何かと忙しく久々の投稿になってしまった・・
ギブソンレスポールの塗装の件が一段落したのだ

再塗装というのは私自身も初めてなのだ
私「塗装をお願いします・・」
お店「了解しました!」
という簡単な話ではないようだ
塗装の種類や仕上げの方法、納期、見積もり金額etc・・
まさにカスタムオーダーという感じなのだ
納期は約1カ月ということなのだ
購入後数カ月でレスポールを『入庫』するのは私くらいだと思う
ちなみに『スペシャルな塗装』をお願いしたのだ
詳細については修理完了後にご報告したいと考えているのだ
見積もり金額を聞いてちょっとだけ驚いてしまったのだ
ちょっとした安レスポールが買える金額なのだ
フレット交換にしてもギターの修理は高いものなのだ
価格帯のギターならば買い替えがお得だと思えてしまうのだ
修理するか?
買い替えるか?
は個人的価値観だといえると思う
修理の場合、自分が思い描いた完成形と異なる事も多いという
それ故に作業前の入念な打ち合わせが不可欠なのだ
「最悪の場合・・○○になっちゃいますけど・・」
難しい修理の場合・・
”最悪の場合・・・”
というフレーズが頻発する事も多いという
ある意味修理は賭けのようなものなのだ
以前にアリアのフレット交換をご紹介したが・・・
仕上がりにはかなり満足しているのだ
現在も問題なく使用しているのだ
業者の中には『格安料金』を前面に押し出すものも多いようだ
格安で仕上がりが最高ならば良いが・・・
世の中はそんなに甘くないのだ
特にギターにおいては値段がすべてなのだ
相場を大きく外れる業者は敬遠した方が無難なようだ
大切なギターを預けるだけにケチっても仕方がないのだ
リペア業者の腕前は結果を見るしかないと思う
修理依頼の際の参考にしていただきたいと思う
今回のレスポールの塗装剥がれはかなりショックだった
「ギブソンってそういうギターですから・・・」
と楽器店のお兄さんに慰められても納得できない部分も多いのだ
しかしながら、今回の件でかなり塗装の勉強になったのだ
塗装の種類でギターを選ぶ人は少ないと思うが・・・
自分が購入する(購入したい)ギターの塗装がどんな種類なのか?
を事前に把握しておくのも悪くないと思う
概ね、ラッカー塗装、ポリウレタン塗装、オイル塗装(オイルフィニッシュ)に分類できるのだ
一般的に高級ギターや上級モデルにラッカーを用いることが多いようだ
作業工程が他の塗装よりも複雑で手間がかかるのだ
メリットとしては音色(ボディの鳴り)が良いのだ
ボディの鳴りという意味ではオイルフィニッシュが最も優れているようだ
塗装というよりは素の材にオイルを染み込ませるだけなのだ
音色は良いが高級感に欠ける・・・
という部分がデメリットなのだ
要するに一長一短なのだ
目的や好みで選択すれば良いと思う
ポリウレタン塗装を用いるギターが多数なのだ
安ギターはもちろん、USA製のフェンダーやPRSなどの高級機種でも積極的に採用しているのだ

安ギターの場合にはとにかく厚塗りをしている事が多いのだ

ある意味では良いと思う
ギターの扱いに慣れていない初心者が触れることを前提にしているのだ
一方の高級機種では極力薄い塗装を施しているのだ
ラッカーでもポリでも塗装が薄ければ効果(ボディ鳴り)が一緒だと言う専門家も多いのだ
ギブソンが主に用いているラッカー塗装も工程で分類できるのだ
『オールラッカー』
『ラッカーフィニッシュ』
という言葉をご存じだろうか?
オールは下地からラッカーを施す事を意味しているのだ
ギブソンはレギュラー、カスタム問わずオールラッカー仕様なのだ
一方のラッカーフィニッシュとは下地にはポリを用い最終的な工程にラッカーを施すという2層工程なのだ
国産の高級機種に多く見られる塗装方法なのだ
私のトーカイレスカスなどがこのタイプなのだ

