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MAX訓練[その3]

2011-11-16 18:50:59 | other
えー、お題の「MAX訓練[その3]」ですが、前回の続きです。

このMAX訓練とは、過去にDMP訓練という名称で行われていたものを
ベースにしており、Googleなどで「DMP訓練」で検索すれば、
関連ページを探す事が出来ます。

訓練自体は、軍隊式に行われ、罵声を浴びせられる、模造紙を丸めたもので
しばかれる、など、かなりキツいもので、今時の若い人なら、すぐに
逃げ出しそうな内容となっています。

私が受けた時は、訓練の受講場所が寂れた旅館を貸し切って行われ、
大広間に赤いカーペットが一面に敷かれた会場に、参加者を集められ、
一人に一冊のノートと茶封筒、ボールペンと黒と赤のマジックペンが
教官から支給されます。

その支給された物を貴重品扱いにしろ、と命じられます。
なんで、こんな物がと思っているのもつかの間、二人一組のバディと
呼ばれる組み合わせと、統括リーダーと呼ばれる責任者が、任命され、
(実際には統括リーダーになりたい者を現場で募るのですが)
教官から問題を出して、それをバディで解くという形で、進めて
いきます。

教官は参加者を非常に良く観察していて、少しでも問題があると
教官が認識すれば、その時点で、ストップがかけられ、所謂、
「イチャモン」がつけられるのです。

参加者は、なぜ、こんな事で罵声を浴びせられるのか、疑問に思い、
訓練自体に意味を見いだせなくなる者が続出します。

それが4泊5日で行われるのですから、訓練生はイチャモンをつけられる
度に、気が遠くなります。

かく言う私も、初日でもう教官から怒られない様にするには
どうすればいいか、という事ばかり、気になってしまい、
ビビリまくりました。

こんな調子で、3日ほど経過したある日、全員が
「追放」されてしまうのです。

「その4」に続きます。