テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギターは何本必要なのか?

2021年01月03日 | 楽器
ギター弾きの永遠の疑問だと思う

私も若い頃にはベースやアコギを含めて20本くらい持っていた時期がある

安物ばかりだったが愛着がある楽器ばかりだった

現存しないメーカーのギターも多々あったと記憶している

何処にいってしまったのだろうか?

タイムマシンがあるならば当時に戻りたい

まさにギターを捨てようとしている自分を止めたい気分なのだ

ギター達との思い出は記憶の中で生き続けているのだ


以前にもお話したが・・

まったくギターから離れていた時期もあるのだ

社会人になったばかりの頃だったと記憶している

理由は良く覚えていない

あまりの激務に自暴自棄になっていたのかもしれない

息抜きに楽器を弾くことができる精神状態はまだマシだと思う

仕事にも慣れて一段落したタイミングで久しぶりのギターを買ったと記憶している

鮮明に覚えている部分と曖昧な部分が混在しているのだ

「良いギターが欲しいなぁ・・」

と思い始めたのは15年くらい前なのだ

行きつけの楽器店に出入りするようになった頃なのだ

ギターへの価値観に変化が訪れた頃なのだ


究極、ギターは二本で良いと思う

修理に出しても安心、ネックなど互いの状態を確認できる

メインとサブの棲み分けができる

その他にもメリットは多い

靴も一足では痛みが早い

ギターも同じなのだ

組み合わせは?

自由だが・・

異なるタイプの組み合わせも楽しい

ストラトとレスポールのような組み合わせ

一方で同じ傾向のギターで揃えるのも良いと思う

スケールで合わせることは何かとメリットも多い



メンテにおいてメリットが多いように感じる

レスポール二本、ストラト二本、テレキャス二本、

ストラトとテレキャスという感じの組み合わせが良いと思う

私はこれに廉価ギターを加えて三本で展開しているのだ


私には三本のギターが必要なのだ

悪天候も気にならない、愛車のトランクの中で放置もOK

他人に倒されても怒らない

ストレス発散のレリック加工も楽し

良い意味で緩衝材になっているのだ

音比較という意味でも重要な役割を果たす

廉価のテレキャスも単体で弾く(聴く)とわりと良い音に感じる

ところが、ストラトやドラゴンと比較すると何かが足りない

音に何かの成分が不足しているのだ

それが価格差なのだ

むしろ、そうあって欲しいと願う

価格差が10倍近いギターの音が同じでは困る

「安いギターで良いんじゃない?」

は半分正解で半分は不正解

用途に応じてギターを選ぶべきだと思う

脱初心者の人が万年廉価のギターでは物足りなくなってくる

だからといって、身の丈をこえた高価なギターも勿体無い

少し頑張れば買えるくらいの価格設定が良いと思う

可能ならば、現金一括で買えるくらいが良いと思う

私にとってストラトがそんなギターなのだ

高くない、安くもないという値段が心地良い

正直、私のレベルではレギュラーとその上のモデルの差が分からない

違いは分かるが・・

その価格差が上手く説明できない

そもそも、自分自身を納得させられない

見栄でギターを買うのはナンセンスだと思える

きっといつか後悔する日が訪れる

「俺、何でこんなの買っちゃったんだろ?」

「貯金しとけば良かったなぁ・・後悔だよ」

気づいた時には

”時すでに遅し・・”

ギターに限らないが買う時は高く売る時は安くなのだ

最近は個人売買も浸透しつつあるようだが・・

やはり、そこにはトラブルもつきものだという

梱包などの作業を含めて私は面倒臭い

こんな事を言ってはアレだが・・

売り買いの際のお得をあまり気にしないのだ

それ以外の部分は結構細かいところもあるのだが・・

考え方の違いだと思う


読者の皆さんは何本くらいギターをお持ちだろうか?

ギターを持て余している方も多いのでは?

それが価値あるギターならば話は別だが不用ならば処分をお勧めしたい

それを欲しいと思う人、そのギターを使う人の元へ旅立つことがギターにとっても幸せななこと

またまたギターを擬人化してしまうが・・

持ち主に弾いてもらうギターが一番幸せなのだ

楽器店のお兄さんも悩んでいるのだ

「もう数年も弾いていないギターも多いです」

「弾く前に弦を張り替えてメンテするんですよ」

まぁ、楽器のプロなのでその辺りは手慣れたものなのだ

実際にそんなギターのリフレッシュを依頼されることも多いという

場合によるとパーツの分解清掃に至ることも多いという

劣化の具合と相談だと思う

放置した劣化と使い込んだ結果の経年変化は別物

新品時と比較して各部が劣化していることに違いはないが・・

日常使いのギターは各部のパーツが馴染んでいるのだ

言葉で説明するのは難しいが・・・

これは事実なのだ

廉価のギターからそこそこの値段のギターにまで共通していえる

楽器は生きているのだ

この辺りの感覚が研ぎ澄まされてくれば中級者以上だといえる

そもそもこの辺りの感覚が鈍ければピックアップの交換なども意味を持たない

ピックアップの交換に踏み切る前に試してみることは多々ある

その一つが

”時間をかけた弾き込み・・”