ラッカーの艶とポリの強さを併せ持ったハイブリッドな工法なのだ
国産ギターの場合には日本国内での使用を前提に生産されているのだ
日本は多湿で温度変化が激しい国なのだ
四季という季節の変わり目も世界的には珍しいのだ
それ故にギターにとっては『過酷』な環境であることには違いない
下地にタフなポリ塗装を用いる事で湿気の侵入をシャットアウトしているのだ
ラッカーはとにかく湿度が大敵らしい
ギブソンの場合にはすべての工程にラッカーを用いている事が日本ではダメージに繋がっているのだ
ギブソンが生産されている工場付近は温暖で湿度が低いのだ
実際に塗装剥がれは本国でも報告されているらしいが日本ほどではないという
日本のギターが国内使用を前提にしているようにギブソンもメインはアメリカなのだ
ギブソン側にしてみれば、他の国の気候など関知していないなのだ
「日本はダメだね~ 湿気が多くて・・・」
「日本専用の塗装なんて出来ないぜ~」
まぁ、これがギブソンの塗装の弱さの主な理由なのだ
品質という話ではないのだ
以前はフェンダーもラッカーを主体で使用していた時期があったのだ
フェンダーはユーザーからの苦情を嫌い、早々にポリに移行したという経緯があるのだ
現在でも一部の特別なモデルではラッカー塗装を使用しているのだ
あくまでもメインは丈夫で経年劣化の少ないポリという事になる
ポールリードも同様の理由なのだ
”ラッカー≒高級ギター・・”
というイメージを持っている人も多いが現代ではナンセンスなのだ
「ラッカーって経年変化が楽しいんだよね~♪」
という人も多いようだが・・・・
これも間違いなのだ
ラッカーが経年変化していたのは60年代前半までだと言われているのだ
店頭に並べていただけに色褪せしてしまったようだ
楽器店からギブソン社にかなりの苦情が持ち込まれたのだ
それ以降は塗装の配合を変えて対処しているという事なのだ
現在では個体ごとの変化がレスポールの価値を上げているのだが・・・
当時はそれがネガだったという面白いエピソードなのだ
つまりはそれ以降の年代のレスポールには過度の経年変化は期待できないという事なのだ
私も『ギブソン年鑑』で確認したのだ
酷使による打痕などは確認できるがクラックや色褪せを起こしている個体は少ないのだ
以前にもお話したが・・・
59年製のレスポールは生産時はすべてチェリーサンバーストだったのだ
ジミーペイジの愛器『No1』も氏が20代の頃には赤かったのだ
現在ではギターも褪色で別物になっているのだ
おそらくギターの音色も当時と変わっていると思うのだ
カスタムショップなどのリイシューモデルもチェリーの経年変化を再現したものなのだ
まぁ、そういう事なのだ
個人的な感想だが・・・
現行のギブソンもヘッド塗装の弱さを改善できればかなり良いギターになると思う
頑なにラッカー塗装に拘っているが・・・
ラッカー塗装と決別する時期かもしれない・・
と思ってしまうのだ
あるいは日本生産のギターのようにポリとラッカーの2層構造というのもありだと思うのだ
特にレギュラーラインなどは積極的に採用すべきだと思うのだ
マニアが集うカスタム系はあえてオールラッカーに拘るのも有りだと思うが・・・
日本の大手楽器店もギブソンに色々と陳情しているようだが・・
本家はまったく聞く耳を持たないようだ
これが『王者の自信』なのだろうか?
リペアに関してもギブソンとフェンダーでは考え方が異なるようだ
メーカーというよりは代理店の考えの相違なのだ
某大手楽器店がギブソンの代理店からフェンダーに移行したことはご存じだと思う
現在のフェンダーはかなり面倒見が良いらしい
保証期間内であれば正当な理由の故障や不備には十分に対応しているらしい
一方のギブソンは・・
”売りっ放し・・・”
という状態なのだ
今回の私の塗装の件も保証外という事なのだ
