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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールでゲイリームーア風にブルースを弾いてみた(^O^)/

2013年07月20日 | 日記
先日のストラトを使ったブルースは如何だっただろうか?


我ながらストラトらしさが出たプレイだと思うのだ


ストラトらしさを表現する一つの手段としてはフレーズの中に適度にカッティングを織り交ぜる事なのだ



カッティングは非常に重要なテクの一つなのだ

特にボーカルがいるようなバンドにおいては必須テクになってくるのだ

バンドへの加入などを夢見ているギター弾きの人は腕を磨いていただきたいと思う




最近の傾向としてはギターソロは不要の傾向が見られるようだ

コツコツと練習・・というのが面倒な時代なのだと思う



購入後に少しコードが弾けるようになるとすぐに仲間を集めてバンドを結成するようだ

楽器店のスタジオの半分以上がそんなバンドだと楽器店のお兄さんが言っていた




簡単なパワーコードとカッティングが弾ければギター弾きとしての役目は十分なのだ

カッティングも簡単そうに見えて、実は極めれば非常に高度で奥深いのだ

カッティングのポイントはミュートに尽きると思う



楽譜でいうとことの×印の部分なのだ

ミュートの切れでグルーブ感が決まると言っても過言ではないのだ

”カッティングらしくない・・”

という場合、この部分を徹底的に煮詰める事で解決できることが多いのだ



とにかく、譜面の前に匠の技を動画などで研究することが大切なのだ



動画にはかなりのヒントが隠れているのだ

音楽でも動画でも問題意識を持って接している人は強いのだ

私もスラップやウクレレなど動画からフォームや指使いを学ぶことも多いのだ




さて、本題に入ろう・・

先日のストラトを使ったブルースに引き続き、

今回は対比という事でレスポールのブルースをご紹介したいと思うのだ



ストラトで使ったブルースのオケを流用しようと考えたのだが・・・

それでは面白いないような気がしてきたのだ


・・という事でよりレスポールに似合うオケをサクッと作ってみたのだ

ブルースにも色々なバリエーションがあるのだ

以前にブルースハープで作ったブルースは『スローブルース』というカテゴリに属する

拍子もちょっとした6/8拍子という変拍子なのだ


作曲をする以前は拍子の事など考えもしなかったのだ

素人作品の多くは一般的な4/4拍子が多いように感じる

拍子を自在に感じ取れるようになるとギターの演奏スキルも大幅に向上するのだ



今回のブルースは『シカゴブルース』というカテゴリに属するのだ

私も明確な区分けは分からないが・・・

こういう感じのブルースは一般的にこのように呼ばれているのだ


ギター好きの読者の皆さんはゲイリームーアは100%ご存じだと思う

若い世代の人は名前だけは聞いたことがあるという感じだろうか?



惜しまれつつも数年前に亡くなってしまった天才なのだ



あらゆるジャンルに精通しているギタリストだった

ギター小僧にはハードロックの印象が強いと思うが・・・


実はデビュー当時はブルースが主体のギタリストだったのだ

ブルースの作品や名演も数多く残しているのだ


ゲイリーの場合、レスポール≒ブルースなのだ

ギター歴の中ではアーム付きのギターやストラトなどを好んで使っていた時期もある

しかしながら、私の世代にとってはゲイリームーアはレスポール弾きなのだ


ヴィンテージのレスポールを躊躇なく弾き倒す男らしさも素晴らしい

「ヴィンテージは痛むから自宅に保管しているんですよ・・」

日本のあるギタリストの対談の抜粋なのだ


気持ちは分からなくもないが・・・

ギターは弾いてこそ価値があると思うのだ

音が出せないギターはギターではないのだ


ヴィンテージの車をガレージで眺めている小金持ちのオヤジと同じなのだ


その点、ゲイリーはツアーにも持参したし、レコーディングでも惜しげも無く使用していたらしい

ヴィンテージのレスポールを匠の技で聴けるというのは非常に嬉しいことだと思う


実はゲイリーの愛用のレスポールはちょっと変わっていたのだ

知り合いから譲りうけたらしいがピックアップ交換の際に上下を逆に取り付けられていたのだ


すぐに気が付いたらしいが・・
思いの外、音が良かったのでそのまま使い続けたらしいのだ


これは超有名なエピソードなのだ

面白い事に後に発売されるコピーモデル達もピックアップが逆に取り付けられているのだ

何でも真似をすれば良いものでもない気がするが・・・


それがファン心理なのだと理解しているのだ

加えてゲイリーはピックガードが嫌いだったようだ



私もピックガードが嫌いなのだ

好き嫌いが分かれる部分だと思う


ちなみに私はゴミ箱に捨ててしまったのだ

こんな性格なのでまた取りつけたくなる事を防止する為なのだ


ゲイリームーアのプレイの特徴として強力なビブラートとチョーキングが挙げられると思う

最近の若いギタリストはプロでもあまり使わないように感じる


とにかく沢山の音譜を詰め込むことに必至なのだ

確かに一昔前よりも速く弾ける人が増えた気がするが・・・


それと引き換えにエモーショナルな部分が希薄なプレイが横行しているのだ


カリスマギタリストである山本恭二氏がある対談で嘆いていた

「ギターってチョーキングとかビブラートが特徴だよね・・」

「これが他の弦楽器と異なる部分だと思うんだよね・・・」


私も同感なのだ

激しいチョーキングやビブラートでアリアのフレットを削り取ってしまった事を反省して最近は自粛していたのだ

特にストラトなどはあまり激しく弾かないように気遣っていたのだ

しかしながら、ストレスが溜まる一方なのだ

「弾く為に買ったギターだからな・・・」

「思い切って弾いた方が楽しいし・・・」


フレットは減ってから考えれば良いのだ

最近は安ギターを使っていた頃に原点に戻ったのだ


今回のレスポールのプレイで特にチョーキングとビブラートに注目していただきたい

近年、素人ギター弾きでここまで過激に弦を揺らす人は少ないと思う

久々にゲイリーのブルースアルバムを引っ張り出して聴き直してみたのだ


フレーズもさることながら、その辺りの感情的な部分に多大な影響を受けているのだ



偶然にもゲイリーの使っていたレスポールと私のエピフォンは似ているのだ


エピフォンでもそれなりに力を込めて弾けば良い音がするのだ

本家ギブソンのレスポールを所有している人が私よりショボい音だったら悲しいと思う・・

ネットなどでも本家比較という事でエピフォンを蔑視する人が多いように感じる


値段が安いからだろうか?



ギターの値段が高ければ、それだけで満足してしまう人も多いようだ

実際のところ、数十万円の飾り物ならば数万円の実機の方が何倍も価値があると思う


まぁ、悦に浸ってギターを眺め、一日中ギター磨きに費やす人の気持ちも分からなくはないが・・

初心者の人も予算と相談して是非とも『楽器』を購入していただきたいと思うのだ


今回はソロ、バッキング共にレスポールを使用しているのだ

ソロとバッキングの音色の違いにも注目していただきたい

ソロ部分ではピックアップも切り替えているのだ

特にミックスポジションとフロントのみの『枯れた音』をご堪能いただきたい

そんなに古いギターではないのに・・
何故だか渋い音が出るのだ

コンター部分から水分が抜けているのだろうか?



何でも詳しい楽器店のお兄さんでも説明できないようだ

「何ですか・・このエピフォンは凄くいい音になってますね」

お兄さんによると当たりのギブソンとハズレのギブソンの中間くらいの音らしい


お兄さんはギターとしての個体を云々と言っているが・・・

私は弾き方しだいでギターは鳴ると信じているのだ



『値段神話』も微妙なのだ






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