テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギターを買い換える前にすべきこと

2023年04月15日 | 楽器
唐突だが読者のみなさんはギターメンテが得意だろうか?

ギター弾きとして最低限の知識と技術は身につけておいた方が良いと思う

メンテ専門の書籍なども販売されてるようだが日常のメンテならば不要だと思う

ギターの演奏が上手い人は総じてメンテも上手いという事が多い

そもそも、ダメダメなメンテで良い演奏など無理なのだ

不健康な状態で良い記録に挑戦するようなもの

ネットなどを検索すれば、メンテ情報にヒットする

一般的な数値を参考にするも自分のギターに合わせて微調整する必要がある

実はそのさじ加減が一番難しい部分でもあるのだ

難しい部分でもあるがそれは同時に楽しい部分でもあるのだ

「俺のギターってイマイチなんだよなぁ」

「なんかイマイチ音抜けが悪いし微妙・・」

良く耳にする愚痴なのだ

本当にギターが悪いのだろうか?

そもそも、悪いという場合には何が悪いのだろうか?

エレキのメンテのツボはズバリ二点だけ

ピックアップの調整とネックの調整



ピックアップの高さ調整は本当に重要であり効果は絶大なのだ

詳しくはネットで適正な数値などを検索してみていただきたい

特に磁力が強いシングルの場合にはかなりシビアな調整が求められる

ジミヘンばりのコード崩しを体得したようなレベルの人は日常的にピックアップの高さ調整が出来ている

所謂、鈴鳴りのような音は適正な高さと演奏技術から生まれる

正直な話、ハムバッカーと同じような弾き方しか出来ない人にとってシングル系のギターは宝の持ち腐れなのだ


勿論、ゴリゴリに歪ませたシングルの音も悪くないがそれだけでもない

シングル使いとしてはジョン・フルシアンテなどが良いお手本だと思う

クリーンから強めの歪みまで守備範囲が広い

一流のプロとなんちゃってな素人さんとの大きな違いはそこにある

似たようなギターや機材を揃えても近づくことができない壁がある

ギターセンスがある人は初心者でもそれなりに爪痕を残す

「あれ? 上手くなったね~」

スポンジにようにギターを体得するのだ

一方でギターセンスがない人は何年、何十年とギターを弾いても進歩がない

部屋の壁のオブジェと化し押し入れの肥やしになっているのだ

他人に趣味と問われれば何となく勢いでギターと答えてしまう

ギターが上達しない人からは何も生まれない

ギターを弾かないのだから疑問も生まれない

特に困難も悩みもないのだ

それでも新しいギターを買おうとする人は少しはマシだと思う

ギター業界に貢献しつつ、経済の活性化に少しは貢献しているのだ

物を買うことは美徳なのだ

それが自分にとって必要ならば尚更なのだ

楽器屋さんにとってそのギターがお客さんにとって必要であるか?は関係ない

そのギターが似合うか?も興味がないのだ

オシャレなブティックで似合わない洋服を勧められるようなもの

お客さんがお金を落としてくれるか?

問題はそれだけなのだ

結果的に良いお客さんが育たない

ギター業界くらいお客さんを育ててこなかった業界はないと思う

少なくとも私はそう感じているのだ

「とりあえずギターを買ってみたけどぉ・・・」

という人が多いのも事実

「まっ ギターってカッケ~しなぁ」

「ギターやってるとモテるんじゃね?」

という安易な感じで始める人も多い

実は私もそんな不純な動機でギターを始めたのだ

大昔の懐かしい思い出なのだ

何故だかギターだけは飽きずに続いているのだ

ギターとの相性が良いのだと思う

上手い下手というよりは馬が合うのだ

趣味にとってそれも必須な条件だと思う

ギターが合わない人は早々にケジメをつけた方が無難だと思う

一念発起でギター練習頑張るのも一考だが・・

無理があるような気もする

良いギターの条件にネックのコンディションがある


手に良く馴染む太さと適度な重量感が不可欠なのだ

良いギターはそれらを満たしている

廉価のギターからそこそこの値段のギターに持ち替えた時に感じる部分

逆にそれを感じないという人がいるならばギターを諦めた方が良い

一流の中華を食べても家庭で作る麻婆豆腐との違いがわからない

何となく似ているような気がする

言葉は悪いが・・

馬鹿舌なのだ

ギターを上手く弾くにはそれ以前のお膳立てと心の準備が不可欠なのだ


ギターを理解している人は細胞レベルでギターが染みている

一方でギターがわからない人は煮ても焼いても難しいものがある

好きという気持ちや憧れの気持ちに偽りはないのだろうが向いていない

読者のみなさんは如何だろうか?


人生には色々な楽しみがある

ギター弾きにとっての楽しみは何か?

仲間とワイワイも楽しいが・・・

ストイックに攻める人はさらに一段上を目指す

自分が思い描いた音が出せた瞬間くらい悦に浸れる時間はない


ギターという楽器は一人で楽しむものだと考えているのだ

悦る時に他人は邪魔だと感じることも多い

「ギターって一人が楽しくない?」

と感じられればそれも上達の証だと思える


エレキでもアコギでも時間が許せば延々と遊んでいられる



とにかく時間が許すかぎりギターを弾いていたい衝動に駆られる

ギターに飢えているのだ

ギター弾きとして幸せだと感じる

伸び悩んだ時期もあったがギターに飽きたことはない

ギターを抱え触れる度に何かの新しい発見があるのだ

メンテの話から少し脱線したが・・・

”ギターは楽し・・”

ということなのだ










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