「塗装って保証の対象外なんですよね・・・」
塗装は本当に難しいのだ
車などでも稀に購入後に塗装の不備が表れることがある
まぁ、単価が高いだけに前向きに対処してくれることが多いが・・・
ギターの場合には他の製品と比較すると販売網もアフターも『発展途上』だといえる
ギター本体に対するメンテ料金が割高なのもそれを表しているのだ
あくまでも
”少数の人が楽しむマニア向けの製品・・・”
という考えが業界にも浸透しているのだ
ギターはスマホのように購入後すぐに誰もが使えるというものではない
それなりの練習も必要だし、使いこなしのセンスも問われるのだ
ある程度の覚悟が必要なのだ
ギターは深いのだ
今回も6曲ほどランダムに選んでみたのだ
「これ聴いたことあるよ~」
という方も多いと思うが・・・
改めて弾き直した曲も含まれているのだ
ギブソンレスポール、トーカイレスカス、アリア、ストラトなどタイプの異なるギターを用いているのだ
あえて、どの曲にどのギターを使ったのか?はヒミツなのだ
耳の良い読者の皆さんにご想像いただきたい
実はこれもギター弾きとして大切な事なのだ
「これってストラトのフロントだと思うなぁ・・」
「ハムのリアでオーバードライブ+マーシャル系かな?」
ネットのQ&Aなどでもプロの機材について質問している人を見かける
概ねの傾向を知ることは大切だが・・・
そもそもプロと素人では使用機材に雲泥の差があるのだ
むしろ、手持ちの機材(zoomなど)で近い音を作る努力をした方が良いのだ
その為には元になる音を自分なりに分析することが不可欠なのだ
他人のギターのサウンドを聴き分けることも上達の近道なのだ
安い機材でも工夫次第でそれなりにカッコいい音を作れる事も多いのだ
初心者向けの機材という感じで見られがちなzoom製品だがなかなか侮れないのだ
実は今回の楽曲でも一部でzoomを使っているのだ
安機材で良い音が作れるようになれば怖いモノはないのだ
本物のアンプに触れる機会を得た時にも必ず役に立つのだ
楽器店のスタジオを利用している人の多くはお世辞にもアンプやその他機材を使いこなしていない
自分のギターやベースの音が客観的に理解できていない事が理由なのだ
とにかく日頃ののストレス発散とばかりにフルテンで使っている人は前途多難なのだ
申し訳ないが一生上達はあり得ない
そもそもが楽器店の借り物であるという認識も低いのだ
楽器や他人(楽器店のスタッフ)に対する優しさや配慮に欠けているのだ
ギターは応えてくれないと思う
ギターを擬人化するつもりはないが・・・
最近、ギターの音は自分そのものだと思えるようになってきたのだ
そんな話をすると楽器店のお兄さん達が笑うのだ
「いいですね~♪」
プロの中にも自分の愛器に奥さんや彼女の名前を付けている人が多い
これもギターに対する愛情の表れだと思う
読者の皆さんもそんな気持ちでギターと接していただきたいと思う
「俺のギターの音って冴えないなぁ・・・」
理由はテクだけではないのだ
速弾きなどのテクニカルな練習だけに精を出している人が多いが・・・
練習方法の間違いに気付くのは数年後なのだ
「俺って最近ちょっと上手くなってきたかな・・?」
という方には私の言葉の意味がご理解いただけると思う
今回の楽曲について少々解説したいのだ
一曲目のエスニック?な曲はGT-100を使っているのだ
多重録音にも聴こえると思うが実はギター1本なのだ
コードに対応しているハイブリッドなハーモナイザーを用いているのだ
音程が揺らいでいる部分はアームではないのだ
ベンドダウンというテクなのだ
憧れのスティーブヴァイの十八番テクなのだ
テクの難易度というよりはセンスが問われる奏法なのだ
修理前のギブソンレスポールで弾いているのだ
その他に関しては各人で分析してみていただきたい
ギブソンレスポールの塗装の件が一段落したのだ

