理事長呂争鳴、豊台区政府高官の初建華、
東城区障害者連合会副理事長汪凱燕、書画家張憲平、
東京パラピンピック卓球金メダルの方など
10名の宴会だ。


中国や世界各国の植物を見学し、
敷地内にある
「南国水郷」
と言うレストランの個室に案内された。
温室の中に作られ植物に囲まれた、豪華な宴会となった







来年は北京オリンピックが開催され、
1か月後にはパラリンピックも開催される。
私たちもボランティアで参加する予定だ。
それ以外にも、
日本と中国の障害者が、
スポーツや文化・芸術などを通じ
国際交流を行うことを誓い合った。

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北京国際交流記(16)

2007-12-13 | 北京国際交流記
2日の朝は昨日より遠くまで歩く事にした。
今日の予定はマンションに妻の友人が訪ねてくるのと、
夜に中国でも珍しいお店に連れて行ってくれるだけで時間に余裕があるからだ。

マンションを6時前に出た。
義兄に『サンプゥォー』と言うと玄関まで送ってくれた。

朝早い時間だが交通量は多い。



2台引っ付いたバスはすでに満席状態で、
北京のパワーを見ているようだ。



高層ビルの間にひっそりと静かな路地があったので、
入ってみると北京の古い町並みがあった。
高層ビルより、このような路地のほうが、
私には興味がそそられる。



ゆっくりと歩いて帰ると、
マンションには4番目の姉夫婦が来ていた。
私の為に上海蟹を買ってきてくれたのだ。
しばらくして長男夫婦も来た。
妻の北京に住む兄弟、全員集合である。
さっそく蟹を茹でて宴会が始まった。
4番目の義兄は凄い。
38度の白酒をお茶のように呑む。
ついていけないが、旬の蟹は美味しい!
遠慮しないで食べなさいと言うので、
遠慮なく5匹の甲羅と味噌、太い足を食べ、
細い足を妻に差し上げた。
遠慮なくと言われたから・・・まぁ~良しとしよう


上海蟹をお腹一杯食べ、昼間から38度の白酒を飲んだので、
お昼寝してから夜の宴会に行く事にした。
食って呑んで寝て・・・の不健康な毎日である。

夕方5時に朝陽区郊外の村にある、「紅色経典」と言うレストランに
長男夫婦、4番目の姉夫婦と出かけた。
この店は、「文化大革命」当時の雰囲気を出すお店で、
連日大盛況。予約もなかなか取れないという繁盛振りだそうだ。
妻の親友が予約してくれて12人の宴会となった。

ただし、日本人は行かないほうが良いと何度も忠告を受けた。
先日も日本人を連れて行ったが、途中で気分が悪くなったそうだ。
この年代、中国から見ると日本は悪者で日本を非難する大合唱もあるという。
それを聞くと私の好奇心はムラムラと燃え盛り、どうしても行きたくなった。
赤い五角形の門をくぐると、天井やいたるところに壁新聞が張られ、
毛沢東や周恩来の顔写真など、文化大革命当時をだしている。



舞台が造られた広い店内にはホールのように3方が2階になっていて、
舞台中央に毛沢東の顔が描かれ、壁には赤い布に
「毛沢東 万・万歳(モウタクトウ・バン・バンザイ)」
とかかれた旗が掲げられている。
料理も当時の料理が出され、
舞台では、寸劇や歌が繰り広げられる。
貧しい小作人をいじめる資本家層を、
降紅衛兵が退治するとか、鬼のような日本兵をやっつけるとか、
当時、すべての中国国民に歌わせた歌や踊り、体操など、
ほとんどのお客さんが立ち上がって大合唱している。
30代以下の若い人達は分からないようだが、
40歳後半ぐらいからの人は当時を懐かしみ、
声を張り上げて歌っている。

確かに日本人を非難するような場面もあったが、
それはそれで戦争という決して善くは無い事を行ったのは事実で、
気分が悪くなるという事はなかった。

それより、中国国民が過去を受け止めるだけの、
余裕やゆとりが出来たのだと思う。
たくさんの意味で強くなった中国を見たような気持ちになった。
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北京国際交流記(15)

2007-12-12 | 北京国際交流記
1日の朝は北京に来てから毎日宴会が続き、
お腹の脂肪が増えたのと運動不足で身体が重たくなったので
散歩に出かけることにした。

