テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギター弾きとブルース

2024年06月23日 | 楽器
先にアップした廉価ピックアップを使った音源をお聴きいただいただろうか?

ブルースは色々と便利だと思う

ちょっとした空き時間にギターと戯れる際にも好都合

楽器店などの試奏でも重宝するのだ

特にアコギを持っている人はブルースが弾けると楽しいと思う


ピックでガシガシとストロークするプレイも楽しいがやはり指弾きは必須

特に弦の鳴りが重要視されるアコギでは各弦の鳴りのバランスが大事

開放弦でも響かないギターも特定のフレットにカポを装着することで爆鳴りすることも多い


その逆も然りなのだ

自分のギターの得意な帯域と苦手な帯域を把握してくことは大事なのだ

一本ですべてがカバーできるギターがあれば良いが・・・

実際のところ、そんな優れたギターは存在しない


世のギター弾きが複数のギターを所有(欲する)理由になる

アコギの場合、ボディの容量(サイズ)と音量が比例することが多い

音が大きいギターが良いのか?

これは一概に言えない

指弾きなどでしっとりしたフレーズを爪弾くような場合、大きな音量が邪魔になることもある

先に述べたようにピックでのストロークにしても指弾きでも各弦のバランスが大事になってくる

ちなみにデッドポイントはどんなギターにも存在する

避けては通れない

それが自分の良く使うポジションであるか?

許容範囲であるか?

その辺りの見極めがギター選びには大事になってくる

値段でギターの価値を決めている人が多いのも事実

値段が高いギターは良いギター・・

という思い込みはある意味で危険なのだ

クレクター的な感覚でギターと接している人に多くみられる

私の知合いにもそんなタイプが多い

「このギターって高かったんだよね」

「良かったら弾いてみる? どうぞ」

という機会が多いのだ

他人のギターには本当に興味がある

色々な意味で勉強になるし参考になる

弦高を含むネックの調整やオクターブ調整などが完璧なギターは少ない

サドルの調整が可能なギターの場合、概ね調整が間違っていることが多い

他人の調整にケチをつけることはない

大人として心の中に閉じ込めておくことが多い

口は災いの元という諺がある

その通りだと思う

楽器店の調整は流石だと思うことが多い

読者の皆さんは如何だろうか?

メンテに自信があるだろうか?

自己流も悪くないが標準値は頭に入れておいた方が良いと思う

ブルースの話から脱線してしまったが・・・

ブルースを弾く場合には総じて高めの弦高が好まれる

ブルースが弾けるようになるとその理由が理解できるのだ

私はあえて順反ったネックの状態をつくることも多い

僅かに順反ったネックで弦高を調整することが多い

特にアコギの場合にはそんな傾向が強くなる

ブルースを好んで弾くようになって弦の鳴りを如実に感じるようになった

良いギターはエレキの場合でも指弾きが楽しいもの

アンプを通さない生音が大きいことがお約束

幸いにも私が所有するエレキ達は私が求める要件を満たしてくれる

テレキャスというギターは本当にアコギに寄っているように感じる


このギターも生鳴りが大きい

購入の当初はそれほどでもなかった

サドルを交換し弾き込むことで育ってきたのだ

ペイジ師匠のコピーモデルという欲目だけではない気がする

私はギターに関してはとにかく公平にジャッジする

それ故に過去に大量のギターを手放したのだ

「気に入らないなら買わない方がいいんじゃない?」

正論だと思う

購入後の伸び代に期待してギターを選ぶことも多い

新品のギターでは弾き易さは確認できるが鳴りは不明

ピカピカの新品ギターを抱え

「このギターって爆鳴りするね~」

という微妙な感想を耳にすることも多い

ギター購入やギター選びは縁であり賭けなのだ

最近の私はどんなギターでもブルース的なフレーズで音と弾き心地を確認する

ブレない基準が存在するのは良いことだと思う

ギターテクの向上にブルースは避けては通れない道

この際、好き嫌いは関係ない

これはギター弾きの常識なのだ






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