再塗装というのは私自身も初めてなのだ
私「塗装をお願いします・・」
お店「了解しました!」
という簡単な話ではないようだ
塗装の種類や仕上げの方法、納期、見積もり金額etc・・
まさにカスタムオーダーという感じなのだ
納期は約1カ月ということなのだ
購入後数カ月でレスポールを『入庫』するのは私くらいだと思う
ちなみに『スペシャルな塗装』をお願いしたのだ
詳細については修理完了後にご報告したいと考えているのだ

見積もり金額を聞いてちょっとだけ驚いてしまったのだ
ちょっとした安レスポールが買える金額なのだ
フレット交換にしてもギターの修理は高いものなのだ
価格帯のギターならば買い替えがお得だと思えてしまうのだ
修理するか?
買い替えるか?
は個人的価値観だといえると思う
修理の場合、自分が思い描いた完成形と異なる事も多いという
それ故に作業前の入念な打ち合わせが不可欠なのだ
「最悪の場合・・○○になっちゃいますけど・・」
難しい修理の場合・・
”最悪の場合・・・”
というフレーズが頻発する事も多いという
ある意味修理は賭けのようなものなのだ
以前にアリアのフレット交換をご紹介したが・・・
仕上がりにはかなり満足しているのだ
現在も問題なく使用しているのだ
業者の中には『格安料金』を前面に押し出すものも多いようだ
格安で仕上がりが最高ならば良いが・・・
世の中はそんなに甘くないのだ
特にギターにおいては値段がすべてなのだ
相場を大きく外れる業者は敬遠した方が無難なようだ
大切なギターを預けるだけにケチっても仕方がないのだ
リペア業者の腕前は結果を見るしかないと思う
修理依頼の際の参考にしていただきたいと思う
今回のレスポールの塗装剥がれはかなりショックだった

「ギブソンってそういうギターですから・・・」
と楽器店のお兄さんに慰められても納得できない部分も多いのだ
しかしながら、今回の件でかなり塗装の勉強になったのだ
塗装の種類でギターを選ぶ人は少ないと思うが・・・
自分が購入する(購入したい)ギターの塗装がどんな種類なのか?
を事前に把握しておくのも悪くないと思う
概ね、ラッカー塗装、ポリウレタン塗装、オイル塗装(オイルフィニッシュ)に分類できるのだ
一般的に高級ギターや上級モデルにラッカーを用いることが多いようだ
作業工程が他の塗装よりも複雑で手間がかかるのだ
メリットとしては音色(ボディの鳴り)が良いのだ
ボディの鳴りという意味ではオイルフィニッシュが最も優れているようだ
塗装というよりは素の材にオイルを染み込ませるだけなのだ
音色は良いが高級感に欠ける・・・
という部分がデメリットなのだ
要するに一長一短なのだ
目的や好みで選択すれば良いと思う
ポリウレタン塗装を用いるギターが多数なのだ
安ギターはもちろん、USA製のフェンダーやPRSなどの高級機種でも積極的に採用しているのだ

安ギターの場合にはとにかく厚塗りをしている事が多いのだ

ある意味では良いと思う
ギターの扱いに慣れていない初心者が触れることを前提にしているのだ
一方の高級機種では極力薄い塗装を施しているのだ
ラッカーでもポリでも塗装が薄ければ効果(ボディ鳴り)が一緒だと言う専門家も多いのだ
ギブソンが主に用いているラッカー塗装も工程で分類できるのだ
『オールラッカー』
『ラッカーフィニッシュ』
という言葉をご存じだろうか?
オールは下地からラッカーを施す事を意味しているのだ
ギブソンはレギュラー、カスタム問わずオールラッカー仕様なのだ
一方のラッカーフィニッシュとは下地にはポリを用い最終的な工程にラッカーを施すという2層工程なのだ
国産の高級機種に多く見られる塗装方法なのだ
私のトーカイレスカスなどがこのタイプなのだ

