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MAX訓練[その4]

2011-11-21 19:42:00 | other
えー、お題の「MAX訓練[その4]」です。

我々訓練生が「追放」されたその日、訓練を卒業出来ない事に
ここまで頑張ったのにと思う者、もうどうにでもなれと思う者、
色々考えを巡らしたのですが、なんとか「追放」を回避する事が
出来ないかと考える者同士が、教官に詰め寄りました。

そこで、教官は、「何が悪かったか」「何故、そうなったか」
「これを改めるにはどうすればよいか」を訓練生に考えろと
ヒントをくれました。

我々は、「訓練に対して、真剣でなかった」と振り返り、
その為に教官が「追放」を宣言し、
「改めるには我々の真剣さを出していく」という結論に
至りました。

そして、それらを「改める」事を我々訓練生は宣言し、
訓練を続行することにしたのです。

その後、一人づつが抱える問題を皆の前で告白し、それらを
解決する為に訓練生同士で忌憚の無い意見を出し合うという
事を進めました。

私の順番が来た時、悩みを告白し、皆が真剣にそれを解決する
為に、どうすれば良いか、意見を出してくれました。

この時、「ああ、この訓練を受けてよかった」と心の底から
思う様になったのです。

今、考えると、これこそが、「訓練の本質」を感じる瞬間と
なりました。

私が、この訓練で、感じた事は、「訓練はあくまで訓練である」
この訓練は、「個人が一人で解決しなければならない問題」を
抱えた時、どうすればよいかの指針とする為の物である、
という事を学びました。

そして、訓練を修了した後、会社に帰って、ある矛盾を感じる事と
なったのです。

「社長は本当に自分たちの事を大切に思っているのか」という
疑問を感じ、訓練を受けていない社長には、この気持ちを
訴えても、何も変わらないと解ったのです。

そこで私は、社長に「仕事が出来なくなった」と嘘をついて
自分から、会社を辞める事にしたのです。

今思うと、あのまま会社を続けていたら、いずれ社長と対立して
結局、辞める事になると感じ、これで良かったんだと思う様に
しました。

これが、訓練を受けた私の顛末です。

以上で「MAX訓練」についての感想を終わりにしたいと思います。