一朝一夕では難しい

それしかギターがないならば自然と作業が進むのだ

要するに弾いていれば良いのだ

微妙な音の変化に耳を済ませ、指先のタッチに意識を集中する



ギターは弾き込むことで段階的に変化する

特にその変化が顕著なパーツがピックアップだといえる


読者の皆さんも自分のギターを確認していただきたい

良く使うピックアップは音の分離が良いと思う



一方で使わないピックアップは新品時とあまり変わらない

音が気にいらないので益々使わなくなる

ピックアップの負のスパイラルなのだ

持て余したギターはこれが全体に及ぶのだ


ドラゴンも購入から数ヶ月が経過したが・・

すでに二段階くらい音に変化が見られる

購入時には微妙に感じていたリアの音が太くなってきた

その間にムック本やネットなどを参考にピックアップなどの高さも納得いくまで追い込んだ

調整しては弾き、また調整するという繰り返しなのだ

良くも悪くも弾くギターがストラトとドラゴンしかないのだ

ストラトに関しては成長過程の多くを完了しているのだ

あとは熟成を楽しみに待つような段階に達しているのだ

10年という歳月は短いようで長い

ご存じのように私はかなり弾き込むタイプなのだ

そんな感じで10年超えなのだ

フレットが危うい・・

場合によるとフレット交換など経験しないままにギター道を終える人も少なくない気がする

楽器店でもフレット交換は意外に依頼が少ないメニューらしい

同じく塗装の塗り替えも依頼が少ないという

何となく分かるような気がする


手持ちの楽器を絞れば、それだけ集中できるのだ

愛用のウクレレも何だかんだで10年選手なのだ


アホな私はウクレレにもレリックを加えているのだ

ヴィンテージのウクレレの質感を研究しながらの作業なのだ

ハードケースが良い感じなのだ

驚くほどに激鳴りするのだ

もう一本廉価のウクレレを持っている

まったく音が違うのだ

単板と合板の違いもある

比較することで良い方の楽器の良さが実感できる

一本持ちよりも効果的だといえる

廉価のウクレレは場合によっては愛車の中に放置することもある

タフな奴なのだ

ギターにも言えるが廉価な楽器は丈夫に作られているのだ

「壊れても仕方がないかな・・?」

と思いつつもそう簡単には壊れない

頼もしい!

そんなこんなで手持ちの楽器の最少本数は二本なのだ

「あれ? ピックアップの交換なんか必要ないかも?」

音量が小さいならば、ピックアップの高さを上げてみる

抜けが悪いならば、弦を違う種類に替えてみるのも良い

根本的に弦のゲージ(太さ)を間違っている人も多い

脱初心者の方は細いゲージを卒業していただきたい

薄いピックもダメなのだ

ダメではないが・・

太い音が欲しいならば、ピックもそれなりに厚い物を使いたい

ちなみに私はヘルコの薄いピックの尻で弾くのがお気に入りなのだ

先端は薄いが握りの部分は良い感じに厚い

表面の凸凹な感じが良い

速弾きには向かない

お金をかける前に色々と試してみるのだ

ギターの本数が少なければ集中できる

喩えがアレだが・・

子だくさんの親はすべての子供に目が届かないという

何となくギターと共通しているところが面白い

ギターと同様にエフェクターも経年で変化する


間違いなく質感が変わっている

理屈は説明できないが・・・

アンプも同様なのだ


何故だか当ブログの過去記事でも人気のピグノーズ

同社のギターも根強い人気を誇っているのだ

可愛いルックスながらも本物なのだ

生音も腰があり太い

このボディから想像できない太い音なのだ

難点は抜けの悪さ

お気に入りのエフェクターと組合わせることで別物になる

特にマイクで録った音が秀逸なのだ

「スタジオで録音したよ~」

と言って騙されてしまう人も多いと思う

住宅街で大きなアンプを鳴らすことは迷惑だと思う

しかしながら、このくらいのサイズで短時間ならば大丈夫だと思う

密閉した箱の中でブーストする実験も過去に行ったことがある

実際にそんな箱が関連商品として売られているのだ

プロにも使用者がチラホラいるようだ

プロが使う機材は高価で本格的な仕様なのだ

詰め物をした段ボール箱でも十分に消音の効果が得られる

やはり、一番はアンプ側でのフルブーストなのだ

電池アンプ故に人気がない場所で鳴らすことも出来る

かなりの音量になるのだ

ナチュラルなオーバードライブが心地良い

若き日のクラプトンもこのアンプに惚れ込んだ

実際にレコーディングでも使ったことがある

ネタとして使った感も否めないが・・

達人と小型アンプは名演を生んだのだ

クラプトンが使ったことで一流な扱いになった

その他にも有名なギタリストが多数愛用している

検索してみていただきたい

詳しいサイトにヒットすると思う

余談だが・・

ポールギルバートも電池式小型アンプが大好きなのだ

レコーディングに使ったことはないと思うが・・

必ずツアーに持参しているそうだ

「小型アンプは持ち運びが楽でいいよね」

「意外に音も悪くないよ 電池駆動もイイね」

実績があるプロの言葉は重い

実際にギターを弾いている人の言葉には説得力があるのだ

今時は検索の時代なのだ

カタログスペックを書き連ねても読者は納得しない

如何だろうか?

「ゴチャゴチャ言ってないで音聴かせろよ!」

という読者の皆さんの圧力を感じる(( ̄∇ ̄)


少ない本数のギターに神経を集中させるのだ


メンテの勉強にもなると思う

読者の皆さんも自分に合ったギターを見つけていただきたい😉 







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