ラッカーの艶とポリの強さを併せ持ったハイブリッドな工法なのだ
国産ギターの場合には日本国内での使用を前提に生産されているのだ
日本は多湿で温度変化が激しい国なのだ
四季という季節の変わり目も世界的には珍しいのだ
それ故にギターにとっては『過酷』な環境であることには違いない
下地にタフなポリ塗装を用いる事で湿気の侵入をシャットアウトしているのだ
ラッカーはとにかく湿度が大敵らしい
ギブソンの場合にはすべての工程にラッカーを用いている事が日本ではダメージに繋がっているのだ
ギブソンが生産されている工場付近は温暖で湿度が低いのだ
実際に塗装剥がれは本国でも報告されているらしいが日本ほどではないという
日本のギターが国内使用を前提にしているようにギブソンもメインはアメリカなのだ
ギブソン側にしてみれば、他の国の気候など関知していないなのだ
「日本はダメだね~ 湿気が多くて・・・」
「日本専用の塗装なんて出来ないぜ~」
まぁ、これがギブソンの塗装の弱さの主な理由なのだ
品質という話ではないのだ
以前はフェンダーもラッカーを主体で使用していた時期があったのだ
フェンダーはユーザーからの苦情を嫌い、早々にポリに移行したという経緯があるのだ
現在でも一部の特別なモデルではラッカー塗装を使用しているのだ
あくまでもメインは丈夫で経年劣化の少ないポリという事になる
ポールリードも同様の理由なのだ
”ラッカー≒高級ギター・・”
というイメージを持っている人も多いが現代ではナンセンスなのだ
「ラッカーって経年変化が楽しいんだよね~♪」
という人も多いようだが・・・・
これも間違いなのだ
ラッカーが経年変化していたのは60年代前半までだと言われているのだ
店頭に並べていただけに色褪せしてしまったようだ
楽器店からギブソン社にかなりの苦情が持ち込まれたのだ
それ以降は塗装の配合を変えて対処しているという事なのだ
現在では個体ごとの変化がレスポールの価値を上げているのだが・・・
当時はそれがネガだったという面白いエピソードなのだ
つまりはそれ以降の年代のレスポールには過度の経年変化は期待できないという事なのだ
私も『ギブソン年鑑』で確認したのだ
酷使による打痕などは確認できるがクラックや色褪せを起こしている個体は少ないのだ
以前にもお話したが・・・
59年製のレスポールは生産時はすべてチェリーサンバーストだったのだ
ジミーペイジの愛器『No1』も氏が20代の頃には赤かったのだ

現在ではギターも褪色で別物になっているのだ
おそらくギターの音色も当時と変わっていると思うのだ
カスタムショップなどのリイシューモデルもチェリーの経年変化を再現したものなのだ
まぁ、そういう事なのだ
個人的な感想だが・・・
現行のギブソンもヘッド塗装の弱さを改善できればかなり良いギターになると思う
頑なにラッカー塗装に拘っているが・・・
ラッカー塗装と決別する時期かもしれない・・
と思ってしまうのだ
あるいは日本生産のギターのようにポリとラッカーの2層構造というのもありだと思うのだ
特にレギュラーラインなどは積極的に採用すべきだと思うのだ
マニアが集うカスタム系はあえてオールラッカーに拘るのも有りだと思うが・・・
日本の大手楽器店もギブソンに色々と陳情しているようだが・・
本家はまったく聞く耳を持たないようだ
これが『王者の自信』なのだろうか?
リペアに関してもギブソンとフェンダーでは考え方が異なるようだ
メーカーというよりは代理店の考えの相違なのだ
某大手楽器店がギブソンの代理店からフェンダーに移行したことはご存じだと思う
現在のフェンダーはかなり面倒見が良いらしい
保証期間内であれば正当な理由の故障や不備には十分に対応しているらしい
一方のギブソンは・・
”売りっ放し・・・”
という状態なのだ
今回の私の塗装の件も保証外という事なのだ
「塗装って保証の対象外なんですよね・・・」
塗装は本当に難しいのだ
車などでも稀に購入後に塗装の不備が表れることがある
まぁ、単価が高いだけに前向きに対処してくれることが多いが・・・
ギターの場合には他の製品と比較すると販売網もアフターも『発展途上』だといえる
ギター本体に対するメンテ料金が割高なのもそれを表しているのだ
あくまでも
”少数の人が楽しむマニア向けの製品・・・”
という考えが業界にも浸透しているのだ
ギターはスマホのように購入後すぐに誰もが使えるというものではない
それなりの練習も必要だし、使いこなしのセンスも問われるのだ
ある程度の覚悟が必要なのだ
ギターは深いのだ