朝6時にマンションを出ようとしたが、
義兄が起きていて何か話すのだが、
まったく意味が分からない。
「ええい! 散歩(サンポ)に行く」
と日本語で言うと
「サンポー オーケー」
意味が通じた。
中国語では『サンプゥォー』に近い発音で通じるようだ。
エレベーターに乗りマンションの庭に出た。

さすが高級マンション
ゴミ箱の横に、犬の○○を捨てるポストのような入れ物がある。



マンションの外に出ると、マンションや道路を造る工事の人たちの
朝食風景が目に付く。



カルフール横の広い道路を渡ろうとしたら、
信号機が日本と違い、人の歩く姿や自転車まである。



駐車場には太極拳をするお年寄りのグループや、
バトミントンをする夫婦など、
ほのぼのとした雰囲気が味わえた。



今日もお昼には羅さん家族と昼食、
夜には朝陽区障害者連合会との宴会があり、
またも食べ過ぎが予想されもう少し散歩をしたかったのだが、
あまり遠くまで行って迷子になるといけないので帰ることにした。




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北京国際交流記(14)

2007-12-11 | 北京国際交流記
妻の姉のマンションは東城国際と言って、
立派な高層高級マンションだ。
中国ではマンションの名前に国際と付くのは、
外国から来た人も不自由なく安心して暮らせる、
という意味らしい。
なるほど、他の国の人が数多く出入りしているし、
近くにカルフールもある。





夜には、東城区隆福寺街にある北京娃哈哈(WA HA HA)大酒店という場所で、
北京市東城区障害者連合会理事長从艳梅女史が宴席を設けてくれるという。

妻の友人北京市障害者連合会理事李樹華、北京市障害者連合会幹部王功祥、
豊台区政府高官の初建華、東城区障害者連合会副理事長汪凱燕などと豪華な顔ぶれだ。
特に王功祥氏・汪凱燕氏などは10月初めに来日し、
大阪で宴会を開いたがモーレツな『乾杯!』攻めに合い、
意識不明の重態で、翌日も二日酔いで仕事を休まされたという酒豪だ。

少し時間より早い目に出て隆福寺街を見物しようとしたが、
昔は賑やかだった隆福寺街も、今は王府井などに買い物客が流れ寂しくなっていた。
これも中国の時代の流れだろう。

近くのスーパーで時間つぶしをする事にした。
魚貝売場には上海蟹が並んでいる。







日本のスーパーでは肉はパックに入れられたモノがほとんどだが、
中国ではブロックを買い物客の必要量に切って販売する



2階のお菓子売場には、日本のお菓子が並んでいた。





7時前、娃哈哈大酒店に着いた。
玄関には、赤いチャイナドレスを着た綺麗なお嬢様方が並んで出迎えてくれた。
エレベーターで2階の竹が植えられている廊下を通り個室に案内された。
「娃哈哈(わはは)」の名前通り、
楽しく笑い声一杯の宴会となった。
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北京国際交流記(13)

2007-12-11 | 北京国際交流記
30日夜は、明日31日安達さんと山中さんが帰国し、
北京最後の夜になるので、
障害者連合会副理事長侯淑芬、馬大軍、呂争鳴。
障害者活動センター主任の劉洪波、
障害者連合会副主席劉京生夫妻などをお迎えし
返礼の宴を行った。
展示会や北京観光など、
お世話になった人達への
感謝の気持ちを込めたお返しの宴会である。

31日早朝に安達さんと山中さんは、
北京市障害者総合センターのスタッフが運転する車で空港に向かった。
朝の6時30分ごろ空港に出発したので、
センターの近くを散歩する事にした。
表通りから裏通りに入ると、古い住宅が建て替えられるのが見える。



200メートルほど歩くと川があり川沿いに露店が並び、
散歩する人や太極拳をする人などが見ることが出来た。
高層ビルが並ぶ中、馬でミカン(グレープフルーツ?)を運ぶ人もいる。
さすが中国(?)
たぶん郊外(田舎)から運んできたのだろう。







私たち夫妻も、北京市宣武区の北京市障害者総合センターを後にし、
4日まで北京市内に住む、妻の姉の家にお世話になる。
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