今回も6曲ほどランダムに選んでみたのだ
「これ聴いたことあるよ~」
という方も多いと思うが・・・
改めて弾き直した曲も含まれているのだ
ギブソンレスポール、トーカイレスカス、アリア、ストラトなどタイプの異なるギターを用いているのだ
あえて、どの曲にどのギターを使ったのか?はヒミツなのだ

耳の良い読者の皆さんにご想像いただきたい
実はこれもギター弾きとして大切な事なのだ
「これってストラトのフロントだと思うなぁ・・」
「ハムのリアでオーバードライブ+マーシャル系かな?」
ネットのQ&Aなどでもプロの機材について質問している人を見かける
概ねの傾向を知ることは大切だが・・・
そもそもプロと素人では使用機材に雲泥の差があるのだ
むしろ、手持ちの機材(zoomなど)で近い音を作る努力をした方が良いのだ
その為には元になる音を自分なりに分析することが不可欠なのだ
他人のギターのサウンドを聴き分けることも上達の近道なのだ
安い機材でも工夫次第でそれなりにカッコいい音を作れる事も多いのだ
初心者向けの機材という感じで見られがちなzoom製品だがなかなか侮れないのだ
実は今回の楽曲でも一部でzoomを使っているのだ
安機材で良い音が作れるようになれば怖いモノはないのだ
本物のアンプに触れる機会を得た時にも必ず役に立つのだ
楽器店のスタジオを利用している人の多くはお世辞にもアンプやその他機材を使いこなしていない
自分のギターやベースの音が客観的に理解できていない事が理由なのだ
とにかく日頃ののストレス発散とばかりにフルテンで使っている人は前途多難なのだ
申し訳ないが一生上達はあり得ない
そもそもが楽器店の借り物であるという認識も低いのだ
楽器や他人(楽器店のスタッフ)に対する優しさや配慮に欠けているのだ
ギターは応えてくれないと思う
ギターを擬人化するつもりはないが・・・
最近、ギターの音は自分そのものだと思えるようになってきたのだ
そんな話をすると楽器店のお兄さん達が笑うのだ
「いいですね~♪」
プロの中にも自分の愛器に奥さんや彼女の名前を付けている人が多い
これもギターに対する愛情の表れだと思う
読者の皆さんもそんな気持ちでギターと接していただきたいと思う
「俺のギターの音って冴えないなぁ・・・」
理由はテクだけではないのだ
速弾きなどのテクニカルな練習だけに精を出している人が多いが・・・
練習方法の間違いに気付くのは数年後なのだ
「俺って最近ちょっと上手くなってきたかな・・?」
という方には私の言葉の意味がご理解いただけると思う

今回の楽曲について少々解説したいのだ
一曲目のエスニック?な曲はGT-100を使っているのだ
多重録音にも聴こえると思うが実はギター1本なのだ
コードに対応しているハイブリッドなハーモナイザーを用いているのだ
音程が揺らいでいる部分はアームではないのだ
ベンドダウンというテクなのだ
憧れのスティーブヴァイの十八番テクなのだ
テクの難易度というよりはセンスが問われる奏法なのだ
修理前のギブソンレスポールで弾いているのだ
その他に関しては各人で分析してみていただきたい
